日時 | |
関係者(共同研究者) | |
クエン酸錯体法では高速充放電可能な活物質が合成できます1)。
●学会発表2)
まさのり3)が高速掃引を試みました。
はらくんがにっこの研究4)を発展させてニッケル混ぜたら4.8V!5)となることを発見しました6)
●学会発表7)
今年の電池討論会で原啓8)は5V級活物質(LiNiMnO)のレート特性がLiMn2O4より小さいことを発見、焼成温度を800から700に下げるとレート特性が改善されることを見出した。
溶媒がきくかな。
Cレートに9)依存性あり。
指数的なとこみると反応抵抗10)か?
JST説明会で説明11)。
直接合成した電極は硝酸マンガン、硝酸リチウム、クエン酸をMn:Li:クエン酸のモル比が2:1:2になるように採取し、これらの少量の蒸留水を加えて前駆体水溶液とした。この前駆体水溶液に集電体となる金ワイヤ(0.3mmφ)12)を浸漬し、ロータリーエバポレータ(ヤマト科学(株) RE-50)13)でアスピレータ減圧加熱(55℃、20分)して水分を蒸発し、前駆体高粘性液体を集電体に付着させた。これを真空乾燥(70℃、4h)して高粘性液体を吸湿性粉末とした。最後に吸湿性粉末が付着した集電体を空気中30秒間マッフル炉にて仮焼したのち、管状電気炉で空気中(800℃、2h)で焼成して、ごく微量のLiMn2O4がまばらに付着した集電体を得た。サイクリックボルタモグラム(以下CVと略す)を測定する有機電解液として、1M LiBF4/PC+DME(1:1vol%)14)、(キシダ化学) を用いた。参照極にはリチウム15)を用いた。電解液中の水分濃度はカールフィッシャー水分計(平沼自動水分測定装置AQV-200)により50ppm以下であることを確認した。