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weeklyレポート
20060612~20060616
目的:(1)0.1 M PBSを用いたC-PRO検量線の作成(2)イネの全量抽出を行い、ストレス負荷の際に使用する部位及びC-PROを吸水させる時間を検討する。
実験:イネを3つのグループに分ける(A・B・C、D・E・F、G・H・I)。各測定条件に合わせて25mMのC-PROを30分間吸わせ、5つの部位の分け全量抽出を行ってX-band ESR装置で測定した。
結果と考察:全量抽出の結果を表3,4,5に示す。各イネの中で1g当たりの物質量[mol/g]が最大の部位を比較すると(表6)、A・B・C では部位4または5(茎部分)で最大値が計測されたが、D・E・F 及びG・H・Iでは部位3(葉の下部)で最大値が計測された。またその量は個体差があるものの、IE水に長く浸けたほうが大きくなった。
今後の課題:X-band ESR装置でのストレス応答計測の実験を行う。