クエン酸1)と金属硝酸塩を使って正極活物質2)を合成します。ワイヤー電極3)に直接活物質をつけると高速特性を見るのに適しています。
たとえば、合成は硝酸マンガンおよび硝酸リチウムとクエン酸をLi:Mn:クエン酸 =1:2:2のモル比に採取し、少量の蒸留水を加えて溶解させた。この溶液に集電体になる金のワイヤ(φ=0.3mm)を一緒に入れた。ロータリーエバポレータを用いて55℃で脱水と脱ガスすると約20 minで高粘性液体となった。金ワイヤにも高粘性液体がコーティングされた。これを真空乾燥(4 hr,70℃)し嵩だかい吸湿性の粉末(クエン酸錯体)と粉末が表面にコーティングされた金電極を得た。この粉末はX線回折からアモルファスであり,SEM観察によると綿毛状であった。このクエン酸錯体および金電極を空気中で仮焼( 30sec)し、さらに800℃で2 hr加熱して。LiMn2O4粉末およびLiMn2O4薄層電極を得た。試料粉末をXRDで確認したところ、結晶の発達した単相のスピネルLiMn2O4となっていた。
リン鉄酸リチウム4)
マンガン酸リチウム5)
かわせは、2010年に、それまでの研究を液晶場をプローブとした・・・というテーマで卒業論文としてまとめ、山形大学を卒業した6)。
●2006年度(平成18)卒業研究7)
はら8)
●2004年度(平成16)卒業研究9)
はら10)
●2000年度(平成12)卒業研究11)
ゆみこ12)
●1999年度(平成11)卒業研究13)
クエン酸錯体法を使い金集電体上にスピネルを直接合成、1V/sの高速掃引が可能であることを示した。
まさのり14)
硝酸鉄(Ⅲ)九水和物15)
遷移金属酸化物の液相法による合成技術(奨学寄附金407031)16)
実験方法 > 材料&試 > 活物質,材料&試料
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
実験方法 > 電極 > ワイヤー電極,電極
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
実験方法 > 材料&試 > 活物質 > 正極活物 > リン鉄酸リチウム(オリビン),正極活物質
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2007).
実験方法 > 材料&試 > 活物質 > 正極活物 > マンガン酸リチウム(スピネル),正極活物質
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
緒言(C > C1履歴 > 【2006年度(平成18)卒業研究】,C1履歴
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
緒言(C > C1履歴 > 【2004年度(平成16)卒業研究】,C1履歴
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2004).
緒言(C > C1履歴 > 【2000年度(平成12)卒業研究】,C1履歴
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2000).
緒言(C > C1履歴 > 【1999年度(平成11)卒業研究】,C1履歴
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (1999).
(1) クエン酸, Citric acid, C6H8O7, FW = 192.12532 g/mol, (化学種).
(2) 実験方法 > 材料&試 > 活物質,材料&試料
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(3) 実験方法 > 電極 > ワイヤー電極,電極
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(4) 実験方法 > 材料&試 > 活物質 > 正極活物 > リン鉄酸リチウム(オリビン),正極活物質
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2007).
(5) 実験方法 > 材料&試 > 活物質 > 正極活物 > マンガン酸リチウム(スピネル),正極活物質
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(6) リチウムイオン二次電池正極活物質LiFePO4と表面炭素コーティングの関係(仮)
川瀬 巧雄, 卒業論文, (2010).
(7) 緒言(C > C1履歴 > 【2006年度(平成18)卒業研究】,C1履歴
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(8) クエン酸錯体法によるリチウムイオン二次電池正極活物質の合成とハイレート特性評価
原 啓, 修士論文, (2007).
(9) 緒言(C > C1履歴 > 【2004年度(平成16)卒業研究】,C1履歴
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2004).
(10) クエン酸錯体法によって合成したLiMn2O4の形状制御と電池特性の改善
原 啓, 卒業論文, (2005).
(11) 緒言(C > C1履歴 > 【2000年度(平成12)卒業研究】,C1履歴
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2000).
(12) リチウム二次電池正極活物質LiMn2O4のクエン酸錯体法による合成の制御
雨宮 由美子, 卒業論文, (2001).
(13) 緒言(C > C1履歴 > 【1999年度(平成11)卒業研究】,C1履歴
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (1999).
(14) 薄膜LiMx(M=Co,Ni,Mn)Oy電極の作成及び高速電位掃引時の反応可逆性
佐藤 昌則, 卒業論文, (2000).
(15) 硝酸鉄(Ⅲ)九水和物, 仁科研究室(南東側), 仁科 辰夫, (2007).
(16) 遷移金属酸化物の液相法による合成技術(奨学寄附金407031), プロジェクト.
(2) 実験方法 > 材料&試 > 活物質,材料&試料
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(3) 実験方法 > 電極 > ワイヤー電極,電極
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(4) 実験方法 > 材料&試 > 活物質 > 正極活物 > リン鉄酸リチウム(オリビン),正極活物質
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2007).
(5) 実験方法 > 材料&試 > 活物質 > 正極活物 > マンガン酸リチウム(スピネル),正極活物質
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(6) リチウムイオン二次電池正極活物質LiFePO4と表面炭素コーティングの関係(仮)
川瀬 巧雄, 卒業論文, (2010).
(7) 緒言(C > C1履歴 > 【2006年度(平成18)卒業研究】,C1履歴
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(8) クエン酸錯体法によるリチウムイオン二次電池正極活物質の合成とハイレート特性評価
原 啓, 修士論文, (2007).
(9) 緒言(C > C1履歴 > 【2004年度(平成16)卒業研究】,C1履歴
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2004).
(10) クエン酸錯体法によって合成したLiMn2O4の形状制御と電池特性の改善
原 啓, 卒業論文, (2005).
(11) 緒言(C > C1履歴 > 【2000年度(平成12)卒業研究】,C1履歴
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2000).
(12) リチウム二次電池正極活物質LiMn2O4のクエン酸錯体法による合成の制御
雨宮 由美子, 卒業論文, (2001).
(13) 緒言(C > C1履歴 > 【1999年度(平成11)卒業研究】,C1履歴
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (1999).
(14) 薄膜LiMx(M=Co,Ni,Mn)Oy電極の作成及び高速電位掃引時の反応可逆性
佐藤 昌則, 卒業論文, (2000).
(15) 硝酸鉄(Ⅲ)九水和物, 仁科研究室(南東側), 仁科 辰夫, (2007).
(16) 遷移金属酸化物の液相法による合成技術(奨学寄附金407031), プロジェクト.