大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
アルミニウム電解コンデンサのカソード材料に導電性高分子を使った場合、漏れ電流が増える。と言われているが、具体的にデータを示してある例を 僕(白谷)は見たことがない。今までは導電性高分子接触時の漏れ電流は嫌になるくらい測定し、カソード種によって漏れ電流が異なることすら見出して しまった。よって本研究では、電解液に5wt%のアジピン酸アンモニウム水溶液を用いてアルミニウムアノード酸化被膜接触時の漏れ電流について知見 を得、導電性高分子接触時と比較することを目的とする
1.2.4 無機半導体を陰極とする電解コンデンサ このコンデンサは、タンタルやアルミニウムの表面を陽極酸化したものに、陰極として二酸化マンガンや過酸化鉛のような半導体を与えたものである。カソード極引き出しは二酸化マンガンなどの外側にカーボン層を与え、更にその外側に銀膜を作り、それに端子を取り付ける構造のものが多い。この構造のものは、アノード極をタンタルやアルミニウムの粉末を固めて真空中で加熱し、焼結して作る方式が多かったが、電解液陰極電解コンデンサと同様の巻き取り式の素子に電解液の代りに、二酸化マンガンなどを与える方式のものも作られるようになった。この場合は、カソード極板が存在するのでカーボンや銀は不要である。この方式は、固体物質だけで構成されるので、固体電解コンデンサと呼ばれることがある。日本ケミコン製の6V、220μFのタンタル―二酸化マンガン固体電解コンデンサの断面図を図 1 6に示す。そしてその固体電解コンデンサの模式図を図 1 7に示す。
大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。