富士山レーダードーム
山梨県富士吉田市
工事を指揮した気象庁測器課長の藤原寛人(筆名:新田次郎)が著した小説『富士山頂』を読んでたので、ぜひ一度その現物を見てみたいと思っていたのですが、実現したのはレーダーがその任務を気象衛星に譲り渡した後でした。実際に見たのは2代目マグネトロンでしたがそれでもこれを富士山のてっぺんに据えたというのはすごいと思います。IEEEマイルストーンに認定されて富士吉田市立富士山レーダードーム館として公開されているものの、民間委託されて学芸員もいない展示の仕方に今の日本を感ぜずにはいられませんでした。
1978年に設置した二代目システム(マグネトロン、サーキュレーター)などがあります。
IEEEマイルストーンに認められたシステムを維持管理する博物館に、いくら赤字経営とはいえ学芸員をおかないというのはいかがなものかと思います。
写真撮影不可で図録なしというのもいただけないし、NHKの干渉の仕方もどんなもんなんでしょうか?
【物理量】
気温 T 〔°C〕相対湿度 x 〔%〕降水量 P 〔mm〕気圧 x 〔Pa〕風速 v 〔m/s〕風向 x 〔°〕
風速 v 〔m/s〕:100メートル毎秒
出力 P 〔W〕:1500キロワット
【関連講義】
電気化学の庵,1)
電気化学の庵,2)
電気化学の庵,3)
電気化学の庵,4)
お散歩の中にサイエンスを探し求めて♪,5)
山形大学工学部,6)
【動画】7)
ピカッとさいえんす「電波とアンテナ」
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富士山頂8)
【見学日】
2009年12月