0007.0003.  電極電位の濃度(活量)依存性−ネルンストの式と化学平衡−

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概要

電極電位の濃度(活量)依存性−ネルンストの式と化学平衡−

【結果】Fe3+,Fe2+系の電位[V vs. Ag/AgCl]と濃度比の片対数プロット

ネルンストの式を使って*5)、鉄イオンの濃度を変えたときの酸化還元電位を計算する。0.1M硫酸に硫酸鉄アンモニウム(II)と硫酸鉄アンモニウム(III)を溶解して、0.025M鉄イオン(II)と0.025M鉄イオン(III)の溶液を調整し、これらの溶液を混合して種々の濃度比の電解液を調整する。次に銀/塩化銀電極と電池を組み、補償法およびエレクトロメータによって起電力を測定する。鉄イオン(II)と鉄イオン(III)の濃度比は、濃度比1を中心に片対数方眼紙上で等間隔になるように少なくとも5点以上測定する。片対数方眼紙へのプロットは測定と同時に行うこと。プロットから最小二乗法によって求めた傾きが、RT/nFになることを確認する。

Pt/Fe3+,Fe2+,0.1M H2SO4//KCl/AgCl/Ag

   

溶液の調整(左図) ポテンシャルメータ(中央図) ネルンストのプロット(右図)

?設問:ネルンストの式によれば電位は濃度依存性があるが、それはどうしてか?

?設問:0.025M鉄イオン(II)のみ(鉄イオン(III)=0)の場合、あるいはその逆の場合は、ネルンストの式による電位はどうなるか?

?設問:鉄イオン(II)と鉄イオン(III)の組み合わせとしてフェリシアン化カリウム/フェロシアン化カリウムの系について行った場合はどうか?

【物理量】標準電極電位 E 〔V〕

【計算】

(数式-104)

【化学種】硫酸アンモニウム鉄(�U)硫酸アンモニウム鉄(�U)((NH4)2Fe(SO4)2)硫酸アンモニウム鉄(�V)(NH4Fe(SO4)2)

【反応式】Fe(2+)<->Fe(3+)

  Fe3+ + e- ↔   Fe2+ Eº = 0.77V
(反応-141)

図 Fe3+のLUMO軌道とFe2+のHOMO軌道のエネルギー計算結果
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