バルブメタルの非水電解液中における不働態化と表面欠陥
○立花和宏、仁科辰夫、遠藤孝志、田中良樹、木俣光正、楊立、尾形健明
発表者の人数 7人
講演分類 S10:キャパシタ技術の新しい展開
講演形式 G:一般講演
全発表者氏名 立花 和宏 (登壇者)
仁科 辰夫
遠藤 孝志
田中 良樹
木俣 光正
楊 立
尾形 健明
講演題目 バルブメタルの非水電解液中における不働態化と表面欠陥
講演概要 バルブメタルであるアルミニウム、ニオブ、タンタルのイオン性液体などの非水電解液中における不働態化と表面欠陥について検討したイオン性液体中でのアルミニウムの不働態化について1)皮膜厚みを変えたタンタル、ニオブ、アルミ2)。
絶縁性の集電体不働態皮膜に炭素粉末が接触すると集電体不働態皮膜の欠陥が活性化されて通電する。したがって集電体|導電助材の接触抵抗[Ωm2]は、集電体不働態皮膜の表面欠陥濃度に依存する。実際不働態皮膜を有するアルミニウム、ニオブ、タンタルをアノード酸化してその接触抵抗[Ωm2]を比較すると、接触抵抗[Ωm2]は皮膜の厚みに比例し、アルミニウム、ニオブ、タンタルの順で増加する。
所属リスト
上海交通大学 化学化工学院 楊 立
山形大学 工学部 物質化学工学科 立花 和宏, 遠藤 孝志, 木俣 光正, 尾形 健
明
山形大学 大学院 理工学研究科生体センシング機能工学専攻 仁科 辰夫, 田中 良樹
よしきは、2006年に、それまでの研究をエネルギー貯蔵デバイスにおけるバルブメタルアノード酸化皮膜の欠陥制御というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業したエネルギー貯蔵デバイスにおけるバルブメタルアノード酸化皮膜の欠陥制御3)。
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学グループ-2004~2005),集電体|導電助材4)

イオン性液体中でのアルミニウムの不働態化について
立花

皮膜厚みを変えたタンタル、ニオブ、アルミ
立花

結果と考 > 考察と討 > 電極に内 > 集電体|導電助材,電極に内在する界面
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2009).