トロッコではなく、自動車で向かう。
坑道の入り口。丸太が野積みされている。真っ暗な坑道へと進む。
対向車がいないかどうか、交差点でヘッドライトを一旦消す。
消した瞬間。真っ暗な闇の中にいるのだと自覚する。
暑い。
切羽。
粘土は柔らかいので、掘削時にさほど粉塵が舞っている様子はない。
地圧で、アーチ状の鋼枠もへし折られそうだ。
天井には、丸太を削った角材が縦横に走って、地圧による崩壊を防いでいる。
電波で誤って雷管が作動することがあるそうだ。
爆薬をしかけて発破作業。
爆発による振動は、遠くまで伝わる。
鋼枠も角材も作業者ひとりが加工し、組み立てる。
自分の採掘切羽は、自分で守る。
昔は歩合給だったそうだ。
そうすると少しでも多く掘り出すために、鋼枠の加工が不十分になり、
事故につながったことも。
作業者はご多分に漏れず、人手不足。
73才の現役作業者もいるそうだ。
採石法
鉱業法
採石法及び砂利採取法
大分類 C 鉱業、採石業、砂利採取業1)
採掘業
- (1) 伊藤智博、立花和宏、仁科辰夫.
電気化学の庵:大分類 C 鉱業、採石業、砂利採取業
. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=6632. (参照2025-02-26).