1.
常温より高い温度1)。水が蒸発したり、鉄が磁石の性質を失ったり、プラズマができたりします。高温の物質からは黒体放射で光が発せられるので白熱電球などに使います。ステンレスの焼きもどし加工などにも使います。加熱にはヒーターなどで伝導、対流、輻射を使うほか、絶縁体を加熱する誘電過熱や導体を加熱する誘導過熱があります。燃料電池は高温で運転するものが多いです。
水の沸騰する温度:100℃
ロウソクの炎:約700℃
ハーバーボッシュ法によるアンモニア合成:約600℃2)
食塩が融解する温度:約800℃
研究室の電気炉:約1000℃
タングステン3)の融解する温度:約3500℃
太陽の表面温度:約6000℃
高温での作業は思わぬ事故を招くことあります。安全のため慎重に操作しましょう4)。