集電体の金属と皮膜厚みを変えて炭素を塗布た電極をLiClO4中でCVから接触抵抗を測定しました。
横軸にアノード酸化電圧、縦軸に接触抵抗をとったグラフですが、アノード酸化電圧が高くなればなるほど、接触抵抗が大きくなります。タンタル、ニオブ、アルミの順で接触抵抗が大きくなります1)。このことから耐食性が上がりそうだからタンタルを使おうなどと思うと接触抵抗が大きくなってしまうことがわかります。
タンタルについての研究もあります2)。
バルブメタルの非水電解液中における不働態化と表面欠陥○立花和宏,仁科辰夫,遠藤孝志,田中良樹,木俣光正,楊立,尾形健明,
電気化学会第72回大会, (2005).
タンタル表面での電解生成物。立花和宏,
研究ノート, (
2004).
(
1) 
バルブメタルの非水電解液中における不働態化と表面欠陥○立花和宏,仁科辰夫,遠藤孝志,田中良樹,木俣光正,楊立,尾形健明,
電気化学会第72回大会, (2005).
(
2) 
タンタル表面での電解生成物。立花和宏,
研究ノート, (
2004).