大学の役目として、事実は可能な限り公開すべきだと思うんですよ。ただ、主体が特定できると利害関係が発生するでしょ?主体と事実を同時に公開するとやばいので、どちらかを落とすわけですが、政治家は「主体」を出して「事実」を葬る。大学としては「主体」を消して「事実」を出す方がいいのかなー、と。ほら、「けっこう仮面」ってマンガがあったでしょ?しってる?「顔をかくせばはずかしくない!」とかいいながら、おっぴろげキーック♪とかやる、永井豪さんのちょっとエッチなまんが。あれって、かなり真実をついていると思うんだよね、「顔をかくせばはずかしくない!」ってのがさぁ。同じことはどこでもあって、西洋では仮面舞踏会という怪しげなパーティーがあったりする。で、メンツを大切にする方々は顔をださなきゃならんだろうけど、大学はね、文化の発展と産業への発達のために、主体を消して、なるたけ正しい真実を情報発信していくべきじゃないのかな?だれかを責めたりすることじゃなくて、こういうことがありますけど、みんなでいっしょにうまいこといくように考えていきませんか?ってスタンスでいかなきゃだよね。 そういうことで、工場見学報告シリーズを始めることになりました。見せていただいたんだから、アピールしてさしあげたいしね。先方の不利益にならない範囲で、啓蒙活動用のネタを蓄積していくってのは、いろいろな意味で有用だと思います。そこで、「工場見学報告シリーズ」は、インターネット講義として収録、公開するようにいたしました。「電気化学のQ&A」もね。これは、見事にサイバーキャンパス、バーチャルユニバーシティーになっていくんです。科研費が当たらなくて研究費がなくとも、こういう活動を地道に続けていけば、実績だけはどんどん積みあがっていく。工場見学させてくださった方々への感謝を込めて、積み上げましょう!(^_^)