データベースアメニティ研究所は、 山形大学1)が公式に認定した バーチャル研究所 です。 データベースアメニティ研究所は、学術の中心である大学の教育と研究を支援する知識ベースシステムの探求を目的とします。具体的にはシラバスのデータベース化をはじめとする JABEE 対応カリキュラム支援システム、教員要覧および研究者総覧をはじめとする研究プロジェクト支援システム、電気化学データベースをはじめとする社会啓蒙活動支援システム、そのほかインターネットとデータベース技術を活用し、快適に情報を操作し、文化の発展および産業の発達に寄与する 知的財産 のためのシステムの企画、設計、開発および、その管理、運営、維持に関する教育と研究を行います。
近年、AI(人工知能)やIoT、ビッグデータがビジネスに活用され始めている一方、それらの基盤となるデータベースの構築や維持、AI開発者の人手不足、権利帰属問題、さらには法的な責任問題、などなど多くの解決すべき課題が多い。大学は学術の中心として文化の発展に貢献すべく、教育を通して知的財産として著作物や発明の創造を促す役割を担っており、それらの課題に対するソリューションを研究していく必要がある。大学には、薬品、消耗品、装置、測定結果、モニタリング結果などといった実験リソースはもちろんのこと、卒業論文、研究ノート、共同研究報告書、シラバス、講義ノート、書籍というような知的財産の源となる教育研究リソースも数多く存在する。
これらの状況を踏まえ、データベースに蓄積された、教育研究リソースをビッグデータとして体系化し、それらを活用するAI(人工知能)に関する研究と開発を行い、あらゆる可能性について分野を超えて模索する。論文刊行、書籍出版、講演のための剽窃チェック、転載許諾を含む、デジタル著作権管理(DRM)技術の研究と開発を行う。サイバースペースに存在するリソースを攻撃から守るセキュリティ技術や、権利の帰属を明らかにする認証技術の研究と開発を行う。また実際に農業や介護と言った人手不足が予見できる分野、あるいはエネルギーやバッテリーと言った分野においてAI(人工知能)をネットでシームレスに接続するためのIoT技術について研究と開発を行う。特にスマートフォンと無線LANを使った現代の若者のライフスタイルに適合できるシステムを模索する。
●関連シラバス
伊藤智博,齊…らは、2011年にで開催された平成22年度情報処理学会東北支部研究会においてフェデレーションアーキティクチャによる資源有効活用のためのデータベース構築の検討について報告しているフェデレーションアーキティクチャによる資源有効活用のためのデータベース構築の検討4)。
- (1) 山形大学, 学校
〒990-8560 山形市小白川町一丁目4-12.
http://www.yamagata-u.ac.jp/index-j.html - (2)
サイバーキャンパス「鷹山」
,,etc,,
仁科 辰夫,シラバス-山形大学, (2016). - (3)
電気化学の庵
,データベースアメニティ研究所スペシャルコース,etc,データベースアメニティ研究所,山形大学
立花 和宏,シラバス-山形大学, (2018). - (4) フェデレーションアーキティクチャによる資源有効活用のためのデータベース構築の検討
伊藤智博,齊藤純一郎,栗原聖和,奥山澄雄,立花和宏,仁科辰夫,尾形健明,講演要旨集 (2011).