二次電池の集電体は充電時の酸化耐食性を持つ必要があります。高価な貴金属をのぞけば、不働態皮膜形成による耐食性の金属ということになります。一般的な不働態皮膜は酸化物イオンの存在が必要であり、リチウムイオン二次電池のように有機電解液を使う系では酸化物イオンの存在が期待できません。アルミニウムは有機電解液に含まれるアニオン中のフッ素と反応して不働態皮膜形成を形成できる数少ない金属です。その上、集電体としての電気伝導性、機械的特性、コスト的にも有利であり、さらには不働態皮膜が絶縁性のため電解液の酸化分解の保護にも一役買っています。このようにアルミニウムはリチウム二次電池の実用的な正極集電体として、唯一無二の選択肢と行っても過言ではないでしょう。
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),導電助材1)
○西川幸秀,…らは、2008年に大阪府堺市堺区戎島町4-45-1で開催された第49回電池討論会においてリチウムイオン二次電池のためのフーリエ解析による金、チタン、アルミニウム正極集電体/炭素導電材界面の内部抵抗比較について報告している2)。
セミナー2010@C13)
アルミニウム|有機電解液界面4)
アルミニウム関係5)
実験方法 > 材料&試 > カーボン > 導電助材,カーボン材料
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2007).
リチウムイオン二次電池のためのフーリエ解析による金、チタン、アルミニウム正極集電体/炭素導電材界面の内部抵抗比較
○西川幸秀,立花和宏,仁科辰夫,遠藤孝志 ,第49回電池討論会講演要旨集 (2008).

緒言(C > C1履歴 > 【201 > セミナー2010@C1,【2010年度(平成22)卒業研究】
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2010).

結果と考 > 考察と討 > 電極に内 > 集電体| > アルミニウム|有機電解液界面,集電体|電解液(界面)
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2008).

結果と考 > 卒業論文 > アルミニウム関係,卒業論文、修士論文、博士論文
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2008).
(1) 実験方法 > 材料&試 > カーボン > 導電助材,カーボン材料
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2007).
(2) リチウムイオン二次電池のためのフーリエ解析による金、チタン、アルミニウム正極集電体/炭素導電材界面の内部抵抗比較
○西川幸秀,立花和宏,仁科辰夫,遠藤孝志 ,第49回電池討論会講演要旨集 (2008).
(3) 緒言(C > C1履歴 > 【201 > セミナー2010@C1,【2010年度(平成22)卒業研究】
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2010).
(4) 結果と考 > 考察と討 > 電極に内 > 集電体| > アルミニウム|有機電解液界面,集電体|電解液(界面)
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2008).
(5) 結果と考 > 卒業論文 > アルミニウム関係,卒業論文、修士論文、博士論文
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2008).
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2007).
(2) リチウムイオン二次電池のためのフーリエ解析による金、チタン、アルミニウム正極集電体/炭素導電材界面の内部抵抗比較
○西川幸秀,立花和宏,仁科辰夫,遠藤孝志 ,第49回電池討論会講演要旨集 (2008).
(3) 緒言(C > C1履歴 > 【201 > セミナー2010@C1,【2010年度(平成22)卒業研究】
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2010).
(4) 結果と考 > 考察と討 > 電極に内 > 集電体| > アルミニウム|有機電解液界面,集電体|電解液(界面)
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2008).
(5) 結果と考 > 卒業論文 > アルミニウム関係,卒業論文、修士論文、博士論文
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2008).