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関係者(共同研究者) | |
Shibboleth Idp 2.1.2へのバージョンアップ
学術認証フェデレーション(UPKI-Fed)試行運用参加説明会1)に参加し、海外のSPなどでは、Shibboleth 1.3も利用されているため、Shibboleth 1.3/2.0の2つの仕様に対応したShibboleth IdPを構築することが必要であることがわかった。
UPKI-学術認証フェデレーション2)の技術ガイド(https://upki-por…)によると、それほど面倒な設定はないようだったので、ひとまず、Shibboleth 2.0からShibboleth 2.1.2へのバージョンアップを行った。
また、山形大学のShibboleth Metaデータを管理しているデータベースの構造をShibboleth 1.3/2.0の2つのバージョンに対応したメタデータを格納できるようにフィールドの拡張を行った3)。また、データベースを表示するaspページのコードも対応した。
バージョンアップしたら、なんだか、eduPersonTargetedIDの形式が変わったぞ?
以前までは、ハッシュ形式だったのに、2.1.2からはUUID形式(Type4)になっている?
UPKIに参加している他の人に聞いてみよう!!(https://upki-por…)
なるほど、こんなところ(https://upki-por…)にソースコードが管理さているのかぁ。ソースコード読んだほうがはやそうなので、ひとまず、読んでみました4)。<国立情報学研究所5)の山地先生、ありがとうございます。
その後、京産大の秋山より、バグの報告がShibbolethプロジェクトのJIRAに掲載されており、shibboleth-commons 1.1.3で改善されるとのことであった(https://upki-por…)6)。
改善されたShibboleth 2.1.xのパッケージがリリースされるまでは、StoredIDでなく、ComputeIDを利用することで回避できるのではないか?
Shibboleth IdP 2.1.3にバージョンアップしたところ、改善されてるようだ7)。
Shibboleth 2.0.0(初期)
https://upkishib…!https://amenity2…!jBPwOdZkz6mm84RdCNegfPNWu8c=
Shibboleth 2.1.2(更新後;メタデータ更新後)
https://upkishib…!https://amenity2…!0b000ab7-2fa7-4ebf-b387-fdd63dc15cf6
Shibboleth 2.1.2(更新後;メタデータ更新後;ComputedID)
https://upkishib…!https://amenity2…!jBPwOdZkz6mm84RdCNegfPNWu8c=
旧バージョン: Shibboleth IdP 2.0.0
新バージョン: Shibboleth IdP 2.1.2
メタデータテンプレート:https://upki-por…
【構築記録】
・UPKI用Shibboleth IdPの構築記録(OS環境の設定 No.1)8)
・UPKI用Shibboleth IdPの構築記録(OS環境の設定 No.2)9)
【関連講義】
・サイバーキャンパス「鷹山」,UPKI関係資料10)
【関連URL】
シボレスIdP用メタデータ生成支援ツール
https://a.yamaga…
シボレスSP用メタデータ生成支援ツール
https://a.yamaga…