資源には鉱物資源とエネルギー資源があります。エネルギー資源には化石燃料と再生可能エネルギーがあります。
今後大きな課題がいくつもあり、まず必要なのは技術、人材の再構築。
というのも日本ではもはや大型風車を作れなくなってしまったから。
以前は日立や三菱などが陸上風車を手がけていたが、国内で売れず全て撤退し、技術も人材も散逸。
現在洋上風車は1基1万kW、東京タワーに迫るほど大型が主流で日本メーカーだけでは困難。
それを示すかのように、政府が国内メーカーに発注し600億円かけ福島県沖に建てた海上に浮かすタイプの大型実証風車3基はトラブルが多発して、来年度までにすべて撤去されることがこのほど決まった。
出典:
「2050年温室効果ガスゼロへ 洋上風力を切り札とするために」(時論公論) 1)
資源、環境、大気、海と言った事柄を取り扱う学問分野は、地学(アースサイエンス)と呼ばれます。持続可能な社会へ向けて世界的な取り組みが進む中、日本の高校教育では、地学を履修する生徒は1.2%でさらに減少しています。地学の教員採用もなく、地学を開講しない高校が増えています。学校があっても地学の先生がおらず、地学の授業を受けられないのです。このような状況にあって、エネルギー資源や環境保全に対する姿勢を育むにはどうしたらよいでしょうか?5)
「2050年温室効果ガスゼロへ 洋上風力を切り札とするために」(時論公論). https://ainow.ai/2020/01/08/182117/, (2021-01-14)
技術者による実践的工学倫理第4版. 化学同人, 2006. p.140.
最新工業化学―持続的社会に向けて―. 講談社サイエンティフィク, 2004. p.66.
現代の電気化学. 丸善, 2012. p.222.
電気化学の庵:地球と環境. /amenity/Syllabus/@Lecture.asp?nLectureID=983. (参照2006-10-26).