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化学物質が生体に害を与える性質。化学薬品はすべて毒性があると思って取り扱うことが無難。化学物質が目に入ったり皮膚に触れたり吸入したりした場合は医師が来るまで応急措置を施してください。毒物、劇物、危険物は法律でも定められています。
有毒な鉱物、植物、動物にも毒性を持つ物質が含まれています。
ある物質がある生体にとって毒性を持つかどうかは生物の種類によっても違います。たとえばモンシロチョウが大好きなアブラナに含まれるシニグリンるいはアゲハチョウの幼虫には有害なためアゲハチョウは死んでしまいます。
またユーカリにはシオネールなどの芳香油が含まれ、この物質は多くの生物にとって有毒ですがコアラは解毒することができるため、ユーカリを独占することができます。