40wt%塩化第二鉄FeCl3水溶液を10mL調整し、さらに濃塩酸HClを1mL加えて腐食液とする。Cu-PET、Fe-PET、Al-PETフィルムを適当な大きさに切り、紙やすりで研磨し清浄な面を露出させ、ビニールテープを貼ってマスキングする。また染色したAl-PETではそのままビニールテープでマスキングする。マスキングを自分の好きな形(自分のイニシャルなど)を残して切り取る。着色していない場合はPET面から字が読み取れるように左右反転してマスキングすると美しく仕上がる。マスキングされていない金属部分を腐食液で腐食溶解する。腐食液を水洗いし、マスキングを剥がして水洗いし、乾燥する。黒ラシャ紙を台紙にしてメタリックネームプレートを作成する。突然激しい溶解が起きることがあるので、操作はドラフト内で行う。またPETフィルムは弾力があり、溶液を弾き飛ばすことがあるので保護眼鏡などを着用して実験する。
無機・分析化学応用実験:金属の腐食(エッチング加工). /amenity/Syllabus/@Lecture.asp?nLectureID=1316. (参照2007-04-10).
ピカッとさいえんす:フォトリソグラフィー. /amenity/Syllabus/@Lecture.asp?nLectureID=3489. (参照2011-01-31).
現代の電気化学. 丸善, 2012. .