語釈1.
導電助材、導電材。電池の中で、電気の通りを良くする物質です。主に炭素が用いられますカーボン材料1)。
電池は、電気をためておくだけでなく、その流れが良くなければ働きません。
電池において活物質自身が電気を流しづらいときに、活物質に混ぜて使います。
混ぜたものを合材と言います。
実際には、活物質は電気を物質に変換して蓄えるだけの物質であって、
電子を運ぶ役目の導電助剤とイオンを運ぶための電解液が接触していると考えられます。
また、集電体との接触抵抗を低減するにも導電助剤が重要な役割を果たしています。
- (1) 伊藤 智博、仁科 辰夫.
卒業研究(C1-電気化学2004~):カーボン材料
. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=1067. (参照2006-12-11).