大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
系譜 工業化学 機能界面設計工学特論 では、 「 機能界面設計工学特論(2022年) 」 の中で、 「原子層鉱物の機能開拓に向けた計算・計測連携研究会」について 述べられています ⇒#5162@講義;。
23.1℃ 29% 980hPa 調製した1MLiNO3水溶液をそれぞれ常温・冷蔵・冷凍状態にわけて40分ほど放置した.その後,導電率計(HORIBA LAQUAtwin-EC-33B)を使用して導電率を計測した. 水溶液の温度は棒温度計にて計測 導電率計にて計測された温度は()内に示す. 23.0℃(22.6℃)の時 57.0mS/cm 18.2℃(20.2℃)の時 31.1mS/cm 3℃(15.0℃)の時 16.89mS/cmという結果となった. 冷凍した溶液はシャーベット状になっており,結晶が析出していた. 冷蔵した溶液は温度は下がっていたものの,見た目に変化はなかった. 失敗談 導電率計が自動温度換算をしているため,計測した数値がややこしい. 改善点 別の導電率計を用いての計測や,溶液の冷蔵・冷凍時間などを変えてまた計測したい.
磁気共鳴計測法に関する研究 ・活性酸素消去能評価法に関する研究⇒#114@ノート; ・ESR法によるガラスの酸化力評価⇒#101@ノート; ・低周波ESR法のためのマーカーの開発 慣⇒#100@ノート;
低周波ESR法のためのマーカーの開発 慣用的に利用されている電子スピン共鳴(ESR)装置であるX-バンドESR装置を用いても定量的なフリーラジカルの計測を実現することは困難である.そこで,X-バンドESR装置の場合,基準としてマンガンマーカーを用いて,定量性の高い計測法を確立した.しかし,低周波ESR法などで使用されているL-バンドESR装置には,X-バンドESR装置で利用されているマンガンマーカーのような基準として利用可能な試料は存在しない.そこで,定量性の高い測定を実現するためには,L-バンドESR装置のマーカーの開発が必要不可欠である. L-バンドESR装置を用いて測定しているラジカル種は,主にTEMPOL⇒#2998@材料;などのニトロキシルラジカルである.このラジカルの特長は,g値がg=2.0055であることおよび窒素原子の核スピン量子数がI=1であるため,超微細構造をもつことである.また,TEMPOLの超微細結合定数(hyperfine coupling constant; hfcc)は,約1.7 mTである.この条件より,マーカーに利用可能物質の条件は,g < 1.823,1.917< g < 1.967,2.044 < g < 2.103,g < 2.200 のg値に比較的シャープな線形のESR信号を有し,安定な物質である. また,マーカーとしての利用が目的であるため,有機ラジカルのように分解され,時間が経過するにつれて信号強度が変化する物質は不適切である.そこで,金属酸化物中のラジカルを初めとする比較的安定な物質を用いることにした.文献などを調べた結果,酸素空孔と同定されている酸化亜鉛(ZnO)⇒#604@材料;がg=1.964~1.956において,非常にシャープなESR信号を有していることが分かった.⇒#16009@業績; ZnOのみのESRスペクトル⇒#13@グラフ; ZnOとTEMPOL水溶液(無負荷中)⇒#11@グラフ; ZnOとTEMPOL水溶液(生理食塩水)⇒#12@グラフ; ZnOとラットを一緒にいれたときのESRスペクトル⇒#14@グラフ; 低周波ESR法によるTEMPOLと酸化亜鉛を一緒に測定したときのESRスペクトル⇒#4@グラフ;
本日の授業参観は志田先生の環境計測化学で 3,4校時に行われます。 宜しくお願い致します。 学科長 多賀谷英幸 教室長 大場好弘
大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。