IoTを駆使した鉛電池の劣化メカニズムの推定とバッテリーマネジメントシステムの最適化
浜津貴大1,本田敦哉1,伊藤智博2,立花和宏2,仁科辰夫2
山形大工1,山形大学術2
・序論
自動車、太陽電池、バックアップ用として使用されている鉛電池は今後ますますの需要が見込まれる。しかしながら鉛電池はサイクル寿命が短く、重量がかさむために、その交換のための出張・人件費がコストを増大させるという課題がある。そこで本研究ではIoTを駆使して鉛電池の劣化メカニズムを推定し、将来のネットワーク社会に最適な鉛電池の活用システムについて提案することを目的とする。
・実験方法
POTENTIOSTAT/GALVANOSTATによる
鉛電池の充放電曲線を手動測定とWeb測定で
行い、それぞれを比較した。
・実験結果
クラウドを用いて電池の電力監視を行い、
鉛電池の内部抵抗を求めるができた。
・結論
ネットワークを通じて内部抵抗の上昇の程度を測定によって大量の鉛電池のサルフェーションの状態をビックデータとしてデータベースに蓄積できる可能性を見出した。