耐電圧1ボルトあたりの厚みをいうのですが、これが定義があいまいなのです。
さて皮膜膜厚と電圧の比はアノダイジングレシオと呼ばれ水溶液中でアルミニウムをアノード酸化した場合は約1.4nm/Vである。タンタルのアノダイジングレシオは約1.6nm/V、ニオブは2.4 nm/Vである。図2-2はタンタルと二オブの渦巻状電極を0.1Mのリン酸中において定電流定電位法で化成処理した図2-2である。タンタル、二オブとも直線的に電位が上昇し定電位保持後は急激に電流値が減少し不働態化していることが分かる。ファラデーの法則に従い流れた電気量に比例して皮膜が厚くなるので電極電位は皮膜の成長に伴い直線的に上昇するのである8)
水溶液系と有機電解液系ではちがいます2)。
コンデンサにたまった電気量はQ=CV3)であらわされます。
第16回ARS琵琶湖コンファレンス4)
(1) , アノダイジングレシオ, , メートル毎ボルト, (物理量).
(2) リチウム電池駆動用電解液中におけるアルミニウムの不働態化
立花和宏、佐藤幸裕、仁科辰夫、遠藤孝志、松木健三、小野幸子, Electrochemistry, Vol. 69, No.9, pp.670-680, (2001).
(3) コンデンサにたまった電気量, (計算).
(4) 第16回ARS琵琶湖コンファレンス@滋賀県長浜市
立花和宏, 研究ノート, (1999).
(2) リチウム電池駆動用電解液中におけるアルミニウムの不働態化
立花和宏、佐藤幸裕、仁科辰夫、遠藤孝志、松木健三、小野幸子, Electrochemistry, Vol. 69, No.9, pp.670-680, (2001).
(3) コンデンサにたまった電気量, (計算).
(4) 第16回ARS琵琶湖コンファレンス@滋賀県長浜市
立花和宏, 研究ノート, (1999).