語釈1.
加圧して体積1)を小さくし密度を高めることです。熱機関では化学エネルギーを力学エネルギーに変換するのに使います2)。圧縮には圧縮機(コンプレッサー)を使います。圧縮機には往復動圧縮機のほか、スクリュー圧縮機、遠心圧縮機(ターボ圧縮機)などがあり冷媒の種類などで使い分けます。圧縮機を駆動するにはモーターやエンジンなどで仕事(動力)を供給する必要があります。減圧して体積を大きくし密度を低めるのは膨張です。
物質ばかりでなくエネルギーや情報まで圧縮します。たとえば記憶メディアでは記録密度をあげ、集積回路では配線密度をあげ、電池ではエネルギー密度をあげ、画像や音声の変調では情報密度をあげる3)、といった具合です。
(1) V, 体積, volume, 立方メートル, (物理量).
(2) エネルギー変換サイクル
田 薫、原納 淑郎、鈴木 啓三, 応用物理化学II, 培風館, (1990).
(3) 映像システムの基礎―ディジタル化への要素技術とその応用―(目次)
映像メディア学会, 映像システムの基礎―ディジタル化への要素技術とその応用―, コロナ社, (2006).
(2) エネルギー変換サイクル
田 薫、原納 淑郎、鈴木 啓三, 応用物理化学II, 培風館, (1990).
(3) 映像システムの基礎―ディジタル化への要素技術とその応用―(目次)
映像メディア学会, 映像システムの基礎―ディジタル化への要素技術とその応用―, コロナ社, (2006).