電解液の分解は電流経路の寸断を引き起こし、電池の内部抵抗を増加させ、電池の劣化につながります。電気分解なので分子が壊れて二酸化炭素などの気体が発生すると、電極が崩壊し、粒子間の接触状態が悪くなり接触抵抗が大きくなります。気体発生に至らないまでもアニオンやカチオンが発生するとカチオン重合やアニオン重合が進行し、電解液の粘度上がり、導電率が下がり、こちらも内部抵抗の上昇につながります。 有機物の極性と誘電率の関係。アニオン半径とカチオン半径、塩の溶解度の関係。粘度とストークス半径と移動度の関係。濃度と導電率の関係。 '図 炭酸プロピレン(PC)©Copyright 2018 Takaaki Shraya, C1 Laboratory all rights reserved. 【化学種】プロピレンカーボネート1) 【材料】プロピレンカーボネート 表 電気化学で使われる有機溶媒(1) プロピレンカーボネート, , C4H5O3, = 101.0819 g/mol, (化学種).