語釈1.
電気のたまっている量。電荷の量。たとえばコンデンサには電気をためることができます。またファラデーの法則とは電気量と物質量が比例することを言います。電気量を時間で微分すると電流になります。電池にたまる電気量は容量密度と呼ばれます。電荷を持つもの同士の間には力 F 〔N〕が働きます。電気量の最小の単位は電子の持っている電荷で、素電荷または電気素量 e 〔C〕と呼ばれます。電気量と電圧 V 〔V〕の積は電力量 W 〔J〕(電気エネルギー E 〔J〕)となります。
電気素量に粒子の数と移動度 μ 〔m2/V・s〕をかけると導電率になります。体積 V 〔m3〕あたりの電気量を電荷密度 ρ 〔C/m3〕といいます。
以前は銀電量計1)により測定されました。
- (1) 仁科 辰夫.
山形大学工学部:銀電量計
. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=1780. (参照2007-10-15).