外観検査について考えよう

量目検査とちがって、量目が指定しづらい外観検査は、機械化が難しい。

外観によって不適合品が生じる可能性のある工業製品をひとつ選びましょう。

外観検査の社内標準 1 ) を考えてみよう。 ワーカーが、正しく合否判定をするには、どんな項目が必要か?

選んだ工業製品の 限度見本 を図示してみよう。

ワーカーが判断に迷うケースの対応を考えてみよう。

合否判定ミスが生じる原因について議論してみよう。

熟練工が担ってきた外観検査だが、 高齢化と人手不足のため、 機械学習を使った AI による外観検査が進んでいる。 しかしAI にも課題が多い。 AI による外観検査の課題を調べ、 人による外観検査と、コスト、メリット、リスクの点から比較してみよう。

歴史 的には、大量生産がはじまったころは、製造された製品のばらつきがおおきく、検査によって製品を選別するという 「製品の管理」が一般的であった。(検査重点主義)

技術が進み、製造条件を決め安定した工程で製造ができるようになると・・・ 「製品の管理」から「工程の管理」へと移行し、(工程管理重点主義)

安定して機能を発揮できるような製品を設計することや、安定した製造を実現できる工程を設計すること(新製品開発重点主義)

2 ) 3 ) 4 )

工場で、 製品 が定められた規格を満たしているかどうかを調べることを検査(inspection)といいます。 5 )

  1 検査の区分
種類 分野 調理との対比 学校との対比
受入検査 素材の厳選 入学試験( アドミッションポリシー
工程間検査 調理中の味見 ( カリキュラム・ポリシー)
完成品検査 盛りつけなど外見 卒業研究発表会、公聴会
出荷検査 ( ディプロマ・ポリシー)
6 )

PDCA のチェック(C)


👨‍🏫 ワークショップについて

ワークショップを楽しみましょう 7 ) 。 グループ人数は、5〜6名とします。 7名を超えないようにしてください。

初対面の場合は、自己紹介をしましょう。 雑談をして、アイスブレイクしましょう。

リーダー(司会進行)を決めてください。 そのほかのメンバーの 役割(記録係、資料作成係、プレゼンター( 登壇者))を決めてください。

グループ名を決めてください。

記録係は、試験答案用紙表面の最上部に、授業科目名、グループ名を記入してください。 メンバーは、記録係に従い、学籍番号、氏名、役割を直筆署名してください。 その際、 筆頭著者を登壇者の氏名の前に〇をつけてください。

討論を開始したら、記録係は討論の内容を裏面に記録してください。

討論がまとまったら、資料作成係は、試験答案用紙表面グラフィカルアブストラクト に表現してください。

グラフィカルアブストラクトを撮影し、WebClassにアップロードしておくと復習に便利です。

登壇者は、プレゼンテーションのイメージをしましょう 8 ) メラビアンの法則を意識して、 非言語表現も工夫しましょう 9 )

グループ名が指名された後で、じゃんけんなどで登壇者を決めるのは、授業進行の妨げとなりますので、 必ず、討論前に 登壇者を決めてください。

記名だけして、討論に参加しない場合、不正行為として扱うことがありますので、必ず討論に参加してください。 自分から参加できなそうな人には、積極的に声がけをお願いします。 期末の 成績評価申請 時に、グループ名やメンバー、討論の内容を思い出せるよう、答案用紙を撮影することを推奨します。

ランダムにグループを指名し、壇上で、 プレゼンテーションしてもらいます 10 ) 。 質疑応答の際も、グループを指名しますので、指名されたグループのプレゼンターが質問、コメント、アドバイスをしてください。 ディベートとしての反対意見は、大歓迎です。

資料作成係は、討論の内容をポスターとして、試験答案用紙の裏面にまとめてください。 資料作成係に従って、他のメンバーが代筆してもかまいません。

*

✍ 平常演習

平常演習の配点と取り扱いについて

平常演習の配点は、授業1回ごとに、一律加点です。 平常演習には、ワークショップ、意見交換、発表、質疑応答など授業時間内の学習活動を含みます。 そのほかに授業時間外の0.5時間の学習活動を含みます。 平常点は、学期末に WebClass成績評価申請書 に申告していただき集計します。

授業時間外の活動の一助としてWebClassへの提出を推奨します。〆切は講義後1週間です。 ただし平常点の加点は、授業時間内の学習活動も含みます。 WebClass への提出のみでの、平常点の申告はご遠慮ください。

WebClass への平常演習提出は、推奨しますが、必須ではありません。 提出されていなくとも、 成績評価申請書 に、各回の授業時間以外の0.5時間の取り組みが申告されれば十分です。未提出だからと心配することはありません。

成績評価申請書 では、それぞれの授業で何を学び身につけたかを申告してもらいます。 WebClass に提出したかどうかより、身につけることを優先してください。 授業で取り上げたトピックや、グループワークの意見交換の内容は、期末までノート 11 ) などに記録しておくことを推奨します。 逆に授業に参加していないのに、WebClassの出席や提出だけの場合は不正行為として扱うことがあります。 平常の取り組みだけで、「到達目標を最低限達成している。成績区分:C」となります。 評点が60点に満たない場合は、不合格となります。 欠席した場合、課外報告書へ取り組むことで挽回してください。 出席が60%に満たない場合、課外報告書を提出しても、単位認定できません。


参考文献


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https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/Public/53225/_99/q_158_QC_04.asp
名称: 教育用公開ウェブサービス
URL: 🔗 https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/
管理運用 山形大学 学術情報基盤センター

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