大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
一重項酸素検出試薬⇒#3634@材料;の一つであるTPCが水に溶解したときのpHはいくらになるかなぁ? ひとまず,量子計算でpKaを求めてみよう. 【化学種】2,2,5,5―テトラメチル-3-ピロリン-3-カルボキサミド(TPC)⇒#1223@化学種; 【化学種】プロトン⇒#2@化学種; 【化学種】TPC-H(+)⇒#2782@化学種; 【反応式】TPC-H(+) <-> TPC + H(+) ⇒#523@反応; 【G3MP2B3】 ΔGsolv(TPC-H+) = -0.122519534 Hartree⇒#832@数値; ΔGsolv(TPC) = -0.036020204 Hartree⇒#829@数値; G(TPC-H+) = -536.865733 Hartree⇒#834@数値; G(TPC) = -536.50383 Hartree⇒#833@数値; ∴pKa = 9.5367⇒#835@数値; 【aug-cc-pVTZ】 pka = 5.936445785⇒#854@数値; 【卒論】荒~宙は、2013年に、それまでの研究を水溶液中における一重項酸素の発生系と捕捉剤の検討というテーマで卒業論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#516@卒論;.特に,DRD165ラジカルのpH依存性や緩衝溶液の影響を述べている。 【卒論】小~衣は、2013年に、それまでの研究を非水溶液中における一重項酸素の発生系と捕捉剤の検討というテーマで卒業論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#515@卒論;。 【グラフ】ローズベンガルに光照射したときのTPCのESR信号強度IとpHの関係⇒#1081@グラフ;
低周波ESR法のためのマーカーの開発 慣用的に利用されている電子スピン共鳴(ESR)装置であるX-バンドESR装置を用いても定量的なフリーラジカルの計測を実現することは困難である.そこで,X-バンドESR装置の場合,基準としてマンガンマーカーを用いて,定量性の高い計測法を確立した.しかし,低周波ESR法などで使用されているL-バンドESR装置には,X-バンドESR装置で利用されているマンガンマーカーのような基準として利用可能な試料は存在しない.そこで,定量性の高い測定を実現するためには,L-バンドESR装置のマーカーの開発が必要不可欠である. L-バンドESR装置を用いて測定しているラジカル種は,主にTEMPOL⇒#2998@材料;などのニトロキシルラジカルである.このラジカルの特長は,g値がg=2.0055であることおよび窒素原子の核スピン量子数がI=1であるため,超微細構造をもつことである.また,TEMPOLの超微細結合定数(hyperfine coupling constant; hfcc)は,約1.7 mTである.この条件より,マーカーに利用可能物質の条件は,g < 1.823,1.917< g < 1.967,2.044 < g < 2.103,g < 2.200 のg値に比較的シャープな線形のESR信号を有し,安定な物質である. また,マーカーとしての利用が目的であるため,有機ラジカルのように分解され,時間が経過するにつれて信号強度が変化する物質は不適切である.そこで,金属酸化物中のラジカルを初めとする比較的安定な物質を用いることにした.文献などを調べた結果,酸素空孔と同定されている酸化亜鉛(ZnO)⇒#604@材料;がg=1.964~1.956において,非常にシャープなESR信号を有していることが分かった.⇒#16009@業績; ZnOのみのESRスペクトル⇒#13@グラフ; ZnOとTEMPOL水溶液(無負荷中)⇒#11@グラフ; ZnOとTEMPOL水溶液(生理食塩水)⇒#12@グラフ; ZnOとラットを一緒にいれたときのESRスペクトル⇒#14@グラフ; 低周波ESR法によるTEMPOLと酸化亜鉛を一緒に測定したときのESRスペクトル⇒#4@グラフ;
携帯電話の電波と波動⇒#498@講義;
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