大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
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A.講義では、技術・工学としてのエネルギー化学における「量と単位」の重要性と物理学の歴史的変遷について学びました。エネルギー化学工業は、熱や電気などのエネルギーを用いて物質を製造する学問であり、目に見えない電気エネルギーを正しく評価するには、量的な実感と単位の理解が不可欠です。ニュートン力学から産業革命、ボルトやファラデーによる電気化学の進展を経て、電力量(kWh)を製品やコスト、二酸化炭素排出量といった具体的な対象と紐付けて定量的に捉える基礎概念を深く理解しました。 本日のグループワークでは「1キロワットアワー(kWh)で作れるもの」をテーマに、電力量と実際の物質・製品の生産量との関係について議論しました。例えば1kWhの電力により、約75gのアルミニウム(溶融塩電解)が製造できる一方で、約500gの二酸化炭素が排出されるといった定量的な比較を行いました。
A.未解答
A.講義では、日常生活を支える動力をはじめとするエネルギーの種類と相互変換、およびエネルギー保存則とエクセルギーの概念について学びました。電気や熱、化学エネルギーなどの相互変換においては、効率が100%に達することはなく、有効な仕事として利用できない廃熱(アネルギー)が生じることを確認しました。世帯あたりのエネルギー消費構造やスマートグリッド、低炭素住宅(LCCM住宅・ZEH)の仕組みを理解し、持続可能な社会の実現に向けたエネルギー管理の重要性を深く学びました。 本日のグループワークでは「1キロワットアワー(kWh)で走れる距離」をテーマに、テスラなどの電気自動車(EV)を具体例として議論しました。バッテリー容量と車両の電費性能(km/kWh)から1kWhあたりの走行可能距離を試算し、ガソリン車とのエネルギー効率の違いやCO2排出量の削減効果について検討しました。私は班内での数値計算の提示と発表要旨の原案作成を担当しました テスラのバッテリー(約60kWh)や家庭用蓄電池の容量と比較しながら、移動手段としてのEVのエネルギー効率について復習を行いました。住宅のV2H技術を活用してEVの蓄電池を家庭用電源へ再利用する利点や、バッテリー状態の把握(インスペクション)の必要性を把握し、エネルギーの有効活用と移動体への応用展開の可能性を改めて実感しました。
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A.講義では、材料の電気伝導とバルクの材料物性、およびエネルギー変換と物質の関係について学びました。物質の物性には力学・電気・光・熱・化学物性があり、特に電気伝導や抵抗率は導体や電解液の性能を決定づける重要因子です。また、電気エネルギーを用いて物質を生成するソーダ工業やアルミニウム製錬などの電気化学工業の仕組みを理解するとともに、エネルギー保存則のもとでも変換過程で熱エネルギー(アネルギー)として散逸し効率が100%にならないエクセルギーの概念について深く学びました。 本日のグループワークでは「送電に伴う電気ロス(送電損失)」をテーマに、ジュールの法則 に基づいたエネルギー損失のメカニズムについて議論しました。送電線の抵抗率や電流値が電力ロスに与える影響を整理し、高圧送電や導電性の高い導体材料の適用によって損失を最小限に抑える重要性を共有しました。私は班内での議論の進行と発表要旨の執筆を担当しました。 アルミニウムや銅の電気抵抗率と送電効率の関係について深掘りして復習を行いました。長距離送電において発生する送電ロスを削減することは、発電現場でのエネルギー効率向上だけでなく、CO2排出量削減などの環境負荷低減に直結します。材料物性の理解を実際のエネルギーインフラの最適化へ応用する重要性を改めて実感しました。
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A.講義では、電気エネルギーの基本的性質と回路計(テスター)を用いた電圧・電流の正確な測定方法、ならびにファラデーの電気分解の法則について学びました。電気エネルギーは電圧、電流、時間の積で表され、パワー(電力)との違いを明確に理解することが重要です。また、回路計の使用法やJISで定められた電気用図記号、ファラデー定数(96485 C/mol)を用いたクーロメーターによる電気量測定の仕組みを通じ、電気と化学反応が不可分であることを深掘りして学習しました。 本日のグループワークでは「人の手のひらに1円硬貨(アルミニウム)と10円硬貨(銅)を載せ、回路計で電圧を測定する実験」を行いました。手のひらの汗(電解液)を介してイオン化傾向の異なる2種類の金属が接することで、起電力が生じるボルタ電池の原理を実証しました。測定時の接触抵抗や電圧値の挙動について検討し、私は班内での意見集約と発表要旨の執筆を担当しました。 人体を介した電位差の発生メカニズムと回路計の内部抵抗が測定値に与える影響について復習を行いました。身近な金属と電解質によって電池が構成される仕組みを理解することで、化学エネルギーから電気エネルギーへの変換原理と正確なデータ計測の大切さを改めて実感しました。
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A.講義では、セルの基本構造と電池式の表記法、ならびに電極の呼称定義(アノード・カソード、正極・負極)について学びました。電解槽や電池などのセルは、二つの電極と電解質からなる電気化学の三要素で構成され、酸化反応が起こる電極をアノード、還元反応が起こる電極をカソードと定義します。ホール・エルー法によるアルミニウムの溶融塩電解プロセスや、1円(アルミニウム)と10円(銅)硬貨を用いた11円セル(ガルバニ電池)の起電力発生メカニズムを通じ、化学エネルギーと電気エネルギーの相互変換の基礎原理を深く理解しました。 本日のグループワークでは「等電位線と電気力線」を描く演習を行いました。電極間に生じる電位分布において、等電位線と電気力線が常に直交する性質や、電位勾配が電場の強さに対応する関係性を図解により確認・検討しました。セル内部における電荷移動や物質移動の挙動を理解する上での重要性を共有し、私は班内での議論のファシリテーションと発表要旨の執筆を担当しました。 描画した等電位線と電気力線の関係性をもとに、実際のセル内部における電流密度分布や電位分布が電極反応に与える影響について復習を行いました。セル設計において均一な電位・電流分布を確保することが、過電圧の抑制やエネルギー効率の向上、ならびに局所的な電極劣化の防止につながることを改めて実感しました。
A.未解答
A.講義では、ファラデーの電気分解の法則と電気めっきおよび銅クーロメーターの原理について学びました。目に見えず直接測定が困難な電気量($Q$)は、電析した物質量($n$)と比例関係にあり、ファラデー定数($F \approx 96485\text{ C/mol} \approx 26.8\text{ Ah/mol}$)を媒介として定量的に計測できます。また、回路計で測定される電圧・電流・抵抗の関係や、アノード・カソードにおける電極界面の反応機構、電池式の表記法を理解し、電気化学反応における速度論と物質量の相互関係について深く学習しました。 本日のグループワークでは「電気めっき」をテーマに、電流密度や通電時間が金属の析出量・膜厚に与える影響について議論しました。ファラデーの法則を用いて目標とする析出質量(例:銅の析出量)から必要な通電時間や電流値を算出するプロセスを検討し、めっき品質を維持するための管理条件を共有しました。私は班内での計算手法の提示と発表要旨の執筆を担当しました。 電気めっきにおける電流効率や副反応(水素発生等)が実際の析出量に及ぼす影響について復習を行いました。理論上のファラデー法則による計算値と実際の析出効率を比較し、適切な過電圧や電解液組成の制御が製品の耐食性や意図した膜厚(ハイクオリティ)の確保に不可欠であることを改めて実感しました。
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A.講義では、電池の起電力の発生メカニズムとネルンストの式、および参照電極の重要性について学びました。イオン化傾向や酸化還元電位の異なる2種類の電極(貴な金属と卑な金属)を組み合わせることで起電力が生じ、その値はネルンストの式に従って活性度や温度に依存します。水溶液系における水の理論分解電圧(1.23V)や、界面での電気二重層の形成、オーミックコンタクトおよびショットキーコンタクトの相違について理解を深め、高エネルギー密度電池の設計思想を深く習得しました。 本日のグループワークでは「銀・塩化銀電極(Ag/AgCl)」の作製方法をテーマに議論を行いました。銀線を塩化物イオン存在下でアノード酸化して塩化銀皮膜を形成させるプロセスや、内部電解液(飽和KCl水溶液等)との平衡関係による電位保持の原理を検討しました。測定基準となる参照電極としての再現性や安定性の確保について議論した。 銀・塩化銀電極の単極電位の算出と、標準水素電極(NHE)に対する電位換算について復習を行いました。正確な電位測定を行うためには、液絡部の液接電位や温度係数を考慮した参照電極の適切な維持管理が不可欠であり、過電圧や各種電極反応の定量的解析を可能にする基盤技術であることを改めて実感しました。
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A.講義では、工業電解における分解電圧と過電圧、ターフェルの式、および電力効率について学びました。水の理論分解電圧(1.23 V)に対し、実際の電解槽では電極反応の速度論的制約に由来する活性化過電圧や物質移動に伴う濃度過電圧、溶液抵抗等によるオーム損が生じるため、槽電圧は上昇します。過電圧と電流密度の関係を示すターフェルの式を理解し、不要なエネルギー損失を最小限に抑えて電力効率を高めるための電気化学的なアプローチについて深く学習しました。 本日のグループワークでは「工業電解プロセスの過電圧を小さくする方法」をテーマに議論を行いました。過電圧の抑制には、触媒活性の高い電極材料の選定による交換電流密度の向上や、電極の多孔質化・表面積増大、液循環や撹拌による濃度過電圧の低減、電解液の温度上昇や電極間距離の短縮によるオーム損の削減が有効であることを共有しました。私は班内での意見取りまとめと要旨の執筆を担当しました。 ターフェルの式のパラメータ(交換電流密度や過電圧)と水電解の電力消費量(kWh/Nm?-H?)の関係について復習を行いました。過電圧を低減させる具体的なプロセス設計が、大規模な水素製造やソーダ工業等のエネルギー効率向上および製造コスト削減に直結することを改めて実感しました。
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A.講義では、ポテンショスタットを用いたサイクリックボルタンメトリー(CV)および交流インピーダンス法をはじめとする電気化学測定法について学びました。ポテンショスタットは参照電極に対して作用電極の電位を精密に制御する装置であり、作用極・対極・参照極の3極式セルを用いて分極曲線やサイクリックボルタモグラムを測定します。電位掃引に伴う応答電流から反応速度や可逆性、過電圧や溶液抵抗(内部抵抗)を定量的に解析し、各種電極反応のメカニズムを可視化する手法の有用性を深く習得しました。 本日のグループワークでは「電気化学測定法」をテーマに、ボルタンメトリーやクロノアンペロメトリー、交流インピーダンス法の測定系と活用場面について議論しました。ポテンショスタットを用いた電位・電流制御により、電極活性や反応可逆性、セル内部抵抗を評価するプロセスを検討し、測定目的に応じた手法選定の重要性を共有しました。私は班内での意見集約と発表要旨の執筆を担当しました。 ポテンショスタットの制御回路とRC直列回路モデルにおける応答挙動について復習を行いました。CV測定における電位掃引速度の変化や、交流インピーダンス測定で得られる複素平面プロット(ナイキストプロット)から電解液抵抗や電荷移動抵抗を分離評価する原理を整理し、電池や電解システムの材料評価に役立つ計測技術の基盤を改めて実感しました。
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A.講義では、物理量や化学量を電気信号に変換するセンサーの役割と、強電・弱電における情報変換の仕組みについて学びました。信号や情報を扱う弱電分野において、センサーは目に見えない物理量を電圧変化として抽出し、AD変換器を経てデジタルデータ化する重要な役割を担います。サーミスタや熱電対といった温度センサーをはじめ、pHガラス電極や気圧・加速度センサーなどが収集するアナログ情報を数値データへ変換し、スマートグリッドやIoTによる自動制御・管理へつなげるプロセスの基礎を深く理本日のグループワークでは「温度センサー」をテーマに、サーミスタや熱電対の電気抵抗・熱電力変化に基づく測定原理と活用場面について議論しました。サーバーラックの熱管理やスマートハウス、プロセスオートメーションにおいて、温度変化をリアルタイムで検知し、AD変換を介して冷却系やヒーター(アクチュエータ)を制御する重要性を検討しました。私は班内での討論の進行と発表要旨の執筆を担当しました。解しました。
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A.講義では、金属の腐食・不働態化機構およびアノード酸化を用いた表面処理技術について学びました。多くの金属は酸化により腐食しますが、アルミニウムやステンレスのように表面に緻密な酸化物皮膜を形成することで溶出を防ぐ状態を不働態と言います。アルミニウムのpH電位図(プールベダイアグラム)が示すように、中性領域で安定な酸化皮膜が生成する特性を利用し、電解処理によって人工的に耐食性・耐候性に優れた皮膜を形成させるアノード酸化(アルマイト処理)の電気化学的原理を深く理解しました。 本日のグループワークでは「アルマイトの作り方」をテーマに議論を行いました。アルミニウムをアノードとし、電解液中で通電することで、多孔質(ポーラス)構造を持つ陽極酸化皮膜を成長させる工程や、封孔処理、封孔前の染色技術について検討しました。耐食性や意匠性を高める表面処理の具体的なプロセスを共有し、私は班内での討論の進行と発表要旨の執筆を担当しました。 アノード酸化皮膜のバリア層とポーラス層の成長機構、および電解コンデンサーやサッシ等への工業展開について復習を行いました。電解液の温度や電流密度、過電圧の制御が皮膜の細孔径や膜厚(クオリティ)に及ぼす影響を理解し、材料物性と電気化学プロセスを結びつけた高度な機能性表面の創出技術について改めて実感しました。
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A.未解答
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A.未解答
A.講義では、エネルギーと情報の関係、ならびにディスプレイおよびエレクトロニクスの電気化学的・物理的原理について学びました。デジタル情報はDA変換や増幅を経て電圧信号となり、液晶ディスプレイ(LCD)や有機EL(OLED)などの発光・非発光素子を駆動することで視覚情報へ変換されます。カラーフィルターや透明電極(ITO)、エレクトロクロミズム(EC)現象を活用したスマートウィンドウなどの技術を通じ、電気エネルギーが人間へ情報を伝達するための光エネルギーやデバイス挙動へ変換される仕組みを深く理解しました。 本日のグループワークでは「人はなぜ情報にエネルギーを使うのか」をテーマに議論を行いました。人間が周囲の状況を認識し、判断や意思決定を行うためには視覚情報等の獲得が不可欠であり、計算や通信、ディスプレイ駆動に電気エネルギーを消費することで、時間や距離の制約を越えた高度な社会活動や安全確保を実現しているという結論に至りました。私は班内での討論の進行と発表要旨の執筆を担当しました。 情報社会(スマートシティやDX)の進展に伴うデータセンターや表示端末の電力消費増大と、省エネルギー化技術(高効率半導体や低消費電力ディスプレイ)の重要性について復習を行いました。情報を生成・伝達・表示するプロセスにおけるエネルギー変換効率を高めることが、持続可能な情報社会の構築に直接つながることを改めて実感しました。
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A.1. 緒言 物理化学および反応速度論において、化学反応の進行速度や温度依存性をミクロな視点から説明するモデルとして衝突論(Collision Theory)が広く用いられる。衝突論によれば、反応物質が反応して生成物へと変化するためには、①分子同士が物理的に衝突すること、②その衝突エネルギーが反応に必要な最低限のエネルギ―(活性化エネルギー $E_a$)を超えていること、および③適切な立体方位(Orientation Factor $P$)で衝突することが必須である[1]。 反応速度定数は、アレーニウスの式(Arrhenius Equation)等を通じて絶対温度や活性化エネルギー に依存することが示されるしかし、分子運動論的アプローチに基づく「単位時間あたりの衝突回数」や「有効衝突(有効な配向と十分な運動エネルギーを持つ衝突)の割合」の変動は、教科書等の静止画や数式のみでは直感的な把握が困難な側面がある。 本報告では、JavaScriptおよびHTML5 Canvasを用いて、気体分子の運動と衝突過程を動的にシミュレーションし、温度 $T$、活性化エネルギー $E_a$、および分子濃度(粒子数)の変化が有効衝突率および生成物の生成速度に与える影響を視覚的に理解できる対話型Webアプリケーションを構築・公開した。 参考文献 川口正剛 著『アトキンス物理化学要論』東京化学同人 (2020). 立花和宏, 伊藤智博, エネルギー化学 講義資料(反応速度とエネルギー障壁), 山形大学工学部. 2. 方法 2.1 開発環境および公開基盤 開発プログラミング言語: JavaScript (ES6+), HTML5, CSS3 公開サーバー: GitHub Pages ([https://natukihayasaka-tech.github.io/chem-sim-/](https://natukihayasaka-tech.github.io/chem-sim-/)) 検証端末: PC(Google Chrome / Windows 11)) 2.2 物理シミュレーションモデルの実装 2次元弾性衝突モデル: Canvas内に配置した二種類の反応分子粒子(分子A: 青、分子B: 赤)に対し、マックスウェル・ボルツマン分布に従う初期速度ベクトルを与えた。壁面および粒子同士の判定には2次元弾性衝突の運動量保存則・運動エネルギー保存則を適用した。 有効衝突判定ロジック: 粒子Aと粒子Bが接触した際、相対運動エネルギー を算出した。適切な衝突角度条件を満たした場合にのみ「有効衝突」と判定し、生成物(粒子C: 緑)への化学変化および反応熱の出入りを描画アルゴリズムに反映させた。 対話型UI(ユーザー操作): HTMLの(スライダー)を配置し、ユーザーが「温度 」「活性化エネルギー 」「初期粒子数」を連続的に変更できる操作インターフェースを実装した。 3. 結果 3.1 レスポンシブ動作検証 Google Chrome(PC)([https://natukihayasaka-tech.github.io/chem-sim-/](https://natukihayasaka-tech.github.io/chem-sim-/)) へのアクセスによる正常動作を確認した。 パラメータースライダー(温度、活性化エネルギー 等)の変更に対し、描画の遅延なく粒子の移動速度および反応速度グラフが動的に連動・再描画されることを確認した。 3.2 パラメーター変化に対する衝突挙動の測定データ 粒子数固定(N_A = 50N_B = 50)の条件において、温度 $T$ および活性化エネルギー E を操作した際の単位時間(10秒間)あたりの全衝突回数 、有効衝突回数 、および有効衝突率を測定・記録した結果を下表に示す。 4. 考察 本シミュレーターの検証結果より、アレーニウスの式が示す「温度の上昇および活性化エネルギーの低下に伴う反応速度の増大」が、個々の分子衝突レベルにおけるエネルギー分布および有効衝突率の変動として再現されていることが確認された。 特に、全衝突回数 $Z_{\text{total}}$ に対する有効衝突回数 $Z_{\text{eff}}$ の割合変化をグラフィックスアニメーションおよび定量的数値(表1)として可視化したことで、触媒の役割($E_a$ の低下)や加熱($T$ の上昇)が反応速度に与える物理化学的メカニズムの違いを明確に区別して理解することが可能となった。
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A.
A.未解答
A.緒言 生物が自らの体内で化学反応を起こし、化学エネルギーを直接光エネルギーに変換して発光する現象を生物発光(Bioluminescence)と呼ぶ[1]。これは化学発光の一種であり、ルシフェリン(発光基質)が酵素ルシフェラーゼの触媒作用およびATPと酸素の存在下で酸化される過程で発生する。光や熱による励起現象や黒体放射とは異なる過程である。 本報告では、野外の自生地においてホタルの自然発光を直接観察し、発光の明滅周期や周囲環境(気温・時間帯)との関係について客観的に記録・評価した。 方法 観察日時および場所の選定 2026年6月下旬、20時30分に観察を実施した。観察場所は、山形県米沢市古志田町に位置する 米沢市 愛宕コミュニティセンターから西側へ続く道路沿い(水路および水田周辺)とした。 水路付近および草むらにて飛翔・静止しているホタルの発光パターンについて、スマートフォンカメラの動画撮影機能を用いて映像記録を行った。 結果 考察 化学エネルギーから光エネルギーへの変換効率 手元近くに飛翔してきた個体の観察において、発光に伴う体表および周囲空気の温度上昇は認められなかった。ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応は熱エネルギーとしての損失が極めて小さく、投入された化学エネルギーの大部分が可視光へ変換される「冷光」の物理的特徴が野外観察においても確認された。
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A.
A.未解答
A.はい 本講義を通じ、工学(技術)としてのエネルギー化学の全容と、エネルギー変換を支える電気化学的・物理的原理について深く学びました。エネルギー化学は、熱・電気・光などのエネルギーを用いて物質を生成・制御する実践的な学問であり、目に見えない電気や熱の挙動を量・単位として定量的に把握することが不可欠です。ニュートン力学から産業革命、ボルトやファラデーによる電気化学の歴史的変遷を辿り、示強性・示量性変数の概念やエネルギー保存則、そして有効利用可能な仕事と不可逆な排熱の違いを修得しました。
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A.今回の講義では単位についてのお話が印象に残りました。長さや体積、重さや温度は何を基準決められているのかといったお話が印象的でした。 今回のワークショップでは、1kWhでできることについて話し合いました。アルミホイルどれ位作れるのかしらべました。アルミニウムは1t生成するのに3490kWhの電気を消費していることがわかりました。これは1kWhあたりでは286.5gほど生成できることになります。アルミホイル1本が約85gなので、アルミニウムの生成だけの消費電力で考えると1kWhの電気で、アルミホイルが約3.4本生成されるとわかりました。 今回の復習では単位の成り立ちと今の定義について調べました。例えば㎏は昔は水1Lの重さとして定義されていましたが、現在はプランク定数をJsであらわしたときにメートルと秒から逆算されることがわかりました。他には秒も昔は地球の自転から逆算していましたがより正確な値を求めるために地球の公転を利用するものになり、現在はセシウム原子の性質から定められていると知りました。
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A.今回の講義ではカルノーサイクルについてのお話が印象に残りました。カルノーサイクルは等温膨張、断熱膨張、等温圧縮、断熱圧縮を繰り返すことで熱を仕事に変えるという仕組みです。 今回のワークショップでは、電費について調べました。自分たちの班は日産サクラSという電気自動車について調べました。この車のバッテリー容量は20kWhで航続距離が180kmとなっているため電費は9.0km/kWhになるのではないかと考えました。一方車のカタログスペックには124Wh/kmとあり、これを計算すると8.06km/kWhとなり誤差が生じました。 今回の復習として、普通の自動車の燃費と比べてみました。今回はホンダのフィットについて調べました。この車の燃費は30.2km/Lであることがわかりました。現在のガソリンは発電に利用すると発電効率は30%程度で1L あたり3kWhほどの電気を作れることがわかりました。これら二つを比べてみるとガソリン車のほうが効率よく走行できているといえるのではないかと考えました。
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A.
A.未解答
A.今回の講義ではコンセントの電圧測定の実演が印象に残りました。その中で実際に計測を行う前に「測定します」と声を出して周りに知らせることが大切だと学びました。さらに、カラーコードから抵抗器の抵抗の値を読み取る方法を学びました。 今回のワークショップでは人間電池の起電力を計測しました。今回の測定値は0.208Vになりました。今回の人間電池は片手に一円玉を反対側に十円玉を持ち、それぞれの効果を電極に見立てたものです。 今回の復習では人間電池の仕組みについて調べてみました。人間電池の仕組みとしては十円玉の銅を陽極、一円玉のアルミニウムを陰極、手のひらの汗を電解質とした電池になっていることがわかりました。他に同じような電池がないかも調べていました。レモン電池があることを知りました。この電池は電解質がレモン果汁で、これにはクエン酸などの酸が含まれていて電池になることを学びました。
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A.今回の講義では電位の測定についてのお話が印象に残りました。電位を測る際には、銀塩化銀電極などが用いられ、電位の基準となる参照電極、調べたい反応を起こす作用電極、作用電極と対になり、電流を循環させる対極の3つの電極で計測していることを学びました。 今回のワークショップでは、1つの電池を例に挙げて電気力線と等位電線を作図しました。今回はボルタ電池について考えました。電気力線は電極からでて反対側の電極に向かって伸びていきます。等電位線は電気力戦と直交してすることも学びました。 今回の復習としてアルカリ電池の電位差を計算してみようと思いました。アルカリ電池はアノードが亜鉛、カソードが二酸化マンガン、電解質が水酸化カリウム水溶液です。それぞれの極での反応を調べました。アノードでは亜鉛に水酸化物イオンが4つついた錯体を形成し、カソードでは二酸化マンガンの酸素のうちひとつが水酸化物イオンに置換されることがわかりました。アノードの標準電極電位は-1.199Vでカソードは+_0.15Vとなりおよその電位差、起電力は1.35Vほどになると考えました。
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A.今回の講義ではダニエル電池についてのお話が印象に残りました。ダニエル電池はアノードとカソードの間に素焼き板を挟み、アノード側には亜鉛板と硫酸亜鉛水溶液を、カソード側には銅板と硫酸銅水溶液を加えたものです。この電池では素焼き板が溶液が混ざるのを防ぎつつ、イオンの移動は阻害しないので、電気的中性を保つことができるものだと学びました。 今回のワークショップではメッキについて調べました。ハルセル試験について調べました。ハルセル試験は台形の水槽を用いて1枚の試験片上に高電流密度から低電流密度までを同時に分布させるメッキの試験方法です。この試験では状態が一目でわかりやすいというメリットがあると学びました。 今回の復習として身の回りのメッキについて調べてみました。スマートフォンの部品の一部には金メッキが施されていることをしりました。金のさびにくく電流が流れやすいという特性を生かすためにこのメッキが行われていると学びました。
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A.今回の講義では電解についてのお話が印象に残りました。様々なものが電気分解によって作られていることを知りました。実際に電解を行ううときに理論分解電圧や過電圧などがあることを学びました。理論分解電圧は物質を電気分解するために最低限必要な電圧のことです。しかし、実際には理論電解電圧をかけても電気分解はほとんど起こりません。この原因が過電圧などです。効率的に電気分解を行うためにこの過電圧をできるだけ小さくすることを求められていることを学びました。 今回のワークショップでは過電圧を小さくする方法について話し合いました。今回はアルミを例にとって考えてみました。アルミの理論電解電圧は1.17Vで、槽電圧は4.0Vで過電圧が2.83Vでした。この過電圧を小さくする方法として触媒を使うという意見が上がりました。 今回の復習としてターフェルの式について調べました。ターフェルの式は電極に流れる電流の対数と過電圧が比例していることを示しています。ターフェルの式の具体的な実用例として腐食速度の推定に用いられていることがわかりました。
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A.今回の講義では水銀滴下電極についてのお話が印象に残りました。は水銀滴下電極についてのお話が印象に残りました。水銀滴下電極はガラス管から数秒ごとに一滴ずつ水銀を滴下する電極のことで、この電極は電極の表面が常にきれいであるため、安定した測定ができるというメリットがあることを学びました。またサイクリックボルタンメトリーについても印象に残りました。サイクリックボルタンメトリーは一致の速度で電位を正または負の方向に掃引し、ある地点で掃引を逆方向に反転させ、元の電位まで戻し、そのときの電位の変化に対する電流の変化を調べる方法だと学びました。 今回のワークショップでは実際にサイクリックボルタンメトリーのグラフを描いてみました。用いた装置や電極も調べ、実際に測定する場合はどうすればいいのかを学びました。 今回の復習として、実際にコールコールプロットを描いてみました。集めたデータを実際にグラフ上にプロットしてみると半円を描いたものができて教科書でみたようなものができて感動しました。
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A.今回の講義では濃淡電池という言葉が印象に残りました。濃淡電池とは同じ金属電極を用いて濃度を変えた電解質溶液を塩橋で繋げた電池のことで低濃度側で電極が溶解し、高濃度側に析出することを学びました。また、起電力が濃度の比で決まることがネルンストの式からわかり、濃度差がなくなると起電力がなくなることを学びました。 今回のワークショップではセンサーについて調べました。ガスセンサーについて調べました。調べたガスセンサーは一酸化炭素や酸素、硫化水素を検出することができるものでした。このセンサーの原理としては電極でガスが反応することによって発生する電流の変化を感じ取り、濃度を求めることができると知りました。 今回の復習では具体的にどんなセンサーでネルンストの式が利用されているかを調べました。ジルコニア式酸素センサーについて調べました。このセンサーはジルコニア素子の酸素濃淡電池としての性質を利用し、片方を大気に、もう片方を車の排気ガスなどに触れさせることで、酸素の濃度差によって電気を発生させエンジンの空燃比を制御していると学びました。
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A.今回の講義ではステンレスについてのお話が印象に残っています。昔はキッチンのシンクは陶器で割れたりしていたけれどさびにくいステンレスが発明されたことで多くの家庭に普及したと学びました。またアルマイトも印象に残りました。アルマイトとはアルミニウムの表面に酸化被膜を生成することで錆や傷に強くなり、着色などができるようになると学びました。 今回のワークショップではアノード酸化被膜について調べました。アルミサッシの表面にアルマイト処理を施すことで耐食性、耐候性を高めていると学びことができました。 今回の復習として身近にあるアルマイト製品について調べてみました。スプーンやフォークなどの食器やスマホやパソコンの筐体、自転車などのパーツとして利用されていることを学びました。逆にアルマイト処理されずに利用されているアルミ製品についても調べました。アルマイト処理されていないものとしては一円玉やアルミホイルなどがありました。
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A.今回の講義ではフォトリソグラフィが印象に残りました。フォトリソグラフィは光を用いて表面に細かい模様を描く技術で、半導体の作成などに利用されていることを学びました。プリント基板にフォトリソグラフィを行う場合にはレジスト塗装を施し、露光、現像、エッチングといった工程を経ることでマイクロ単位の高精度な配線が可能になると学びました。 今回のワークショップでは鉄の電位pH図を用いて活用例を話し合いました。メッキで金属や樹脂の表面に金属膜をつけて性能や見た目を向上させることができると思いました。この方法で身近な製品や大型構造物まで様々なものに利用することができると考えました。 今回の復習としてフォトリソグラフィ以外の加工について調べてみました。原版の金型を樹脂に押し付けて転写するナノインプリという方法を学びました。この方法はシンプルで低コストだが、欠陥制御や大面積での位置合わせなどの課題があることを知りました。
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A.今回の講義ではメッキ技術の応用例についての話が印象に残りました。金属製の電柱は鋼管柱と呼ばれ、錆対策のために亜鉛メッキがれています。亜鉛メッキした鉄板をトタンと呼び家の屋根などに利用されていると知りました。合金の表面に傷がつくとその部分が局部電池として働き、腐食を加速させるがトタンは亜鉛の酸化物が絶縁体として表面を覆うので腐食に対する耐性を得られることがわかりました。 今回のワークショップでは電池のエネルギー密度について話し合いました。ダニエル電池について取り組もうとして時間が足りず細かい数値まで求めることはできませんでした。 今回の復習として身近なメッキについて調べました。ブリキとトタンの違いについて調べました。トタンは鉄板に亜鉛をメッキしたもので傷ついたときにその部分から腐食していくのを防ぐことができ、ブリキは鉄板にスズをメッキしたもので傷がついていない状態なら水がかかったとしても錆についよいという特性があります。
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A.今回の講義ではガリウムヒ素についてのお話が印象に残りました。ガリウムヒ素半導体は高い電子移動度、直接遷移型、低ノイズといった特徴を持つため、5GスマホやLED、光通信や宇宙用レーダーなどに利用されていると学びました。また、ガリウムヒ素は不定比化合物としての特性も持っていて過剰なヒ素や空孔などの点欠損によって独自の電気的・工学的に独自の性質を示すことをまなびました。 今回のワークショップではイオンの泳動速度を求めました。ナトリウムイオンを選び泳動度と極限当量イオン伝導率から1mA/cm2の時の電場を求め、ナトリウムイオンの泳動速度を求めました。 今回の復習としてガリウムヒ素以外に半導体に使われている化合物について調べてみました。炭化ケイ素半導体について調べました。この半導体は高耐圧、低損失、高温動作に優れているため、電力ロスの低下や装置の小型化の役に立つのではないかと注目されていると知りました。
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A.今回の講義では液晶についてのお話が印象に残りました。液晶というのは液体と固体の間の状態のことで、主に表示材料として利用されていることを学びました。この液晶は流動性や異方性、電圧によって配列が変化するといった特性があります。これらの特性を電気で制御することで光の通る量を調節し、表示材料として利用していると学びました。 今回のワークショップでは人はなぜ情報にエネルギーを使うのかについて話し合いました。この議論の中でエネルギーを消費する電子端末などで情報を保管したほうが保存や整理に適しているといった意見や情報の伝達がしやすくなるといった意見が出ました。 今回の復習では液晶以外の表示材料について調べてみました。その一つとして有機ELがありました。有機ELは発光材料に有機化合物を使用していて電気を流すことで自ら発光することを知りました。これによってバックライトが不要になり完全な黒色が表現できるようになったことを学びました。
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A.紹介した課外報告書は使用電力量の分析です。 この報告書に取り組むときに手間暇を注いだことはほぼ毎日意識しながら洗濯物を干すことと、洗濯物を干す時間の調節です。端に長い洗濯物をほすために毎日順番を入れ替えながら干すこと手間を感じました。加えて、効率的に乾かせるようになったのならどれだけの時間を短縮できるかを手探りで探すのが大変でした。 今回の取り組みで自身の生活の役に立つ知識を得られたと思うし、この知識がもしかしたら将来の役に立つかもしれないと思うのでとてもいい経験をすることができたと感じました。
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A.
A.未解答
A.
A.未解答
A.
A.未解答
A.はい
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A.まず、講義では、目に見えず直接認識できないエネルギーの客観的な実在証明と、熱力学の状態方程式について扱った。理想気体の状態方程式PV=nRTにおいて、圧力 Pや温度 T は系の状態量に依存しない示強変数に分類でき、体積 V やモル数と気体定数の積 nR は系の規模に依存する示量変数に分類できる。さらに、PVが力学的な仕事を表し、nRTが熱エネルギーに対応するという物理的解釈について理解を深めた。 続いて、ワークショップでは、特定のエネルギー量によって生産可能な工業製品の規模について調べた。私のグループでは 1kWh のエネルギーで生産できるアルミニウムの重量を推計し、その結果が約 75g に留まることを確認した。この結果から、アルミニウムの製錬には極めて膨大な電力エネルギーが必要とされ、実際の生産量は投入エネルギーの大きさに対して少ないという定量的な印象と課題を検証した。 最後に、復習では、人間の運動消費エネルギーと運動強度の定量的算出について調べた。6時間の運動で 91.8エクササイズのエネルギーを消費する設定において、運動強度の指標であるメッツやワット換算の計算を行った。体重等に基づく推計から必要な運動強度は 2730Wとなり、これが時速約15kmのランニングに相当する15METsの負荷を 6時間継続する計算になる点を整理した。
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A.まず、講義では、エネルギー(Wh)とパワー(W)の概念や、光・熱・動力・通信情報・電気といった各種エネルギー形態について学んだ。また、熱力学におけるカルノーサイクル(P-V線図・T-S線図)の仕組みや、低熱源の必要性を解説した。さらに、電池の放電エネルギーの算出方法や、実際のEVバス(12m、350kWh)を例に挙げ、蓄えられた電力から走行可能な距離(1kWhあたり約0.7km)を計算する具体例についても扱った。 続いて、ワークショップでは、大型電動モビリティにおけるバッテリー容量と電費性能の関係について調べた。具体的には「V8-Coach Bus(12m)」と呼ばれる電気バスを取り上げ、そのエネルギー効率を算出した。本車両のバッテリー容量は 350 kWh であり、時速 70 km で 250 km 走行可能な仕様となっている。このデータに基づき、走行距離 250 km を容量 350 kWh で除算することにより、1 kWh あたりの走行距離が約 0.7 km であるという電費の定量的指標を算出し、大型車両の電動化における課題や性能を検証した。 最後に、復習では、身近な物質の燃焼エネルギーと出力(ワット数)の算出について調べた。ろうそく(質量 6 g)の主成分であるパラフィンの燃焼エンタルピーが -42 kJ/g であることに着目し、全体の燃焼エンタルピーが -252 kJ であることを求めた。さらに、このろうそくが 2 時間(7200 秒)かけて燃焼・熱放出する場合の仕事率を検証した。放熱量 252,000 J を 7200 秒で除算することにより、放出される熱出力が 35 W に相当することを定量的に整理した。
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A.まず、講義では、固体の化学結合様式と電気伝導性の基本的なメカニズムについて扱った。固体における代表的な結合としてイオン結合、共有結合、金属結合の3種類があることを確認した。イオン結合では電子がアニオンに束縛されるため固体状態では電気を通さないが、水溶液中等ではイオン自体が自由に移動できるため伝導性を示す現象について理解を深めた。 続いて、ワークショップでは、金属材料である銅の電気抵抗特性と送電ロスの要因について調べた。抵抗率1.86×10^(-8)Ω・mの銅線における 1kmあたりの抵抗値を算出し(理論値8.4Ω/km)、カタログ値9.24Ω・kmとの比較を行った。この乖離やエネルギー損失が生じる原因として、温度上昇や接触抵抗、送電時に不可避的に発生するジュール熱が大きな要因となっていることを検証した。 最後に、復習では、共有結合および金属結合における電子の状態と電気伝導性の違いについて調べた。共有結合では結合に寄与する電子が2原子間に局在しているため電荷が移動しにくく、電気を流さない性質を持つことを整理した。一方、金属結合では結晶全体を自由に動き回る自由電子が存在するため極めて高い電気伝導性を示し、電流が非常に流れやすい性質を持つ理由を改めて整理した。
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A.まず、講義では、身近な電源設備における電圧の実測と規格値の比較について扱った。一般的な家庭用コンセントの定格電圧が 100 V である背景を確認した上で、実際の教室内のコンセント電圧を計測した。実測値として 101 V という数値が得られ、許容範囲内で適切な電圧管理が行われ電力が安定供給されている実態について理解を深めた。 続いて、ワークショップでは、異種金属と人体を組み合わせた「人間電池」の起電力測定について調べた。手のひらに十円硬貨(銅)と一円硬貨(アルミニウム)を載せ、皮膚表面の汗等を電解質層として回路計で計測を行った。その結果 0.562 V の起電力が検出され、異なる金属間のイオン化傾向の差によって微小な化学電池が形成される現象を検証した。 最後に、復習では、オペアンプを用いたボルテージフォロワ回路の動作特性と電流・電圧挙動について調べた。入力インピーダンスが極めて高いため、セル F や電圧計 V に流れ込む電流はほぼ 0 A となり、測定対象に負荷を与えず正確な起電力を測定できる仕組みを確認した。駆動用電源(型番 741 等の 9 V 電池)から数 mA 程度の消費電流が供給されて回路自体が作動し、入力電圧が出力電圧へそのまま伝達される特性により、測定値がセル F の起電力と等しくなるメカニズムを整理した。
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A.まず、講義では、電場(電界)の視覚的・概念的な理解を深めるための基礎として、電気力線の性質や表し方について扱った。正電荷から出て負電荷へ向かう電気力線の方向性や、密集度が電場の強さを表すといった基本的な理論概念について理解を深めた。 続いて、ワークショップでは、講義内容を踏まえ、電気力線の持つ物理的特性や空間における振る舞いについて詳しく調べた。電荷の周りに生じる電場の分布を電気力線を用いて記述し、電位差を示す等電位面に対して電気力線が常に直交する関係性など、電磁気学における基礎概念の具体的な理解と適用について検証した。 最後に、復習では、マンガン乾電池における電流の生じるメカニズムと、参照電極として用いられる銀塩化銀電極の構造について調べた。電池により導体内に電場が形成されると、電気力線に沿って電荷に力が働き、電位勾配に従って移動することで電流が生じ、その密度の強弱が電流密度と定義される一連の過程を確認した。また、銀塩化銀電極は銀線表面に難溶性の塩化銀をコーティングし塩化物イオン溶液に浸した構造を持ち、安定した電位を示す基準電極としての特徴を整理した。
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A.まず、講義では、電気力線と等電位線の直交関係やそこから導かれる電流密度を学び、電流を測ることは反応速度を測るという電気化学の基本を理解した。そして、銅の電解精製やダニエル電池を例に、アノード・カソードでの電極反応や電池式、塩橋の役割といった基礎を扱った。また、ファラデーの法則に基づき、スイッチON後のステップ関数的な電流の時間変化から電気量を求める関係性や、グラフの傾きが示す物質量と電気量の比例関係を理解した。さらに、銀クーロメーターによる測定や、めっき加工時のムラを防ぐための電流密度制御、および排水処理の重要性についても詳しく触れられた。 続いて、ワークショップでは、身近にめっき処理が施されている工業製品としてスプーンを取り上げ、その製造技術と品質評価手法について調べた。カトラリー類へのめっき方法には、外部電源を用いて金属膜を析出させる「電気めっき」と、化学還元反応を利用する「無電解ニッケルめっき」が採用されていることを確認した。さらに、めっき浴の評価手法であるハルセル試験の仕組みについて検証を行った。本試験は底面が台形となった特殊な小型試験槽を用いる手法であり、陰極板を対極に対して斜めに配置することで、1枚の試片上で電流密度を広範囲かつ連続的に変化させることができる。これにより、単一のめっき溶液・浴条件でありながら、異なる電流密度下での仕上がりや被膜特性の変化を効率的に一括評価できるプロセス技術の有用性を理解した。 最後に、復習では、3mgの銅を析出させるのに必要な電解時間を算出した。析出に必要な電気量は、Q={3×10^(-3)g/(63.5g/mol)}×2×9.65×10^4C/molから、9.12Cとわかる。次に、時間はt=Q/Iより、t=9.12C/1×10^(-3)Aから、9120秒とわかる。よって、9120秒間電解をすれば3mgの銅を析出させることができる。
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A.まず、講義では、エネルギー化学の平衡論として、熱エネルギー、運動エネルギー、電気エネルギー、そしてギブスの自由エネルギーの関係を学んだ。続いて、単極電位や銀塩化銀などの参照電極を取り上げ、銅と亜鉛の電位差(1.1V)の計算やセル図による電位プロファイルを通じて電池の基礎を扱った。さらに、ネルンストの式を用いて、温度や物質の活性度(濃度)が電極電位に与える影響を数式で解説した。後半では、鉄やアルミニウムなどの酸化還元反応を例に挙げ、電位と対数濃度の関係を示すグラフについて詳しく学んだ。 続いて、ワークショップでは、電気化学における代表的な基本式であるネルンストの式の物理的意義について調べた。本方程式はイオンの濃度勾配とそれによって生じる膜電位(電圧)の相関関係を定量的に示すものであることを確認した。異なる濃度の溶液が隔膜を介して接している系において、熱力学的な濃度差を解消しようとする化学勢力の駆動力が、どの程度の電位差として現れるかを算出する計算手法について理解を深めた。 最後に、復習では、電位差計を用いた起電力の精密測定法と銀塩化銀電極の構造・作製法について調べた。電位差計は回路に電流を流さない平衡状態で測定を行うため、内部抵抗の影響を受けずに正確な電圧を測定できる特長を持つ。起電力が既知の標準電池と未知の電池それぞれで検流計の電流がゼロになる抵抗線の長さを測定し、その長さの比例関係から起電力を算出する手順を整理した。また、参照電極として用いられる銀塩化銀電極は銀線表面に不溶性の塩化銀膜を形成し塩化物イオン溶液に浸した構造であり、作製法として塩酸等による化学酸化、インク塗布、陽極酸化法などがあることを整理した。
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A.まず、講義では、アルカリマンガン乾電池を例に、正極と負極の単極電位や実測値、電位プロファイルにおける過電圧について学んだ。また、電池を直列につないだ際の実測値であるオープンサーキットボルテージとクローズサーキットボルテージの違いを確認した。さらに、食塩水の電気分解におけるpH試験紙の変化や、電流と電圧の関係から導かれる理論分解電圧と実測電圧の差である過電圧の仕組み、および反応活性過電圧が材料によって決まることについて解説された。 続いて、ワークショップでは、工業的な食塩電解プロセスにおける電圧関係と過電圧の低減策について調べた。本プロセスにおいて理論分解電圧が2.2Vであるのに対し、実際の単槽電圧が3.15Vである事例を取り上げ、その差分から過電圧が0.95V算出されることを確認した。この不要なエネルギー損失となる過電圧を抑える手法として、電解液の温度向上、高性能な電極触媒の採用、電極構造の工夫による反応面積の拡大などが有効であることを検証した。 最後に、復習では、過電圧の算出定義と高効率な電解槽の設計手法について調べた。過電圧は実際に反応が進行する分解電圧から理論分解電圧を差し引くことで求められる関係性を整理した。また、電極反応過程においてエネルギー障壁となる水素発生や酸素発生の過電圧が低い材料を電極として選定することが、電解槽全体のエネルギー消費を抑え、高い電力効率を実現するために重要である点を整理した。
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A.まず、講義では、水電解における温度と理論分解電圧の関係や、オームの法則が成立しない電気化学系を分析するボルタンメトリーおよびボルタモグラムの基礎を学んだ。また、1950年代に水銀滴下電極を用いたポーラログラフィーが発明され、接合トランジスタ(NPN型・PNP型)の登場によって自動化が進み、半導体やエレクトロ産業の発展へつながった経緯を解説した。さらに、メモリやCPUに用いられるCMOS技術や、腐食反応などの研究に応用される交流インピーダンス法、コール・コールプロットを取り上げ、最後に、装置は原理を理解して初めて使いこなせるという重要性を学んだ。 続いて、ワークショップでは、代表的な電気化学測定法の一つであるクロノアンペロメトリーについて調べた。本手法は電極電位を階段状またはステップ状に変化させた際、時間の経過に伴って変化する応答電流を追跡する測定法であることを確認した。応答電流の解析を通じて、反応物質の拡散係数の算出、電極反応における移動電子数や速度定数の決定、さらには電極表面への吸着現象の解明など多岐にわたる応用が可能であることを検証した。 最後に、復習では、サイクリックボルタンメトリーと交流インピーダンス法の測定系および応用展開について調べた。両手法においてポテンショスタットや作用電極、参照電極、対極(対照電極)、測定セル等の構成機材が必要となる点を確認し、バッテリーや燃料電池の開発、金属の腐食評価、めっき皮膜の特性評価への適用事例を整理した。さらに、生体インピーダンス測定を利用した体脂肪計において、脂肪の電気伝導性の低さを利用し交流電流に対する抵抗率から体脂肪率を推定する技術的背景についても理解を深めた。
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A.まず、講義では、物理量や化学量を電気信号に変換する多様なセンサについて網羅的に学んだ。スマートフォンなどで日常的に使われるタッチセンサの4つの原理(抵抗膜、静電容量、超音波、光学方式)や、デジタルカメラ等に用いられるCMOSセンサの仕組みを扱った。また、溶液の水素イオン濃度を測定するpHセンサを取り上げ、銀塩化銀を参照電極とし、濃度と電位の関係を表すネルンストの式を活用して数値を導き出すプロセスを詳しく解説した。さらに、ガラスを固体電解質として水素イオンを通す仕組みや、濃淡電池の原理、各種ガスセンサについても触れられた。 続いて、ワークショップでは、溶液の水素イオン濃度を計測するpHセンサの測定原理について調べた。本装置は溶液中の化学量を電気信号へ変換する機器であり、ガラス電極と比較電極(参照電極)を用いたガラス電極法が採用されていることを確認した。測定溶液に両電極を浸した際に生じる電位差を計測することで、精度高くpH値を算出するメカニズムについて理解を深めた。 最後に、復習では、pH電極の構成要素および各種化学センサの動作原理について調べた。pH測定系では、内部にpH既知の溶液を封入したガラス電極と、電位が安定した飽和塩化カリウム溶液を用いる比較電極の電位差を利用することを整理した。あわせて、高温下の酸素濃度差による起電力を測定するジルコニアを用いた酸素センサ、ガスの吸着による半導体の電気抵抗変化を利用するガス漏れセンサ、ならびに周囲の湿度変化に伴う感湿材の電気抵抗値や静電容量の変化を検出する湿度センサの構造と原理について整理した。
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A.まず、講義では、電位-pH図の見方や、ネルンストの式を応用した電位とpHの関係について学んだ。電位-pH図から、鉄はアルカリ中で不動態となり溶けないが酸には溶けることが分かる。身近な例として、キッチンの流しにお酢を流してもステンレス製のため穴が開かないのは、表面に不動態被膜が形成されるからである。また、アルミニウムの表面処理であるアルマイトやアノード酸化の仕組み、さらにそのバリア層がアルミニウム電解コンデンサやインバータなどの電子部品に応用されていることについても詳しく解説された。 続いて、ワークショップでは、アノード酸化を応用した代表的な製品として印刷用のPS版を取り上げ、その製版工程について調べた。基板表面に陽極酸化処理を施したのち、ネガフィルムを密着させて露光処理を行い、未露光部の洗出しおよび乾燥処理を経ることで製品が完成するプロセスを確認した。表面の陽極酸化皮膜が持つ多孔質構造と親水性が、印刷性能に大きく寄与している点を検証した。 最後に、復習では、アルマイト処理の工程フローおよびアルミ電解コンデンサの製造プロセスと用途について調べた。アルマイト処理は脱脂・エッチング・脱スマットの前処理、陽極酸化の本工程、封孔処理の後処理、乾燥・検査の仕上げ工程を経て完成し、自動車のエンジン部品やサスペンションに利用されていることを確認した。また、アルミ電解コンデンサはエッチングや陽極酸化を経て製造され、パワーエレクトロニクス分野で電圧を安定化させスイッチング損失を抑える省エネ技術として応用される点を整理した。
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A.まず、講義では、アノード酸化によるアルミニウム酸化皮膜の特性とアルミニウム電解コンデンサへの活用、およびオームの法則や静電容量に関する基礎を学んだ。さらに、金属表面の不動態膜の重要性や、ペットボトルのラベル印刷にグラビア印刷が用いられる理由について解説された。後半では、薬液を用いるエッチング加工やフォトリソグラフィーによるパターニング、プリント基板の製造プロセスを取り上げた。最後に、多数の工程を経る半導体製造において、わずかな不良が製品全体に影響するため、ほぼ100%の歩留まりを目指す重要性について詳しく解説された。 続いて、ワークショップでは、亜鉛における電位とpHの平衡状態図について調べた。亜鉛はpH0から8の酸性から弱アルカリ性の領域でイオンとして溶出し、pH6から12の領域では表面に水酸化物等の皮膜を生じて不動態を形成することを確認した。さらに、電位がマイナス0.7V以下に保たれる領域では、腐食することなく金属状態のまま安定して存在する物理化学的特性を検証した。 最後に、復習では、各種腐食形態と防止策、および加工技術であるエッチング手法の特性について調べた。局所的に深い穴が生じる孔食と表面全体が均一に削れる全面腐食の特徴を整理し、不動態膜の利用やめっき処理が防食に有効であることを確認した。また、薬液の化学反応により等方的に削るウェットエッチングは安価で大量処理に適し基板配線等に用いられる一方、プラズマ等で物理的に垂直な方向性を持たせて削るドライエッチングは装置コストを要するものの微細で立体的な精密加工に適する点を整理した。
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A.まず、講義では、亜鉛の電位-pH図やネルンストの式を基に、温度や濃度が電位に与える影響について学んだ。また、ステンレスの表面皮膜やアルミニウムのアノード酸化処理を確認し、電柱や鉄塔などを錆から守るための亜鉛めっき鋼板の仕組みを解説した。さらに、防食を定量的に説明するため、電流と反応速度の比例関係や、過電圧と電流密度の関係を示すターフェルの式を取り上げた。鉄の腐食反応を抑えるために、より酸化されやすい亜鉛を犠牲にする犠牲防食や局部電池の原理を学び、最後に亜鉛消費時の電気量計算の具体例についても理解を深めた。 続いて、ワークショップでは、一次電池の一種であるボタン型アルカリマンガン電池の構成材料と特性について調べた。本電池は正極に安価で安定した二酸化マンガンが用いられ、負極にはエネルギー密度が高くアルカリ溶液と効率的に反応して電流を発生させる亜鉛が採用されている構造を確認した。小型でありながら安定した放電性能を発揮する材料選択の妥当性を検証した。 最後に、復習では、電池のエネルギー効率と発熱現象および熱暴走への安全対策について調べた。電池効率は放電時に得られるエネルギーと充電時のエネルギーの比率で評価され、内部抵抗の低減が効率向上に不可欠であることを確認した。また、変換されなかったエネルギーはジュール熱となり、過充電や短絡によって著しい発熱が生じる点、さらに連鎖的な急激な反応である熱暴走を防ぐためにはセパレータの機能向上や各種安全装置の搭載が重要であることを整理した。
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A.まず、講義では、亜鉛のガス吸着への利用や、酸化スズが酸素欠損によりn型半導体となる理由を学んだ。また、塩化ナトリウムによるイオン結合、ダイヤモンドの共有結合、ナトリウムによる金属結合、二酸化炭素による分子間力といった固体の結合形式や、ヒ化ガリウムなどの化合物半導体の特徴を扱った。さらに、通信規格の周波数やスマートフォンのクロック周波数を例に、半導体製造における不純物の添加や、発光ダイオードにおけるエネルギー帯と光の関係について詳しく解説された。最後に、今後の社会的な課題である太陽光パネルの廃棄問題についても触れられた。 続いて、ワークショップでは、各種イオンの移動能力を評価するためナトリウムイオンに着目し、その電気泳動挙動について調べた。溶液中におけるナトリウムイオンの泳動速度は1.04×10^(-7) m/sであることを確認した。電場下におけるイオンのサイズや溶媒和状態が移動速度に与える影響について理解を深めた。 最後に、復習では、生体内の光エネルギー変換機能および半導体界面を利用した光触媒・電極反応について調べた。植物の葉緑体内に存在する袋状の構造体であるチラコイド膜は、クロロフィルなどの光合成色素やタンパク質を保持し、光エネルギーを化学エネルギーへと変換する明反応の場であることを確認した。また、酸化チタンへの光照射により外部電力を要さずに水を水素と酸素に分解する本多・藤嶋効果の原理を整理した。さらに、デバイスの動作不良を防止しエネルギーや電気信号を効率よく伝達するためには、半導体と金属の界面において良好なオーミック接触の形成が不可欠である点について整理した。
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A.まず、講義では、水力や風力といった再生可能エネルギーから蒸気機関に至る発電とエネルギー変換の歴史を学んだ。また、燃料を積む蒸気機関車と架線から電気を得るトロリーバスの効率の違いや、光から電力、そして動力へとつながるエネルギーの流れ、ディスプレイに利用される液晶状態(液体と固体の中間状態)について解説された。さらに、エアコンの動作原理である逆カルノーサイクルや、天候に左右される光の弱点、そして二酸化炭素は排出しないもののウランの枯渇により再生可能とは言えない原子力発電の課題についても詳しく扱った。 続いて、ワークショップでは、矛盾を抱える工業製品の事例として空調機器であるエアコンを取り上げ、その社会的影響と課題について調べた。エアコンは室内を冷却して快適な環境を提供する一方で、排熱によって室外をさらに温暖化させ地球温暖化現象を加速させるという負の側面を持つことを確認した。しかし、近年の酷暑下においては熱中症予防の生命維持インフラとして不可欠であり、環境負荷と健康保護の利害調整が極めて重要な課題であることを検証した。 最後に、復習では、電力需要の拡大と脱炭素化を両立させる原子力分野の現状と人材育成の取り組みについて調べた。データセンター等の電力需要急増に対応すべく原子力活用が不可欠とされる一方、技術者不足への対策として、工学部でのデータサイエンスや廃炉等のバックエンド教育を含めた高度な教育体制の構築が不可欠であることを整理した。また、産業界と連携した実務型インターンシップや小型モジュール炉等の次世代技術に関する研究開発を進めるとともに、リスクコミュニケーション能力や厳格な技術者倫理を身につけた優秀な人材を育成し、カーボンニュートラル実現への社会的意義を広める総合的な推進策の重要性について理解を深めた。
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A.「168 【課外報告書】化学発光を体験しよう」 出谷一樹 8月4日 キーワード:ペンライト 要旨:ペンライトを用いた化学発光の観察を通じ、化学エネルギーが直接光エネルギーに変換されるメカニズムを検証する。 市販のペンライトを折り曲げて内部の溶液を混合し、化学発光の様子を観察した。暗所において混合した瞬間に青白色の光が放たれる現象を確認し、熱や電気を介さずに化学エネルギーが直接光エネルギーへと効率的に変換されることを実感した。これは光や熱で励起される蛍光や蓄光とは本質的に異なり、ホタルなどの生物発光とも共通する興味深い化学現象である。
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A.「 067 【課外報告書】使用電力量を分析してみよう」 出谷一樹 8月4日 キーワード:節電 要旨:4月から6月までの3か月間を対象に、実際の電力使用量と主要家電の消費電力を調査し、効果的な節電術の実践と有効性について考察する。 電力会社の利用明細データによると、4月の料金は4,026円、5月は10,379円、6月は7,588円であった。特に5月の料金上昇は、季節の変わり目におけるエアコン等の使用増加が主な要因であると考えられる。さらに、ワットチェッカーを用いて家庭内の主要家電の消費電力を実測したところ、仕様値と実態の差や待機電力の影響が明確になった。 ?ネット上で広く紹介されている「フィルターのこまめな清掃」や「設定温度の調整」といった節電術について、実測データをもとにその有効性を議論した。その結果、日常的な意識改革と組み合わせることで、無駄な電力消費を大幅に抑制できることが実証された。
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A.【予習報告書】00-00 準備した教材について報告してください 出谷一樹 8月4日 キーワード:教科書 ・現代の電気化学 ・工業技術基礎 ・最新工業化学
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A.
A.未解答
A.はい 節電をして、エネルギーを大切にしていこうと考えた。
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A.①講義の再話 今回の講義では、エネルギー化学とはどのような学問であるか、その歴史や発展について学んだ。エネルギー化学は、電気化学を基盤として、電池や燃料電池、電解、腐食防食、資源・環境問題など幅広い分野に応用されている学問である。また、エネルギーの単位としてジュール(J)やキロワットアワー(kWh)の意味を確認し、エネルギーを身近な現象や工業製品と結び付けて考えることの重要性について学んだ。 ②発表の要旨 自分たちの班では、石炭火力発電について調べた。石炭火力発電で1kWhを発電する際、800~1000gほどの二酸化炭素が排出される。 ③復習の内容 復習として、ダイエットに必要な排熱量を計算した。1kg痩せるには、約7200kcalを消費する必要がある。これをジュールに変換すると、1kcal = 4184Jより、7200kcal × 4184J ? 3.01 × 10^7Jで、5kg減らすには、5 × 3.01 × 10^7 = 1.5 × 10^8J必要である。
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A.①講義の再話 今回の講義では、エネルギーの種類や性質、私たちの生活との関わりについて学んだ。エネルギーには化学エネルギー、熱エネルギー、力学エネルギー、電気エネルギー、光エネルギー、原子力などがあり、互いに変換できるが、エネルギー保存則により総量は変化しない。しかし、変換効率は100%ではなく、有効に利用できるエネルギー(エクセルギー)は減少し、利用しにくい熱エネルギー(アネルギー)が増えることを学んだ。 ②発表の要旨 自分たちの班では、日産のリーフについて調べた。リーフの実電費は6.3km / kWhであり、つまり1kWhで6.3km走ることができる。 ③復習の内容 今回の講義を通して、エネルギーを考える際には、単に保有しているエネルギーの量だけではなく、それをどれだけ効率よく利用できるかが重要であると理解した。自動車のエネルギー効率の比較では、同じエネルギー量を使用した場合でも、エネルギーを変換する技術によって得られる性能に大きな違いが生じることを学んだ。特に電気自動車では、エネルギー変換時の損失が少なく、効率的にエネルギーを利用できる一方で、充電設備や電池性能などの課題も存在することを理解した。
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A.①講義の再話 今回の講義では、物性と電気との関わりについて学んだ。物質には熱物性、機械物性、電気物性、光物性があり、それぞれの性質によって材料の用途が決まる。また、バンド理論について学び、固体中の電子が取り得るエネルギー状態や、電気が流れやすい導体と流れにくい絶縁体の違いをバンドギャップによって説明できることがわかった。 ②発表の要旨 自分たちの班では、送電線について、アルミニウムのみで構成されていると仮定して計算を行った。アルミニウムの導電率は約61?65%、低効率は2.655×10^-8Ωmであることがわかった。 ③復習の内容 復習では、化学結合の種類と電気の流れやすさの関係について調べた。金属結合では、自由電子が存在するため電気が流れやすい一方、イオン結合、共有結合、分子結合では自由電子が少ないため、一般的に電気は流れにくい。また、送電においては電流が大きくなるほどジュール熱による損失が増加するため、高電圧化によって電流を小さくすることが重要であることがわかった。
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A.未解答
A.
A.未解答
A.①講義の再話 今回の講義では、電気分解とファラデーの法則について学んだ。電気量と析出する物質量は比例し、その比例定数がファラデー定数であることを理解した。また、電圧・電流・電気量・電気抵抗の関係や、電気エネルギーは電圧と電気量、または電力と時間の積で表されることを学んだ。 ②発表の要旨 自分たちの班では、ハルセル試験について調べた。ハルセル試験とは、電気やメッキ液の性能や状態を評価する方法の一つである。評価基準として、光沢が出るか、ムラがあるか、焼けや析出不良が起きるか、添加剤が適切かを1度で確認することができる。 ③復習の内容 復習として、めっきについて調べた。めっきには防食、装飾などの目的があり、金属に対して使用されることが多い。また、加工法について、電気を用いる電気めっき、化学反応のみで膜を形成する無電解めっき、真空で金属に膜を付着させる乾式めっきなどがある。
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A.①講義の再話 今回の講義では、化学電池の起電力とネルンストの式について学んだ。化学電池の起電力は、正極と負極の電位(電極電位)の差として表される。基準となる標準状態での電位は「標準電極電位」と呼ばれる。しかし、実際の溶液の濃度や温度は標準状態とは異なる。これらの溶液の濃度や温度、気体の分圧が電極電位に与える影響を示したのが、ネルンストの式である。 ②発表の要旨 自分たちの班では、ネルンストの式を利用して、Fe3+とFe2+を電極とした際の電池の起電力を計算した。 ③復習の内容 復習として、電位差計について調べた。電位差計とは電池などの起電力や電圧を、対象に電流をほとんど流さずに精密に測定する計測器である。測定対象から余分な電力を奪わないため、電池の内部抵抗や電圧計の内部抵抗による誤差を排除できるという特長がある。
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A.①講義の再話 今回の講義では、過電圧について学んだ。電池にかける電圧を徐々に上げていくと、ある点を境に電流が流れだす。この電流が流れている間の電圧のことを反応過電圧という。また、電池の起電力にあたる理論分解電圧は、実際の電位の値と異なる。これは、理論分解電圧が100%使われるのではなく、過電圧により減少しているからである。つまり、理論分解電圧と実際の電圧の差が過電圧となる。反応過電圧は活性過電圧とも呼ばれることもある。 ②発表の要旨 自分たちの班では、過電圧を計算し、どうすれば過電圧を最小に抑えられるか考えた。アルミニウムをテーマとして選び、教科書「現代の電気化学」でアルミニウムの電解精錬時の理論分解電圧と実際の電圧について調べ、その差を取ると2.83Vだということがわかった。また、過電圧を抑えるためには濃度や電流密度、電解浴組成、温度、材料などを最適化させる必要があることが分かった。 ③復習の内容 復習では、理論分解電圧と実際の分解電圧の違いを整理し、実際には過電圧と内部抵抗による電圧降下が加わるため、理論値より高い電圧が必要になることを再確認した。
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A.①講義の再話 今回の講義では、ボルタンメトリーと交流インピーダンス法について学んだ。ボルタンメトリーは、電極電位を変化させたときの電流応答を測定し、物質の酸化還元の特性や反応機構を調べる手法である。特にサイクリックボルタンメトリー(CV)は電位を往復的に掃引することで、酸化反応と還元反応の両方を観測でき、反応の可逆性や反応速度を評価することができる。一方、交流インピーダンス法は微小な交流電圧を加え、その応答から抵抗や静電容量などを周波数ごとに解析する手法である。 ②発表の要旨 自分たちの班では、リニアボルタンメトリーについて調べた。リニアボルタンメトリーは、電位を一定速度で直線的に変化させながら、電流を測定する方法である。電極反応の起こりやすさ評価や、金属イオンの分析に用いられる。 ③復習の内容 復習では、交流インピーダンス法の原理は身近な機器にも利用されていることを学んだ。塩分計では溶液の導電率から塩分濃度を求め、体脂肪計では人体のインピーダンスを測定して体脂肪率を推定している。
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A.①講義の再話 今回の講義では、電気化学センサの原理について学んだ。身近な例としてスマートフォンの投影型静電容量方式タッチセンサが紹介され、ITO電極や裏面CMOSによって指の接触を電気信号として検出する仕組みを理解した。また、CdS光導電セルやネルンストの式を復習し、ガラス電極や固体電解質を利用したpH測定の原理について学んだ。さらに、半導体ガスセンサではガス吸着によって空乏層や空間電荷層(蓄積層)が形成され、導電率が変化することでガスを検出していることを理解した。 ②発表の要旨 自分たちの班では、phセンサについて調べた。phセンサは、ガラス電極と参照電極を用いたガラス電極法により、電極間に生じる電位差を測定して、phを算出する方法である。 ③復習の内容 復習として、様々なセンサーについて調べた。酸素センサは、電流と酸素濃度を、ガス漏れセンサは、燃焼による測定を、湿度センサは、水分吸着とイオンの電解によって、それぞれの状況変化に応じて、情報を変換し、人に見える形で情報を提供するセンサーとしての役割を果たしていると分かった。
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A.①講義の再話 今回の講義では、半導体について学んだ。半導体は、不定非化合物半導体と化合物半導体の大きく2種類が存在する。LEDの基盤結晶などに使われているヒ化ガリウムは共有結合であり、乱れることによって半導体になる。結晶にはまれに欠損が入っており、これを波数で表す。波数について、基本的に日常では周波数が用いられる。特にWi-Fiと電子レンジの周波数は重なっている部分があるため、近くでは混戦してしまう恐れがある。 ②発表の要旨 自分たちの班では、イオンの移動度から泳動速度を求めた。アルミニウムイオンの泳動速度は、移動度5.5×10^4 cm^2/Vs、極限イオン電導率は40S・cm^2/eqであるので、0.013 V/cmとなり、これに5.5×10^4 をかけると557.1 cm/sと求められた。 ③復習の内容 復習では、ヒ化ガリウムを用いた太陽光電池では、pn接合によって光エネルギーを効率よく電気エネルギーへ変換できることがわかった。また、イオンの泳動では、移動度や電場の大きさが速度を決定することを学び、理論式を用いることで、現象を定量的に評価できることがわかった。
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A.①講義の再話 今回の講義では、ディスプレイについて学んだ。有機ELディスプレイは、有機発光材料に電流を流すと自ら発光する仕組みである。バックライトが不要なため、高コントラスト・薄型・軽量で、スマートフォンやテレビに採用されている。また、原子力発電は、ウランなどの核燃料が核分裂するときに発生する熱で水を蒸気にし、その蒸気でタービンを回して発電する技術である。 ②発表の要旨 自分たちの班では、「人はなぜ情報にエネルギーを使うのか」について、GPUを元に考えた。 ③復習の内容 復習として、ディスプレイについて調べた。ディスプレイに使われる材料について調べった結果、ディスプレイに使われる材料はネマティック液晶であることがわかった。液晶は固体の光学特異性と液体の流動性を併せ持っていて、近年では、液晶パネルがよく使われている。
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A.【書誌情報】 題目:使用電力量を分析してみよう 著者:佐々木 悠杜 提出日:2026年8月4日 キーワード:使用電力量、家電、節電、消費電力、分析 【要旨】 本報告では、2026年4月から2026年6月までの家庭の使用電力量と、主要家電の消費電力を調査し、どのようにすれば使用電力量を減らすことができるかを考察した。その結果、自分の家では冷蔵庫とテレビ、エアコンの使用電力量が多いことがわかった。このことから、テレビやエアコンを出来るだけつけないことが、1ヶ月の使用電力量を減らすことにつながると考えた。そこで、2026年の6月はテレビを一切見ず、エアコンの使用時間を減らすため、可能な限り学校や図書館に外出することを心がけた。また、照明の使用電力量を減らすために、夜は夜更かしせず早めに寝るようにした。その結果、使用電力量を先月と比べて20kWhほど減らすことに成功した。 【合格に値する根拠】 本報告では、家庭の電力使用量を3か月間調査するとともに、主要家電の消費電力を収集・整理し、どのようにすれば使用電力量を減らせるか考察・実践した。
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A.【書誌情報】題目:電量計と電位差計について 調べてみよう 著者:佐々木 悠杜 提出日:2026年8月4日 キーワード:電量計、電位差計、標準電池、電力メーター 【要旨】 本報告では、米沢工業高等学校を見学し、展示されている電量計、電位差計および標準電池の現物を観察し、それぞれの構造や測定原理、使用方法を調査した。また、機械式計測器の特徴や、現在の電子式計測機器との違いについて整理した。 その結果、銀電量計は、電気分解を利用して回路を流れた全電気量を精密に測定する装置で、電位差計は、零位法により標準電池の起電力と比較し、任意の電圧を精密に測定する、蓄電池と検流計を接続して利用する装置だということがわかった。 【合格に値する根拠】 本報告では、実際に米沢工業高等学校を見学し、展示されている電量計、電位差計、および標準電池、自宅の電力メーターを観察、写真に撮り、その特徴を理解した。
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A.
A.未解答
A.
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A.はい。
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A.① 銅の電解精製では、粗銅を陽極、純銅板を陰極として電解液中で電気分解を行うことで、高純度の銅を得ることができる。陽極では銅が酸化されて銅イオンとなり、陰極では銅イオンが還元されて純銅として析出する。反応式は陽極でCu→Cu??+2e?、陰極でCu??+2e?→Cuで表される。不純物のうち、鉄や亜鉛などは溶液中に残り、金や銀などの貴金属は陽極泥として回収される。電解精製は、高品質な銅を安定して供給するために重要な工業プロセスであり、電線や電子部品など幅広い製品に利用されている。 ② 1キロワットアワー(kWh)は、電力量を表す単位であり、1 kWの電力を1時間使用したエネルギー量である。このエネルギーによって、例えばスマートフォンを多数回充電したり、電気ポットでお湯を沸かしたり、LED照明を長時間点灯させたりすることができる。また、製造業では1 kWhの電力によって金属加工や化学製品の製造などにも利用されている。限られたエネルギーを効率よく利用することは、環境負荷の低減や省エネルギー社会の実現につながる。 ③ 復習では、エネルギー化学において化学エネルギー、熱エネルギー、電気エネルギーなどが相互に変換されることを学んだ。特に、燃料の燃焼による熱エネルギーの発生や、電池による化学エネルギーから電気エネルギーへの変換は、私たちの生活や産業を支える重要な技術である。また、再生可能エネルギーや蓄電技術の発展には、エネルギー変換効率を高める化学的な知識が必要であると理解した。
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A.① ろうそく一本の燃焼では、ろうそくの主成分であるパラフィンが酸素と反応し、二酸化炭素と水を生成する。この反応では化学結合が変化し、化学エネルギーが熱や光エネルギーへ変換される。燃焼反応は発熱反応であり、エンタルピー変化ΔHは負の値を示す。例えば、パラフィンをC??H??として考えると、燃焼反応はC??H??+38O?→25CO?+26H?Oで表される。標準生成エンタルピーを用いることで、燃焼によって放出されるエネルギーを求めることができ、身近な現象でも化学エネルギーが利用されていることが分かる。 ② 1キロワットアワー(kWh)は、電力量を表す単位であり、1 kWの電力を1時間使用したときのエネルギー量である。ホンダフィットの燃費を20.4 km/L、ガソリンの持つエネルギーとエンジン効率を考慮すると、1 kWhのエネルギーで約6.1 km走行できると計算できる。この結果から、同じエネルギー量でも変換効率によって利用できる仕事量が変化することが分かった。 ③ 復習では、エネルギー化学におけるエネルギー変換について学んだ。化学反応では、物質が持つ化学エネルギーが熱エネルギーや電気エネルギーへ変換される。特に、燃焼による発熱反応、電池による化学エネルギーから電気エネルギーへの変換、電解による電気エネルギーから化学エネルギーへの変換が重要である。また、エネルギーを利用する際には、変換効率だけでなく環境への影響や資源の有効利用についても考える必要がある。今回の学習を通して、エネルギーを効率的かつ持続的に利用する技術の重要性を理解した。
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A.① 化学結合には、共有結合、イオン結合、金属結合などの種類があり、それぞれ電気の流れやすさに違いがある。金属結合では、金属原子の価電子が自由電子として動くことができるため、銅やアルミニウムなどの金属は高い電気伝導性を示す。一方、共有結合を持つ物質では電子が特定の原子間に固定されているため、一般的に電気を通しにくい。ただし、シリコンなどの半導体では条件によって電子が移動できるようになり、電気伝導性を制御できる。化学結合の違いが、材料の電気的性質や利用用途に大きく関係していることを学んだ。 ② 発電所で作られた電気は、送電線を通って遠くの場所へ届けられるが、その過程で電力ロスが発生する。送電線には抵抗があるため、電流が流れるとジュール熱としてエネルギーが失われる。電力ロスはP=I?Rで表され、電流が大きいほど損失が大きくなる。そのため、送電時には高電圧にして電流を小さくすることで損失を減らしている。変電所では電圧を調整し、家庭や工場で安全に利用できる電圧まで下げている。効率的な送電技術は、省エネルギーや環境負荷低減のために重要である。 ③ 復習では、エネルギー化学におけるエネルギー変換や電気エネルギーの利用について学んだ。化学反応によって生じるエネルギーは、熱や電気として利用することができ、電池や発電技術にも応用されている。また、材料の化学結合の種類によって電気伝導性が変化することを理解した。さらに、発電した電気を効率よく利用するためには、送電時のエネルギーロスを減らす工夫が必要であり、エネルギーを作るだけでなく、運ぶ・利用する過程まで考えることが重要であると学んだ。
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A.① コンセントの電圧を実測することで、普段利用している電気がどの程度の電圧で供給されているかを確認した。日本の家庭用コンセントは一般的に交流100 Vが使用されており、測定器(テスター)を用いて電圧を測定することができる。交流電圧は時間とともに向きや大きさが変化するため、測定値は実効値として表示される。実際の電圧を測定することで、電気エネルギーが身近な生活の中でどのように利用されているかを理解できた。 ② 人間電池を直列につなぎ、電圧を測定したところ0.542 Vとなった。人間の体では、皮膚や体内の水分、イオンの移動によって微小な電位差が生じる。複数の人を直列につなぐことで、それぞれが発生する電圧が加算され、より大きな電圧を測定できる。これは電池と同じように、化学反応による電子の移動によって電気エネルギーが発生しているためである。ただし、発生する電流は非常に小さく、実用的な電源として利用することは難しい。 ③ 復習では、電気エネルギーの発生や利用について学んだ。電圧は電流を流すためのエネルギー差であり、電流は電子やイオンなどの電荷の移動によって生じる。また、化学反応によって生じる電位差を利用した電池では、化学エネルギーを電気エネルギーへ変換することができる。今回の実験から、家庭で使用する大きな電圧の電気から、人間の体で生じる微小な電圧まで、さまざまな形で電気現象が存在していることを理解した。
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A.① 電池式では、電池の構造や反応を表すために、陽極・陰極・電解質を順番に書き表す。例えばダニエル電池の場合、電池式は Zn|Zn??||Cu??|Cu と表される。左側が酸化反応を起こす負極(陽極)、右側が還元反応を起こす正極(陰極)を示している。「|」は相と相の境界、「||」は塩橋や隔膜による電解質間の接触を表す。電池では酸化還元反応によって電子が移動し、化学エネルギーを電気エネルギーへ変換している。電池式を用いることで、どの物質が酸化・還元されるかを簡潔に表すことができる。 ② 等電位線と電気力線は、電場の状態を視覚的に表すために用いられる。等電位線は、電位が同じ場所を結んだ線であり、その線上では電荷を移動させても仕事を必要としない。一方、電気力線は電場の向きを表す線であり、正の電荷から出て負の電荷へ向かう。等電位線と電気力線は必ず垂直に交わり、電気力線の間隔が狭い場所ほど電場が強いことを示す。これらを利用することで、電荷の配置による電場の変化を理解することができる。 ③ 復習では、電気化学における電池の仕組みや電場について学んだ。電池では酸化反応によって電子が放出され、電子が外部回路を流れることで電流が発生する。また、電池式を用いることで電極で起こる反応を簡潔に表現できることを理解した。さらに、等電位線や電気力線を用いることで、電位差や電場の方向を視覚的に把握できることを学んだ。化学反応によるエネルギー変換と電気現象は密接に関係しており、電池やエネルギー利用技術を理解する上で重要である。
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A.① 3 mgの銅を析出させるには、電気分解によって銅イオンを還元する必要がある。銅の析出反応は Cu??+2e?→Cu で表される。ファラデーの電気分解の法則より、析出する銅の質量は流した電気量に比例する。銅の原子量を63.5 g/mol、電子の物質量を考慮すると、3 mgの銅を析出させるためには約9.1 C(クーロン)の電気量が必要となる。電流と時間の関係はQ=Itで表されるため、一定の電流を流すことで必要な時間を計算できる。この原理は、銅の電解精製や金属めっきなどの工業技術に利用されている。 ② クロムメッキは、金属表面にクロムの薄い被膜を形成する表面処理技術である。電気めっきによってクロムイオンを還元し、金属表面にクロムを析出させることで、耐食性、耐摩耗性、光沢性を向上させることができる。クロムメッキは、自動車部品、機械部品、装飾品など幅広い分野で利用されている。特に硬質クロムメッキは、摩擦や摩耗に強いため、機械部品の寿命を延ばす目的で使用される。一方で、めっき工程で使用される六価クロムは有害性があるため、環境や作業者への影響を考慮した管理や代替技術の開発が重要である。 ③ 復習では、電気化学における電気分解や金属析出の仕組みについて学んだ。電気分解では、外部から電気エネルギーを与えることで酸化還元反応を進め、金属イオンを金属として析出させることができる。銅の電解精製やクロムメッキは、この原理を利用した代表的な工業技術である。また、電気エネルギーを利用して材料の性質を向上させることで、製品の耐久性や機能性を高められることを理解した。
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A.① ネルンストの式は、電極の電位が溶液中のイオン濃度や温度によってどのように変化するかを表す関係式である。電極反応では、同じ種類の電極でも周囲のイオン濃度が変化すると電位も変化する。ネルンストの式を利用することで、電池の起電力の計算やイオン濃度の測定が可能となる。pHメーターや電気化学センサーなどにも応用されており、電極反応を理解する上で重要な考え方である。 ② 銀塩化銀電極は、電気化学測定で基準電極として広く使用されている。作製する際は、まず銀線や銀板の表面をきれいに洗浄し、電極として使用できる状態にする。その後、塩化物イオンを含む溶液中で銀表面を処理し、表面に塩化銀の膜を形成する。さらに塩化カリウム溶液に浸すことで、安定した電位を示す銀塩化銀電極が完成する。この電極は電位が安定しており、pH測定や電気化学分析装置などで利用されている。 ③ 復習では、電気化学における電極電位や基準電極の役割について学んだ。電極の電位は溶液中のイオン濃度などによって変化するため、正確な測定には安定した基準電極が必要であることを理解した。また、銀塩化銀電極のような基準電極は、電池やセンサー、分析機器など多くの電気化学技術を支えている。電気化学の知識は、エネルギー分野や環境測定技術の発展に重要であると感じた。
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A.① 水電解のエネルギー変換効率は、投入した電気エネルギーに対して、どれだけ水素の化学エネルギーとして蓄えられたかを示す割合である。水電解では、電気エネルギーを利用して水を水素と酸素に分解するため、再生可能エネルギーを水素として貯蔵する方法として注目されている。実際の効率は、電極材料や装置条件によって変化するが、電解時の電力損失を小さくすることで効率を高めることができる。エネルギー変換効率を求めることで、水素製造技術の性能を評価することができる。 ② 過電圧を小さくするには、電極材料の改良や電解条件の最適化が重要である。例えば、触媒活性の高い材料を電極に使用すると、電極表面で起こる反応が進みやすくなり、必要な電圧を低下させることができる。また、電極表面積を大きくすることで反応する場所を増やしたり、電解液の濃度や温度を適切に調整したりすることでも過電圧を低減できる。過電圧を小さくすることは、電解装置の消費電力を減らし、水素製造の効率向上につながる。 ③ 復習では、電気エネルギーを化学エネルギーへ変換する電気分解について学んだ。水電解では、水から水素を製造することができ、再生可能エネルギーを利用したエネルギー貯蔵技術として重要である。また、実際の電解では理論上必要な電圧だけでなく、過電圧や抵抗による損失が発生するため、効率を高めるにはこれらを低減する工夫が必要であることを理解した。エネルギーを効率よく変換する技術は、持続可能な社会の実現に不可欠である。
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A.① 交流インピーダンス法は、電極や電池などの電気化学的な性質を調べる測定方法である。小さな交流電圧を加え、その応答から抵抗成分や反応の進みやすさを解析することができる。応用事例として、リチウムイオン電池の劣化診断がある。電池内部の抵抗変化を測定することで、充放電性能の低下や寿命を評価できる。また、燃料電池や腐食防止技術の評価にも利用されており、材料の界面状態や電荷移動の状態を理解するために重要な手法である。 ② 電気化学測定法には、電極反応や物質の性質を調べるためのさまざまな方法がある。代表的なものとして、電流と電位の関係を測定するサイクリックボルタンメトリー、電極間の抵抗を調べる交流インピーダンス法、電気分解に必要な電圧を測定する方法などがある。これらの測定法を用いることで、電池材料の性能評価、腐食の解析、センサー開発などが可能になる。電気化学測定は、エネルギー材料や環境技術の研究開発に欠かせない分析技術である。 ③ 復習では、電気化学における電極反応やエネルギー変換について学んだ。電池では酸化還元反応によって電子が移動し、化学エネルギーを電気エネルギーへ変換している。また、電池や材料の性能を評価するためには、電圧や電流だけでなく、内部抵抗や反応速度を調べることが重要である。交流インピーダンス法などの電気化学測定を利用することで、目に見えない電極内部の状態を解析でき、より高性能で長寿命な電池や材料の開発につながることを理解した。
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A.① 電気化学センサーとは、化学物質の濃度や種類を電気信号に変換して測定する装置である。電極表面で起こる酸化還元反応やイオンの移動によって生じる電位差や電流の変化を利用する。測定対象に応じて電極材料や反応方法を変えることで、特定の物質を高感度に検出できる。電気化学センサーは、小型化が可能であり、環境測定、医療診断、食品分析など幅広い分野で利用されている。 ② 酸素センサ、ガス漏れセンサ、湿度センサはいずれも電気化学的な原理を利用したセンサーの例である。酸素センサは、酸素の還元反応によって生じる電流や電圧の変化を測定し、酸素濃度を検出する。自動車の排気ガス制御や医療機器などに利用されている。ガス漏れセンサは、一酸化炭素や可燃性ガスなどを検出し、濃度変化を電気信号として知らせることで安全管理に役立っている。湿度センサは、水分による電気抵抗や静電容量の変化を利用して湿度を測定する。これらのセンサーは、環境保全や安全な生活を支える重要な技術である。 ③ 復習では、電気化学を利用したエネルギー変換や測定技術について学んだ。電池では酸化還元反応によって化学エネルギーを電気エネルギーへ変換する一方、電気化学センサーでは化学物質の情報を電気信号へ変換している。センサーは、物質の濃度や状態をリアルタイムで測定できるため、環境、医療、産業など多くの分野で利用されている。電気化学の原理を応用することで、より高性能で小型な測定機器の開発が可能になることを理解した。
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A.① 表面処理とは、金属などの材料表面に特殊な加工を施し、耐食性、耐摩耗性、装飾性などの機能を向上させる技術である。その一つであるアノード酸化は、金属を陽極として電解処理を行い、表面に酸化膜を形成する方法である。アルミニウムのアノード酸化によって作られるアルマイトは代表的な例である。作製では、アルミニウムを陽極、別の電極を陰極として電解液中で電流を流すことで、アルミニウム表面に酸化アルミニウムの膜を形成する。この酸化膜によって、アルミニウムの耐食性や表面硬度が向上する。 ② アノード酸化膜は、金属表面を保護する重要な役割を持っている。酸化膜は緻密で腐食を防ぐ性質があり、アルミニウム製品の耐久性を高める。また、表面に細かな孔を持つため、染料を吸着させて着色することもできる。応用例として、アルミサッシ、スマートフォンやパソコンの筐体、自動車部品、航空機部品などに利用されている。軽量でありながら強度や耐久性を向上できるため、さまざまな産業分野で重要な表面処理技術となっている。 ③ 復習では、電気化学を利用した表面処理技術について学んだ。電解反応を利用することで、金属表面に酸化膜や金属被膜を形成し、材料の性能を向上させることができる。アノード酸化によるアルマイト処理は、アルミニウムの弱点である腐食しやすさを改善し、製品の寿命を延ばす技術である。電気化学は、電池やセンサーだけでなく、材料加工や工業製品の高機能化にも利用されていることを理解した。
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A.① 腐食とは、金属が周囲の環境と化学反応や電気化学反応を起こし、劣化する現象である。腐食には、金属表面全体が均一に進行する全面腐食、局所的に進行する孔食、異なる金属の接触によって起こる異種金属接触腐食などがある。防食方法としては、金属表面に塗装やめっきを施して腐食物質との接触を防ぐ方法、アルマイト処理のように保護膜を形成する方法、腐食しにくい材料を使用する方法などがある。また、電気化学的な方法として、金属を保護するための電位制御を行う防食技術も利用されている。 ② プリント基板のエッチングは、不要な銅部分を化学的に除去し、必要な回路パターンを形成する加工方法である。まず、銅張積層板の表面に感光性材料を塗布し、回路パターンを露光して形成する。その後、現像によって不要な部分を除き、露出した銅部分をエッチング液で溶解除去する。最後に、残った保護膜を除去して銅配線だけを残すことで、電子回路が完成する。エッチングは、スマートフォンやコンピュータなどの電子機器に使用されるプリント基板の製造に欠かせない技術である。 ③ 復習では、金属材料の劣化を防ぐための腐食と防食技術について学んだ。腐食は電気化学反応によって進行するため、金属の種類や環境条件によって発生しやすさが変化する。めっきや表面処理、保護膜形成などによって腐食を防ぐことで、材料の寿命を延ばすことができる。また、プリント基板のエッチングでは、金属を選択的に除去することで微細な回路を作製しており、電気化学の原理が電子機器の製造にも応用されていることを理解した。
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A.① 実用電池に亜鉛とアルカリ電解質が使われる理由は、それぞれが電池の性能に適した性質を持っているためである。亜鉛は酸化されやすく、電子を放出しやすいため負極材料として利用される。また、比較的安価で加工しやすいという利点もある。アルカリ電解質には水酸化カリウムなどが用いられ、イオンの移動が起こりやすく、電池内部の反応を効率よく進めることができる。そのため、アルカリ電池は高い容量と安定した電圧を持ち、長時間使用できる実用的な電池となっている。 ② アルカリ電池は、主に負極、正極、電解質、セパレーター、外装容器から構成されている。負極には亜鉛、正極には二酸化マンガンが使用され、電解質には水酸化カリウムなどのアルカリ性溶液が用いられる。使用時には、負極の亜鉛が酸化されて電子を放出し、その電子が外部回路を流れることで電流が発生する。一方、正極では二酸化マンガンが還元反応を起こす。セパレーターは正極と負極の直接接触を防ぎながら、イオンの移動を可能にする役割を持つ。 ③ 復習では、電池における酸化還元反応とエネルギー変換について学んだ。電池は化学反応によって生じる電子の移動を利用し、化学エネルギーを電気エネルギーへ変換する装置である。アルカリ電池では、亜鉛の酸化と二酸化マンガンの還元によって電気を取り出している。また、電池の性能を高めるためには、電極材料や電解質の選択が重要であり、それぞれの材料の性質が電池の寿命や出力に大きく影響することを理解した。
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A.① 太陽光発電は、太陽の光エネルギーを電気エネルギーへ変換する発電方法である。太陽電池には主にシリコン半導体が使用されており、光が当たることで電子と正孔が発生し、電流が流れる仕組みを利用している。太陽光発電は、発電時に二酸化炭素をほとんど排出しないため、再生可能エネルギーとして注目されている。一方で、天候や日照時間によって発電量が変化するという課題もある。そのため、蓄電池との組み合わせや発電効率の向上が重要である。今後、持続可能な社会を実現するために、太陽光発電などの再生可能エネルギーの利用拡大が期待されている。 ② イオンの泳動とは、電場の中でイオンが移動する現象である。イオンの移動速度は、イオン移動度と電場の強さによって決まり、移動度が大きいイオンほど速く移動する。例えば、水溶液中では水素イオンや水酸化物イオンは移動度が大きく、他のイオンより速く移動する。泳動速度を求めることで、電気分解や電池内部でのイオンの動きを理解することができる。また、イオンの移動は電流の発生や電気化学反応の進行に重要な役割を持っており、電池やセンサーの性能にも関係している。 ③復習では、エネルギー変換や電気化学に関するさまざまな技術について学んだ。太陽光発電では光エネルギーを電気エネルギーへ変換し、電池では化学エネルギーを電気エネルギーへ変換していることを理解した。また、電気化学反応ではイオンの移動が重要であり、拡散や泳動によって物質移動が起こることを学んだ。エネルギーを効率よく利用するためには、発電技術だけでなく、材料やイオンの移動などの基礎的な現象を理解することが重要であると感じた。
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A.① ディスプレイは、電気エネルギーを光の情報へ変換し、文字や画像などを表示する装置である。代表的なものとして液晶ディスプレイや有機ELディスプレイがある。液晶ディスプレイは、液晶分子の向きを電圧で制御し、光の透過量を変化させて表示する。一方、有機ELディスプレイは、有機材料に電流を流すことで直接発光するため、高いコントラストや薄型化が可能である。ディスプレイ技術には、電気エネルギーを効率よく光エネルギーへ変換する材料や制御技術が重要であり、スマートフォンやテレビ、車載機器など幅広く利用されている。 ② 人が情報を得たり伝えたりするためにエネルギーを使う理由は、情報の処理や保存、通信には電気エネルギーが必要だからである。コンピュータやスマートフォンでは、電子の移動によって計算やデータ処理を行い、通信機器では電波や光信号を利用して情報を送受信している。また、ディスプレイでは情報を人間が認識できる光へ変換するためにエネルギーを消費する。現代社会では情報の量が増加しており、それに伴ってデータセンターや通信設備で多くのエネルギーが使用されている。そのため、省電力化や高効率な情報技術の開発が重要になっている。 ③ 復習では、エネルギーがさまざまな形に変換され、私たちの生活や産業を支えていることを学んだ。電気エネルギーは、光、熱、運動、情報処理などに変換され、電池や電子機器、ディスプレイなどに利用されている。また、便利な情報社会を維持するためには、大量の情報を扱うだけでなく、消費するエネルギーを減らす工夫も必要である。エネルギー化学では、材料の性質や変換効率を理解し、より効率的で環境負荷の少ない技術を開発することが重要であると理解した。
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A.
A.未解答
A.報告書の題目は「教科書購入による学習環境の整備について」である。著者は長谷部心紀、提出日は2026年4月29日、キーワードは「教科書」「学習」「専門知識」「教育」とした。 本報告書では、専門科目を学ぶために必要な教科書を購入し、今後の学習に向けた準備を行った内容についてまとめた。教科書は授業内容や専門用語を体系的に理解するための重要な資料であり、予習や復習に活用することで学習効果を高めることができる。自ら資料を確認し、知識を深める姿勢の重要性を学んだ。 教科書購入によって学習環境を整え、専門知識を継続的に習得するための準備を行った。授業内容を事前に確認し、疑問点を調べることで主体的に学ぶ力を養うことができる。また、得た知識を整理して活用する能力は、将来技術者として必要な力である。本取り組みを通して、専門分野への理解を深め、継続的に学習する姿勢を身につけた。
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A.報告書の題目は「紫キャベツ色素を用いたイオン移動と電気化学反応の可視化」である。著者は長谷部心紀、提出日は2026年8月4日、キーワードは「電気化学」「イオン移動」「紫キャベツ」「局部電池」「拡散」とした。本報告書では、電極反応によって生じるpH変化を利用し、溶液中のイオン移動を可視化する実験についてまとめた。 本報告書では、紫キャベツに含まれるアントシアニンのpHによる色変化を利用して、食塩水中で起こる電気化学反応とイオン移動の様子を観察した。紫キャベツ色素を含む寒天に10円玉と1円玉を接触させて局部電池を形成し、時間経過による色の変化を記録した。その結果、10円玉付近では緑色、1円玉付近では赤色に近い変化が確認された。これは電極付近で酸化還元反応が起こり、水の電気分解などによってpHが変化したためである。また、時間とともに色の変化が広がったことから、イオンが拡散や泳動によって移動していることを確認した。 本取り組みでは、電気化学反応によるイオン移動を目で確認することで、教科書だけでは理解しにくい電極反応や拡散現象について理解を深めた。実験結果の観察、原因の考察、参考文献を用いた調査を通して、化学現象を分析する力を身につけた。また、電池やセンサーなど実際の技術にも電気化学の原理が利用されていることを学び、専門知識を応用して考える能力を高めることができた。本報告は、学習保証時間を確保し、技術者に必要な探究心や問題解決能力の向上につながる内容である。
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A.報告書の題目は「化学発光を体験しよう」である。著者は長谷部心紀、提出日は2026年8月4日、キーワードは「化学発光」「蛍光」「光エネルギー」「化学反応」とした。本報告書では、化学反応によって光が発生する現象について調べ、化学エネルギーが光エネルギーへ変換される仕組みを学んだ。 本報告書では、化学発光の原理とその応用についてまとめた。化学発光とは、化学反応によって生じたエネルギーが光として放出される現象であり、蛍の発光などの生物発光もその一例である。代表的な例としてルミノール反応があり、酸化反応によって励起状態の物質が生成され、それが基底状態へ戻る際に青色の光を発する。実験や調査を通して、化学反応によるエネルギー変換が身近な現象や分析技術に利用されていることを理解した。 化学発光について調査することで、化学エネルギーが熱だけでなく光エネルギーにも変換されることを理解した。また、ルミノール発光は法科学における血液検出や分析技術などにも応用されており、基礎的な化学反応が社会で役立っていることを学んだ。本取り組みでは、文献調査や化学発光の原理の整理を行い、約8時間の学習を通して化学現象を理解する力や、得た知識を応用して考える能力を身につけた。以上より、専門知識の習得と技術者として必要な探究心・問題解決能力の向上につながる取り組みである。
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A.はい。エネルギー化学を学んだことで、エネルギーは単に作り出して利用するだけではなく、変換効率や環境への影響を考えながら有効に利用することが重要であると理解した。電池、電気分解、表面処理、センサーなど、身近な技術の多くが電気化学や材料化学の知識によって支えられていることを学び、化学が社会の発展に大きく関わっていることを実感した。 今後は、エネルギー問題や環境問題の解決に貢献できるよう、化学的な視点から材料やエネルギー変換技術についてさらに理解を深めたい。特に、再生可能エネルギーの利用や高性能な電池の開発など、持続可能な社会の実現につながる技術に関心を持ち、将来の研究やものづくりに活かしていきたい。エネルギーを効率よく、安全に利用するための知識を身につけ、社会に役立つ技術者となれるよう努力したい。
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A.
A.未解答
A.
A.未解答
A.エネルギーと電気の基礎について学んだ。エネルギーには熱エネルギーや運動エネルギー、電気エネルギーなどさまざまな種類があり、それぞれ異なる単位で表されることを学習した。また、プランク定数や光速度、ボルツマン定数、アボガドロ定数、ファラデー定数など、エネルギーや物質の性質を表す重要な定数について学び、それらの関係を理解した。さらに、電子1個が持つ電荷や電子ボルト(eV)の意味についても学び、量子力学との関係について説明を受けた。加えて、気体・液体・固体における電気の流れ方の違いについて学んだ。気体は通常は電気を流さないが、放電によってプラズマ状態になると電気を流すこと、液体では電解質がイオンに電離することで電気が流れること、固体では金属・半導体・絶縁体で電気伝導性が異なることを理解した。 グループワークでは、変電所から学校まで約5 kmの送電ケーブルについて考えた。ケーブルを銅製とし、抵抗値0.1870 Ω/kmから全体の抵抗を計算すると0.935 Ωとなった。また、電流0.15 Aを流した場合のジュール熱を計算し、約0.021 W(21 mW)の電力損失が生じることを確認した。このことから、送電距離やケーブルの抵抗によって電力損失が発生することを理解した。 エネルギーに関する基本的な物理定数や単位の意味を理解するとともに、物質の状態によって電気の流れ方が異なることを学んだ。また、電子やイオンが電気伝導にどのように関わっているのかを理解することができた。さらに、送電ケーブルの計算では、抵抗があると電力の一部が熱として失われることを実際に計算で確認でき、電力輸送の仕組みについて理解を深めることができた。今後は、今回学んだ定数や公式を覚え、それぞれがどのような場面で使われるのかを整理しながら復習していきたい。
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A. 量子力学の基礎と電子の振る舞いについて学んだ。まず、水素原子や水素分子を例に、原子軌道(AO)と分子軌道(MO)の違いについて説明を受けた。水素原子同士が近づくと、それぞれの電子が共有されて共有結合が形成され、電子が局在化することで水素分子が安定することを学んだ。また、金属では多数の原子が集まることで電子が非局在化し、電子が自由に移動できるため電気が流れやすくなることを理解した。さらに、バンド理論について学び、金属・半導体・絶縁体はバンドギャップの大きさによって電気の流れやすさが異なることを学習した。加えて、抵抗率は物質固有の値であり、導線の材質や太さ、長さによって抵抗が変化することについても理解した。 グループでは、異なる金属を組み合わせたときに発生する電位差について調べた。10円硬貨と1円硬貨を例に比較し、それぞれの材質の違いによって約0.3 Vの電位差が生じることを確認した。また、金属の種類によって電子の動きやすさが異なることが起電力の発生につながることを説明し、電池の基本原理との関係について考察した。 量子力学の考え方をもとに、電子の存在状態や結合の仕組みについて理解を深めることができた。特に、原子軌道から分子軌道が形成される過程や、電子が局在化・非局在化することで物質の性質が変化することが印象に残った。また、バンド理論によって金属・半導体・絶縁体の違いを説明できることや、抵抗率や導線の形状が電気の流れに影響することも学んだ。今後は、電子の振る舞いと電気伝導の関係を整理しながら、バンド理論や抵抗率の意味についてさらに理解を深めていきたい。
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A. 電池や電気化学測定の基礎について学んだ。まず、電池には正極と負極があり、電子は負極から正極へ流れること、セルを直列につなぐことでより大きな電圧を得られることを学んだ。また、電流計と電圧計の接続方法や役割についても確認した。さらに、電気化学測定で用いられる作用極・参照極・対極の三電極系について学び、参照電極を基準として電位を測定する仕組みを理解した。加えて、硬貨を電極として用いた実験では、アルミニウムや銅など金属ごとの電位差や酸化還元反応について学び、金属の種類によって起電力が異なることを確認した。 グループでは、硬貨を用いて電位差や電場の分布を調べる実験を行った。10円硬貨と1円硬貨を電極として配置し、等電位線や電気力線を作図することで、電位の変化や電場の向きを可視化した。また、電位勾配と電界の関係について考察し、電位差が大きい場所ほど電界が強くなることを確認した。さらに、電流密度や電場の強さについても議論し、電気がどのように流れるかを理解した。 電池の基本構造や電位・電流・電場の関係について理解を深めることができた。特に、三電極法では参照電極を基準として電位を測定することや、等電位線と電気力線は互いに直交することが重要であると学んだ。また、硬貨を用いた実験では、電位差を測定するだけでなく、電場の分布を図として表すことで、電気の流れを視覚的に理解することができた。
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A. 電池と電気分解の仕組み、およびファラデーの法則について学んだ。まず、ダニエル電池を例に、亜鉛電極では酸化反応、銅電極では還元反応が起こることを学び、電子は亜鉛から銅へ流れることを確認した。また、塩橋の役割や電池式の書き方についても理解を深めた。さらに、電気分解では外部電源によって反応を進行させることや、セルを直列・並列に接続した場合の特徴について学習した。加えて、ファラデーの法則では、流した電気量と析出する物質の量は比例し、電気量は電流と時間の積で表されることを学んだ。 グループでは、ハルセル試験について調査し発表を行った。ハルセル試験は、めっき液の性能や不純物の影響を短時間で評価するための試験方法であり、電流密度が連続的に変化する特殊なセルを用いてめっき状態を観察するものである。実際の生産条件を模擬しながら、適切なめっき条件や浴の状態を確認できるため、めっき工程の管理や品質向上に広く利用されていることを説明した。また、電子機器やスマートフォンなどの部品製造にも活用されていることを紹介した。 電池では自発的な酸化還元反応によって電気が発生し、電気分解では外部から電気を与えることで反応を進めるという違いを理解することができた。また、ダニエル電池の反応式や電子の流れる向き、塩橋の役割を整理して理解することができた。さらに、ファラデーの法則では、電流と時間から電気量を求め、析出する物質の量を計算できることを学んだ。
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A.電気化学反応の速度とエネルギーの関係について学んだ。まず、電気量と物質量の関係を確認し、流れる電流は電気量の時間変化で表され、さらに反応速度とも関係していることを学んだ。また、酸化還元反応では反応速度定数や平衡の考え方を用いて反応を理解できることや、ネルンストの式を用いて電極電位がイオン濃度(活量)によって変化することを学習した。さらに、ギブズ自由エネルギーと起電力には「ΔG=-nFE」の関係があり、化学エネルギーと電気エネルギーが相互に変換されることを理解した。標準電極電位や銀塩化銀電極、標準水素電極を基準とした電位の考え方についても学び、電池の起電力を求める方法を確認した。 グループでは、電気化学セルについて調査し発表を行った。電気化学セルは、正極(カソード)と負極(アノード)で構成され、放電時には負極で酸化反応、正極で還元反応が起こることを説明した。また、リチウムイオン電池を例に挙げ、負極にはグラファイト、正極には金属酸化物が用いられ、リチウムイオンと電子が移動することで充放電が行われる仕組みについて紹介した。電気自動車やスマートフォンなど、身近な機器に広く利用されていることも説明した。 電極電位は物質の濃度や活量によって変化し、その関係をネルンストの式で表せることを学んだ。また、ギブズ自由エネルギーと起電力の関係から、化学反応によって電気エネルギーが生み出される仕組みを理解することができた。さらに、標準電極電位を基準に起電力を計算する考え方や、電気化学セルの構造についても理解を深めることができた。
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A. ネルンストの式と過電圧について学んだ。ネルンストの式を用いて、電極電位はイオン濃度や活量、さらに水素イオンや水酸化物イオンの濃度、すなわちpHによって変化することを理解した。また、電極反応では理論上必要な電圧だけでなく、実際には反応を進めるために余分な電圧である「過電圧」が必要になることを学んだ。さらに、水の電気分解では、アノードで酸素や塩素、カソードで水素が発生する反応や、反応によって溶液のpHが変化する仕組みについても説明を受けた。加えて、電流と電圧の関係や、ターフェルプロットを用いた過電圧と電流密度の関係についても学習した。 過電圧を小さくする方法について発表を行った。過電圧を低減するためには、触媒を使用すること、電流密度を下げること、電極間の距離を短くすること、電解液の流れを良くして物質移動を促進すること、さらに温度を上げることが有効であると説明した。また、アルミニウムでは約2.83 Vの過電圧が必要となることを例に挙げ、電極材料によって必要な過電圧が異なることを紹介した。 ネルンストの式によって電極電位が濃度やpHの影響を受けることを理解することができた。また、理論電圧だけでは反応は十分に進まず、実際には過電圧が必要になることや、その大きさは電極材料や反応条件によって変化することを学んだ。さらに、ターフェルプロットを用いることで過電圧と電流密度の関係を評価できることや、過電圧を小さくする工夫が電気分解や電池の効率向上につながることも理解できた。
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A. 電気化学測定法と電子回路の基礎について学んだ。前回までに学習した過電圧や分解電圧について復習した後、電位を時間とともにゆっくり変化させながら電流を測定するボルタンメトリーについて学んだ。特にポーラログラフィーでは、水銀電極を用いることで微量成分を高感度に検出できることを理解した。また、電圧分割回路の仕組みや抵抗を組み合わせた回路についても学び、電圧が抵抗値の比によって分配されることを確認した。さらに、npn型・pnp型トランジスタやFETの構造と動作原理について学び、電子回路ではスイッチや増幅素子として利用されていることを理解した。加えて、交流インピーダンス法では、フーリエ変換やラプラス変換を利用して電気化学反応を解析する方法についても学んだ。 グループでは、サイクリックボルタンメトリー(CV)について発表を行った。サイクリックボルタンメトリーは、電極電位を一定速度で往復掃引し、そのときに流れる電流を測定することで、物質の酸化還元特性を評価する電気化学測定法である。測定にはポテンショスタットと作用極・参照極・対極からなる三電極系を用い、得られる電流―電位曲線から酸化反応や還元反応の起こる電位や反応の可逆性などを調べることができることを説明した。 電気化学測定法にはさまざまな種類があり、それぞれ測定目的が異なることを学んだ。特に、サイクリックボルタンメトリーでは酸化還元反応を電流と電位の関係から評価できることや、三電極法によって正確な測定が可能になることを理解した。また、トランジスタやFETは電子回路において電流の制御やスイッチングに重要な役割を果たしていることも学んだ。さらに、交流インピーダンス法では交流信号を利用して反応や内部抵抗を解析できることを知り、フーリエ変換やラプラス変換がその解析に用いられることを理解した。
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A. クロノポテンショメトリーやセンサ、pH測定の原理について学んだ。クロノポテンショメトリーでは、一定の電流を流したときに電位が時間とともに変化する様子を測定し、物質の電気化学的特性を評価できることを学んだ。また、FETやMOS構造を利用した半導体素子についても学び、トランジスタでは電流を制御して増幅やスイッチングを行う仕組みを理解した。さらに、各種センサでは光や温度、圧力などの物理量を電気信号へ変換することや、タッチセンサ、静電容量センサ、超音波センサ、光学センサなどの特徴についても学習した。加えて、ガラス電極やAg/AgCl電極を用いたpH測定の原理について学び、ネルンストの式を利用して水素イオン濃度からpHを求める方法を確認した。 pHメーターの原理について発表を行った。pHメーターは、pHガラス電極と比較電極との間に生じる電位差を測定し、その電位差をネルンストの式に基づいてpHへ換算する装置であることを説明した。また、水素イオン濃度が変化すると電位も変化し、その変化から溶液の酸性・アルカリ性を高精度に測定できることを紹介した。 クロノポテンショメトリーによる電位変化の測定や、半導体素子を利用したセンサの仕組みについて理解を深めることができた。また、pHメーターはガラス電極と比較電極の電位差を利用してpHを測定しており、その計算にはネルンストの式が用いられていることを学んだ。さらに、センサは物理量や化学量を電気信号へ変換する重要な装置であり、身近なスマートフォンや各種計測機器にも幅広く利用されていることを理解した。
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A. 腐食や不動態化、アルマイト処理、パワー半導体について学び、材料の耐食性や電力制御技術との関わりを理解した。まず、pHメーターの原理を復習し、水素イオン濃度と電位の関係がネルンストの式で表されることを確認した。また、鉄は腐食しやすいが、クロムやニッケルを含むステンレス鋼(SUS304)は表面に酸化被膜(Cr?O?)が形成されることで不動態化し、高い耐食性を示すことを学んだ。さらに、アルミニウムも表面に酸化アルミニウム(Al?O?)の皮膜を形成するが、これを人工的に厚くする処理がアルマイト(陽極酸化)であり、耐食性や耐摩耗性、絶縁性を向上させる技術であることを理解した。後半では、パワー半導体について学び、ダイオードやインバータの働き、交流100Vの実効値と最大電圧の関係、VVVFインバータによる電力制御など、電力変換技術の基礎について説明を受けた。 グループでは「湿度センサー」をテーマに発表した。湿度センサーにはアルミニウムの酸化皮膜が利用されており、皮膜に存在する微細な細孔が空気中の水分を吸着することで、電気抵抗や静電容量が変化する仕組みを説明した。また、アルミニウムを陽極としてシュウ酸やリン酸などの電解液中で陽極酸化を行うと、多孔質の酸化被膜が形成され、この構造が湿度検出に利用されていることを紹介した。湿度の変化を電気的な信号へ変換することで、湿度センサーとして機能することを説明した。 金属の腐食を防ぐ方法として不動態化やアルマイト処理の重要性を学んだ。特に、クロム酸化物や酸化アルミニウムの皮膜が金属表面を保護し、耐食性を高める役割を果たしていることを理解した。また、アルマイト処理によって形成される多孔質の酸化皮膜は、湿度センサーなどの機能性材料にも応用されていることが印象に残った。さらに、パワー半導体やインバータは交流と直流を効率よく変換し、家電や電車などの電力制御に広く利用されていることも学んだ。今後は、不動態化とアルマイト処理の違い、湿度センサーの測定原理、交流の実効値とインバータの役割について復習し、それぞれの仕組みを説明できるようにしたい。
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A. アルマイト処理や不動態化、コンデンサの原理、さらに半導体加工技術について学んだ。まず、アルミニウムの陽極酸化によって形成されるアルマイト皮膜は、耐食性や耐摩耗性を向上させるだけでなく、PS印刷版やコンデンサ、建築材料など幅広い用途に利用されていることを学んだ。また、ステンレス鋼ではクロム酸化物による不動態皮膜が腐食を防ぐ重要な役割を果たしていることも復習した。さらに、コンデンサでは静電容量が極板面積や誘電率に比例し、極板間距離に反比例することや、電流・電圧・電荷の関係について理解した。加えて、フォトリソグラフィやエッチングなどの半導体製造技術についても学び、微細な回路を形成する工程を確認した。 グループでは、プールベー図(電位-pH図)について発表を行った。プールベー図は、電位とpHの条件によって金属が腐食するのか、不動態皮膜を形成するのか、あるいは安定に存在するのかを示す図であることを説明した。また、この図は腐食対策の検討や環境条件の評価、機能性材料の設計などに利用され、金属材料を適切な条件で使用するための重要な指標であることを紹介した。 アルマイト処理によって形成される酸化皮膜が耐食性や耐摩耗性を向上させることや、ステンレス鋼の不動態皮膜が腐食を防ぐ仕組みについて理解を深めることができた。また、コンデンサでは静電容量が極板の面積や間隔によって決まることや、電流・電圧・電荷の関係を整理することができた。さらに、半導体製造ではフォトリソグラフィやエッチングによって微細な回路が形成されていることや、プールベー図を用いることで金属の腐食や不動態化の条件を予測できることを学んだ。
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A.防食技術と電池の仕組みについて学んだ。まず、プールベー図を用いて、亜鉛はpHや電位の条件によって金属、イオン、水酸化物のどの状態で安定に存在するかが変化することを復習した。また、ネルンストの式を用いて、金属イオン濃度が変化すると電極電位も変化することを確認した。さらに、防食技術では、ステンレス鋼の不動態皮膜やアルミニウムの陽極酸化皮膜による防食効果、亜鉛めっきによる犠牲防食の仕組みについて学んだ。加えて、ターフェル線図を用いて腐食速度と腐食電位の関係を理解し、腐食反応が電流密度と密接に関係していることを学んだ。最後に、ファラデー定数を利用して理論容量を求める方法や、ダニエル電池の起電力についても確認した。 グループでは、ボタン形アルカリマンガン電池の構造について発表を行った。ボタン電池は、負極に亜鉛、正極に二酸化マンガンと炭素を用い、セパレーターや電解液、ガスケットなどで構成されていることを説明した。また、小型でありながら安定した電圧を供給できるため、腕時計や電子機器などの小型機器に広く利用されていることを紹介した。さらに、各部品が液漏れ防止や電極の分離など、それぞれ重要な役割を担っていることを説明した。 防食には不動態化や犠牲防食など複数の方法があり、それぞれの原理が異なることを理解することができた。また、ターフェル線図から腐食速度を評価できることや、ファラデー定数を用いることで電池の理論容量を計算できることを学んだ。さらに、ボタン形アルカリマンガン電池では、亜鉛と二酸化マンガンの酸化還元反応によって電気エネルギーが取り出されていることや、内部構造が安全性や性能に大きく関係していることも理解できた。
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A.半導体材料と光エネルギーの関係について学び、電子のエネルギーバンド構造や光吸収の仕組みを中心に理解を深めた。まず、n型半導体とp型半導体ではフェルミ準位の位置が異なり、それらを接合すると空乏層や内部電場が形成されることを学んだ。また、SnO?(酸化スズ)のような透明導電性酸化物や、Si、Ge、GaAsなどの半導体材料の特徴についても説明があった。さらに、半導体はバンドギャップ以上のエネルギーを持つ光を吸収すると、電子が価電子帯から伝導帯へ励起され、電子とホール(正孔)が生成されることを学んだ。この電子とホールの分離が光電変換や太陽電池、光センサーなどの基本原理であることを理解した。また、太陽電池には現在主にシリコン(Si)が用いられている理由や、エネルギーと波長の関係についても学習した。 「アルミニウムイオン(Al??)」をテーマに発表した。Al??の移動度と電気伝導率の関係を用いて、電場中でのイオンの移動速度を計算した。まず電流密度と電気伝導率から電場強度を求め、その後、移動度との関係式 v=uE を利用して、Al??の移動速度を 約 1.03 \times 10^-5 cm/s と算出した。この計算を通して、イオンは電場によって一定の速度で移動し、その大きさは移動度や電場の強さによって決まることを説明した。
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A. エネルギー変換と情報伝達について学び、身近な家電であるテレビを例にして、エネルギー化学がどのように利用されているかを理解した。まず、光が半導体に当たることで電子と正孔が生じる光起電力効果や、GaAs(ガリウムヒ素)などの半導体材料、LEDの発光原理について学んだ。また、太陽光や風力、水力などの再生可能エネルギーについても触れ、それぞれが位置エネルギーや運動エネルギーを電気エネルギーへ変換して利用されていることを確認した。さらに、熱力学では、エンタルピー(ΔH)、内部エネルギー、PV仕事、気体定数(RT)、自由エネルギー(F・G)、電子ボルト(eV)など、さまざまなエネルギーの表し方を整理した。加えて、ボルツマンの式 を用いて、エントロピーが状態数や情報量と関係していることや、情報の単位であるbitとの関係についても学習した。 グループでは「テレビ」をテーマに発表を行った。テレビは、電波や光ファイバーを通して送られてきたデジタル信号を受信し、内部で映像や音声のデータとして処理する仕組みであることを説明した。また、映像を表示するために液晶や有機ELが発光し、スピーカーが電気信号を音へ変換することで映像と音声を再生していることを紹介した。さらに、テレビは大量の画像データを高速で処理するために多くの電気エネルギーを消費する一方、人が現地へ行かなくても情報を得られたり、娯楽や学習に利用できたりする便利な機器であることを説明した。 半導体の性質や光起電力効果、LEDの発光原理など、エネルギーを光や電気へ変換する仕組みについて理解することができた。また、再生可能エネルギーには風力、水力、太陽光などがあり、それぞれ異なるエネルギー変換によって発電していることを学んだ。さらに、エンタルピーや自由エネルギー、電子ボルトなどのエネルギーの表し方を整理するとともに、ボルツマンの式を通してエントロピーと情報量の関係についても理解を深めることができた。今後は、エネルギーの種類とその変換、半導体やLEDの原理、ボルツマンの式と情報量の関係を中心に復習し、実際の機器と結び付けて説明できるようにしたい。
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A.第1回では、自然界の運動や熱などを定量的に扱うために、物理量と単位が重要であることを学んだ。エネルギーは形態が異なっても共通の単位で比較でき、電気エネルギーではWhやkWhが広く用いられる。例えば1 kWhは1000 Wを1時間使用したエネルギーであり、3.6×10? Jに相当する。このような換算によって、電気化学工業で消費される電力と物質生産量を同じ尺度で考えられる。 授業課題では「1 kWhのエネルギーで何をどれだけ作れるか」を考え、亜鉛の電解製造を例として扱った。『現代の電気化学』中の各金属における電解精錬を説明した表より亜鉛約33 gという値を用いた。しかしこの値はファラデーの法則だけから一意には決まらない。重要なのは、電力量を製品の生産量へ換算することで、工業プロセスのエネルギー効率を具体的に評価できる点である。 復習では、体脂肪1 kgを7200 kcalと近似して、5 kg分のエネルギー量を計算した。1 kcal=4184 Jより、7200 kcalは約3.01×10? Jであり、5 kgでは約1.51×10? Jとなる。さらに1 kWh=3.6×10? Jなので約41.8 kWhに相当する。ただしこれは「排熱量」というより、体脂肪相当のエネルギー量を単純換算した値と考える方が正確であると考えた。
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A.第2回では、エネルギー利用を光・熱・動力などの強電分野と、通信・情報を扱う弱電分野に分けて考えた。またカルノーサイクルのP-V線図とT-S線図から、熱機関が仕事を取り出すには高温側と低温側の温度差が必要であることを確認した。電池については、縦軸を電圧V、横軸を電気量Q〔C=A・s〕とすると、その面積∫VdQが電気エネルギーを表すことを学んだ。 授業課題では自動車の「電費」を燃費と対比して考えた。講義例ではプリウスの走行距離と燃料消費量、日産リーフの約8.47 km/kWhという数値を用いた。ここで提出した課題では「1 kWあたり」と表しているがこれは誤りで、消費したエネルギーを意味する「1 kWhあたり」と表す必要がある。電費は1 kWhの電力量で何km走行できるかを示すため、値が大きいほど少ない電力量で長く走れることになる。 復習ではろうそくの燃焼をエネルギーと出力の関係から整理した。パラフィンの燃焼熱を約42 kJ/g、ろうそくを6 gとすると、放出エネルギーは約252 kJで、反応系のエンタルピー変化としては負になる。これを2時間=7200 sで放出した場合、平均出力は252×10? J÷7200 s=35 Wとなる。
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A.
A.未解答
A.第4回では、目に見えない電気的な量を実際に測定する方法を学び、回路計や電気用図記号を扱った。導体の抵抗Rは物質固有の抵抗率ρだけでなく、長さLと断面積Aにも依存し、R=ρL/Aで表される。また半導体では電子が存在できる価電子帯と伝導帯、その間の禁制帯があり、n型とp型の接合によって内部電界やエネルギーバンドの曲がりが生じることを確認した。 授業課題では、1円玉と10円玉を電極として電圧計で電位差を測定し、代表者の測定では0.578 Vが得られた。1円玉はアルミニウム、10円玉は銅を主成分とするため、電解質を介して接触すると異種金属間の電位差が現れる。ただし実測値は表面の酸化膜、汚れ、電解質の種類や濃度などにも左右されるため、金属の標準電極電位の差と完全に一致するものではない。 復習ではNPN型バイポーラトランジスタのエネルギーバンドを調べた。単純に「n→pで上がり、p→nで下がる」とするだけでは不十分で、接合後はキャリアが拡散して空乏層が形成され、熱平衡ではフェルミ準位が全体で一致するよう伝導帯と価電子帯が曲がる。NPNトランジスタはエミッタ、薄いベース、コレクタからなり、この二つのpn接合へのバイアスによって増幅作用が得られる。
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A.第5回では、回路計を用いた電位測定を通して、電位勾配、電界、電気力線と等電位線の関係を学んだ。電気力線は各点における電界の方向を表し、正電荷から負電荷へ向かうように描かれる。一方、等電位線は電位が同じ点を結んだ線であり、電気力線とは常に直交する。また等電位線の間隔が狭い場所ほど電位変化が大きく、電界も強くなる。 授業課題では、実際に測定した電位から等電位線を描き、そこへ電気力線を書き加えた。電気力線に沿って正電荷が移動する方向では電位は低下し、等電位線上を移動する場合には電位差がないため電気的な仕事は生じない。壇上での測定ではノイズが多かったことから、実際の電気測定では周囲の電磁場、接触状態、測定器の精度などが結果に影響することも理解した。 復習では電界と電位の関係を調べた。一次元では電界Eと電位Vの間にE=-dV/dxという関係があり、電界は電位が最も急激に低下する方向を向く。したがって電位分布を測定できれば、直接電界を測らなくてもその方向や強さを推定できる。地形図の等高線と傾斜の関係に似ており、等電位線が密な場所ほど電界が強いと理解できる。
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A.第6回では、電界と電流の関係を学び、電流密度の単位がA/m?、電界の強さの単位がV/mであることを確認した。また電池式では一般に左側にアノード、右側にカソードを記し、アノードで酸化、カソードで還元が起こる。銅の電解精錬では不純銅をアノード、純銅をカソードとして、外部電源を含む回路と槽電圧について考えた。これらは『現代の電気化学』p.42付近の内容に対応する。 授業課題では、めっき技術の評価法としてハルセル試験を調べた。ハルセル槽は陽極と陰極の距離が場所によって異なる台形状の電解槽で、一枚の試験片上に高電流密度から低電流密度までのめっき状態を同時に再現できる。そのため、光沢の有無、焼け、ムラ、析出不良、添加剤の過不足などを観察し、めっき浴の状態や適切な処理条件を比較・評価できる。 復習では、講義で扱ったファラデーの電気分解の法則について調べた。電極で析出・溶解する物質量は、電解槽を通過した電気量に比例し、Q=It、n=Q/(zF)で求められる。質量で表せばm=MIt/(zF)となり、Fは約9.65×10? C/molである。例えばCu??から銅を1 mol析出させるには2 molの電子が必要となる。この比例関係は『現代の電気化学』p.46の内容とも対応する。
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A.第7回では平衡論を中心に、化学反応と電気エネルギーの関係を学んだ。電極反応が平衡状態にあるとき、正反応と逆反応の速度が等しいため、巨視的には正味の反応速度が0に見える。電池が外部へ行える最大電気仕事はギブス自由エネルギー変化と関係し、ΔG=-nFEcellで表される。ダニエル電池ではEcell=Eカソード-Eアノードとして起電力を計算する。 授業課題ではFe??/Fe??系を例にネルンストの式をグラフ化した。25 ℃ではE=E°-(0.0592/n)logQであり、Fe??+e?→Fe??ではn=1なので、E=E°+0.0592log(aFe??/aFe??)となる。Fe??の活量を一定とすればE=定数+0.0592log[Fe??]となり、横軸をlog[Fe??]にすれば直線になる。『現代の電気化学』p.40、p.68、p.249の参照電極の内容とも関連する。 復習では銀-塩化銀参照電極を調べた。この電極はAg│AgCl│Cl?という系で、塩化物イオン濃度を一定に保つことで安定した電位を得られる。電気化学測定では作用電極そのものの電位を直接絶対値として測ることはできないため、このような電位の安定した参照電極との差として測定する。後のpH測定やボルタンメトリーにもつながる重要な基準電極である。
A.Adobe Scan 2026年8月4日.pdf
A.
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■総まとめ(エネルギー化学2026R08)
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エネルギー化学
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成績申請と単位認定請求
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■総まとめ(エネルギー化学2026R08)
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第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。