溶媒分子が吸着すると電極のインピーダンス、特に位相差が溶媒濃度が増加するについれてキャパシティブへと変化します。ちなみに金集電体だけでは溶媒濃度にかかわらずほぼ純粋なキャパシティブ挙動を示します。溶媒濃度が増加すると金集電体のインピーダンスが低下しているので電離できなかったイオン液体が電離し容量が増加しているように思われます。 ○渡邉貴太,…らは、2009年に〒606-8501 京都市左京区吉田本町で開催された電気化学会第76回大会においてイオン液体を使ったリチウムイオン正極活物質(LiFePO4,LiMn2O4,LiCoO2)表面への溶媒分子吸着による活物質のインピーダンス変化について報告している1)。 【修士論文・卒業論文】 わたなべ2) 【関連講義】 卒業研究(C1-電気化学2004~),非プロトン性極性溶媒3)イオン液体を使ったリチウムイオン正極活物質(LiFePO4,LiMn2O4,LiCoO2)表面への溶媒分子吸着による活物質のインピーダンス変化○渡邉貴太,立花和宏, 仁科辰夫, 電気化学会第76回大会, (2009).非プロトン性極性溶媒,電解液仁科 辰夫, 卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2008).(1) イオン液体を使ったリチウムイオン正極活物質(LiFePO4,LiMn2O4,LiCoO2)表面への溶媒分子吸着による活物質のインピーダンス変化○渡邉貴太,立花和宏, 仁科辰夫, 電気化学会第76回大会, (2009).(2) おりびん渡邉 貴太, 修士論文, (2010).(3) 非プロトン性極性溶媒,電解液仁科 辰夫, 卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2008).