熱機関

語釈1.

内燃機関ともいいます。高温熱源から低温熱源へ移ろうとする熱エネルギー Q 〔J〕を力学エネルギーに変えるエネルギー変換システムのことです。エネルギー変換サイクルで繰り返し動作します¹⁾²⁾。

逆に低温から高温に熱を移動させるシステムを逆熱機関と言います。蒸気機関技術史³⁾、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、ガスタービンなど。自動車はガソリンエンジンで動きます。熱力学温度の定義にも利用されます。低温熱源から高温熱源に熱を移動させる場合を逆熱機関と言います⁴⁾⁵⁾。

• (1) 田 薫、原納 淑郎、鈴木 啓三. 応用物理化学II. 培風館, 1990. .
• (2) 小出昭一郎著. 物理学. 裳華房, 1997. .
• (3) 伊藤智博、立花和宏、仁科辰夫. 電気化学の庵：技術史. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=1038.  (参照2006-11-12).
• (4) 中村英二、吉沢康和. 新訂物理図解. 第一学習社, 1984. .
• (5) 数研出版編集部. 視覚でとらえるフォトサイエンス物理図録. 数研出版, 2006. .