正極に LiMn2O4 を用いたリチウム二次電池の充放電挙動-集電体と電解液の組み合わせの影響-/大阪豊中
集電体にアルミニウムとステンレスを使ったときで電解質との相性が異なる。
Fig.6 アルミニウム-LiClO4/PC+DMEの組み合わせによるサイクリックボルタモグラム
アルミニウム-LiPF6/EC+DECの組み合わせによるサイクリックボルタモグラム
ステンレス-LiPF6/EC+DECの組み合わせによるサイクリックボルタモグラム
Fig.4 ステンレス-LiClO4/PC+DMEの組み合わせによるサイクリックボルタモグラム
Fig.3 集電体と電解液の組み合わせによるLiMn2O4のサイクル数に対するiRドロップの変化の割合
Fig.2 集電体と電解液の組み合わせによるLiMn2O4のサイクル数に対する充電容量の変化の割合
第38回電池討論会-大阪豊中市1)
かたくらは、1999年に、それまでの研究をリチウム二次電池用正極活物質の評価法の標準化-各種正極構成材と電解液の組み合わせ-というテーマで卒業論文としてまとめ、山形大学を卒業した2)。
===コメント===
エネルギーデバイス…は、電池やキャパシタは正極と負極からなります。電子絶縁体として誘電体や電解質が使われます。 電池の電極は、集電体、活物質、導電助材、結着材、電解液などからなることが知られている3)。
松木健三、立…らは、1999年にLiMn2O4系に対する導電付与材、集電体&電解液の効果について報告し、リチウムイオン二次電池の正極活物質であるマンガン酸リチウム4)系の電池反応において導電付与材、集電体&電解液がどのような影響をおよぼすか検討した5)。 199…と述べている6)。
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),電池性能と合材スラリー7)

【学会】第38回電池討論会@大阪府豊中市
立花 和宏, 研究ノート, (2010).

緒言(C > 製品調査 > エネルギーデバイス,製品調査
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2005).
正極に LiMn2O4 を用いたリチウム二次電池の充放電挙動-集電体と電解液の組み合わせの影響-
○片倉英至,立花和宏,第38回電池討論会講演要旨集 (1997).

結果と考 > 書籍等 > Li電極 > 第9節 > 電池性能と合材スラリー,第9節 電極材料の塗布・乾燥プロセスと電極評価、電池性能評価
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2009).
立花 和宏, 研究ノート, (2010).
(2) リチウム二次電池用正極活物質の評価法の標準化-各種正極構成材と電解液の組み合わせ-
片倉 英至, 山形大学 物質化学工学科, 卒業論文 (1999).
(3) 緒言(C > 製品調査 > エネルギーデバイス,製品調査
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2005).
(4) マンガン酸リチウム, , LiMn2O4, = 180.8146 g/mol, (化学種).
(5) 正極に LiMn2O4 を用いたリチウム二次電池の充放電挙動-集電体と電解液の組み合わせの影響-
○片倉英至,立花和宏,第38回電池討論会講演要旨集 (1997).
(6) LiMn2O4系に対する導電付与材、集電体&電解液の効果
松木健三、立花和宏, マテリアルインテグレーション, Vol.12, N. pp.35-42, (1999).
(7) 結果と考 > 書籍等 > Li電極 > 第9節 > 電池性能と合材スラリー,第9節 電極材料の塗布・乾燥プロセスと電極評価、電池性能評価
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2009).