磁気 情報化社会の発展に伴い、多量のデータを高速に記録するための情報ストレージの中核をなす磁気ディスク(ハードディスク)では高記録化、高速化、小型化が急速に進められています。 '90年では100Mb/inch2であったものから、現在では500Gb/inch2と二桁以上の急速な発展をしております。 これに伴って記録ビットの長さもマイクロメートルからナノメートルオーダーの微細化が進んでいます。 しかし、記録ビットが小さくなるにつれ、安定した書き込みを行えなくなってしまう等の問題も生じてきました。 そこで本研究室では微小ビットを如何に安定に記録するか、またこのビットから如何に信号を読み出すかということを目標に研究を行っています。