この不動態皮膜の抵抗は皮膜の厚みが増すほど大きくなる。小野寺らはアルミニウム集電体をアノード酸化して酸化皮膜Al2O3の厚さdと、合材とアルミニウム集電体間の接触抵抗Rcの関係を調べた。その結果、接触抵抗Rcは酸化皮膜の厚さdに対して直線的に増加し、式(1)で表されると述べている。