🏠
令和6年11月21日 (木)

有機溶媒とオートプロトリシス

機能界面設計工学特論 Web Class 📆 3-3308

山形大学  大学院  物質化学専攻  🔋 C1 📛 立花和宏
🔋 C1 3308

水は絶縁体ではない。水分子がプロトンと水酸化物イオンに解離するからだ。 酸素と水素は共有結合だが、それでもイオン化合物のように解離する。 このように分子が自己解離してプロトンを供与することをオートプロトリシスという。 有機溶媒と言えども電気が流れるのだ。

イオンの断片はイオン重合を引き起こし、有機溶媒は徐々にポリメリゼーションを起こす。 分子鎖が長くなって粘性の増加をもたらす。 有機電解液は導電率が低下し劣化する。 電解液の導電率の低下は、電池の内部抵抗や電解コンデンサの等価直列抵抗を増加させ、エネルギーデバイスは寿命を迎える。

有機電解液に含まれる触媒は、ポリメリゼーションを促進する。 また充放電にともなう電極の分極は、不均一触媒と同等の効果をもたらす。

れっか
Fig γブチロラクトン(GBL)
Fig エチレングリコール(EG)

QRコード
https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/Public/54299/c1/Extra_Syllabus/functional_interface/funci_10.asp
名称: 教育用公開ウェブサービス
URL: 🔗 https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/
管理運用 山形大学 学術情報基盤センター

🎄🎂🌃🕯🎉
名称: サイバーキャンパス「鷹山」
URL: 🔗 http://amenity.yz.yamagata-u.ac.jp/
管理運用 山形大学 データベースアメニティ研究会
〒992-8510 山形県米沢市城南4丁目3-16

Copyright ©1996- 2024 Databese Amenity Laboratory of Virtual Research Institute,  Yamagata University All Rights Reserved.