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会議というものは生まれてはじめてだからとんと様子がわからないが、職員が寄ってたかって、自分勝手な説をたてて、それを校長がいいかげんにまとめるのだろう。まとめるというのは黒白を決しかねる事柄についていうべき言葉だ。この場合のような、だれが見たって、不都合としか思われない事件に会議をするのは暇つぶしだ。だれがなんと解釈したって異説の出ようはずがない。こんな明白なのは即座に校長が処分してしまえばいいのに。ずいぶん決断のないことだ。校長ってものが、これならば、なんのことはない、煮え切らないぐずの異名だ。
1906年、夏目漱石が39歳のときに執筆した「坊ちゃん」より
会議なんて100年たってもちっとも変わらんなぁ。。。