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溶媒

溶剤としての意味では固体気体溶解する液体です物理化学的な意味では溶液構成する化学成分のうちもっとも量が多い成分のことです1)溶媒分類いろいろあるが誘電率酸性塩基性などによって大きく分類される有機物溶媒有機溶媒もいいます2)

両性溶媒
中性3)メタノール
プロトン供与性
プロトンDMSO

非プロトン性溶媒
極性プロトン
極性プロトンプロピレンカーボネート4)
不活性ベンゼン5)

溶媒は精製しなければなりません蒸留ぞけない不純物の除去にはモレキュラーシーブス酸化リン硫酸カルシウム活性化アルミナ水酸化カリウム酸化カルシウムなど溶媒加えてかき混ぜ乾燥する

比誘電率の大きな溶媒極性溶媒そうでない溶媒非極性溶媒ということもあります
溶媒の電気伝導率理解する上でもっとも重要な物性は溶媒比誘電率粘度電解液中のアニオンカチオンの間に働く静電気力はクーロンの法則に従いますですからリチウムイオンアニオンの電気的相互作用は比誘電率の高い溶媒ほど弱くリチウム塩の解離が容易になり自由イオンの数が多くなります

トルエン6)ジクロロメタン7)キシレン8)トリクロロエチレン9)エチルベンゼン10)などの溶媒はPRTR法の規制受けるので管理徹底しましょう11)

関連書籍溶媒の性質と分類12)
4.3溶媒13)

動画14)
丁目サイエンス劇場氷とガラス
http://c1.yz.yam…


実験方法 > 材料&試 > 電解液,材料&試料
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).

無機工業 > 環境と法規制、ISOなど,無機工業化学の関連科目
立花 和宏,無機工業化学, 講義ノート, (2007).

四丁目サ > 氷とガラス,四丁目サイエンス劇場
立花 和宏,ピカッとさいえんす, 講義ノート, (2008).

(1 > 液体状態
井上 勝也 著, 現代物理化学序説 改訂版, 培風館, (198).
(2実験方法 > 材料&試 > 電解液,材料&試料
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(3WaterH2O, = 18.01528 g/mol, (化学種).
(4プロピレンカーボネートC4H5O3, = 101.0819 g/mol, (化学種).
(5ベンゼンBenzeneC6H6, = 78.11364 g/mol, (化学種).
(6トルエンC6H5CH3, = 92.14052 g/mol, (化学種).
(7ジクロロメタンCH2Cl2, = 84.93288 g/mol, (化学種).
(8キシレンC8H10, = 106.1674 g/mol, (化学種).
(9トリクロロエチレンCCl2CHCl, = 131.38894 g/mol, (化学種).
(10エチルベンゼンC6H5CH2CH3, = 106.1674 g/mol, (化学種).
(11無機工業 > 環境と法規制、ISOなど,無機工業化学の関連科目
立花 和宏,無機工業化学, 講義ノート, (2007).
(12 > 溶媒の性質と分類
伊豆津公佑, 非水溶液の電気化学, 培風館, (1995).
(13 > 溶媒
荻野博・飛田博実・岡崎雅明, 基本無機化学, 東京化学同人, (2000).
(14四丁目サ > 氷とガラス,四丁目サイエンス劇場
立花 和宏,ピカッとさいえんす, 講義ノート, (2008).
(1)リチウム電池駆動用電解液中におけるアルミニウムの不働態化
立花和宏、佐藤幸裕、仁科辰夫、遠藤孝志、松木健三、小野幸子,Electrochemistry, Vol. 69, No.9, pp.670-680,,(2001).