金属を融点以上に、溶かして型に入れて成型する方法を鋳造と言います。
長崎造船所 史料館のHPに下記の記述があります。行ってみましょう。
この史料館は、長崎造船所が日本の近代化に果たした役割を永く後世に残そうと、1985年(昭和60年)10月に開設したものです。
史料館に利用されている赤煉瓦の建物は、1898年(明治31年)7月三菱合資会社三菱造船所に併設の「木型場」として建設されたもので、三菱重工業株式会社発祥の長崎造船所に現存する最も古い工場建屋で、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」(2015年登録)の構成施設の1つです。
100年以上の風雪に磨かれた赤煉瓦は、わが国の近代工業の黎明期に於ける長崎造船所の華やかな門出を偲ばせます。
館内は13コーナーに分かれ、1857年(安政4年)に長崎造船所前身の長崎溶鉄所建設が着手されたときから現在まで900点を展示しています。
日本最古の工作機械や海底調査用潜水器具の泳気鐘、日本初の国産蒸気タービンなど技術の進歩を物語る珍しい品々のほか写真等で長崎造船所の歴史的変遷を紹介しています。
出典:
長崎造船所 史料館 1)
内匠(たくみ)
無骨な1合炊き鋳鉄羽釜・かまど
「内匠」
固形燃料一つで本物の羽釜ご飯が美味しく炊きあがります。
?見た目は真っ黒で飾り気のない無骨な羽釜ですが、あなたのお料理で食卓に彩を添え、笑顔の花を咲かせてください。
古来より 鋳鉄 は調理器具・農機具等人々の生活の中に無くてはならないものであった。 しかし近年は 軽金属 や プラスチック 類等にその地位をとって代わられている。 そこで我々は、あえて鋳鉄の不得意分野(小物・薄物)に挑戦! 古来の鑪(たたら)溶解の流れをくむキュポラ溶湯と、 新開発低臭気・低不良砂を使用したシェルモールドとの組み合わせにより、 最少肉厚 3mm の鋳鉄製羽釜・釜戸の鋳造に成功した。 1合 のご飯が固形燃料1つで炊き上がり、 少量でもとても美味しい釜炊きご飯が毎日でも食べられるようになった。
出典:
最先端技術で蘇る美味しい釜炊きごはん 3)
より引用
「平安時代に入ると、「姫飯(ひめいい)」と呼ばれるものになる。
これは現代のご飯と、ほぼ変わらないものだ。
現在でも土鍋でご飯を作ることがあるが、これはまさにそれである。
ただ「姫飯」が食べられたのは、貴族をはじめとする一部の上流階級だけで、
一般庶民はまだまだ粥を食べていた。
鎌倉時代に入ると、金属製の羽釜が作り出される。
時代劇などで、かまどの上にのせられている、アレである。
この羽釜は、「煮る」、「蒸す」という行程をまとめて、
「炊く」という作業に発展させた。」
長崎造船所 史料館. http://www.mhi.co.jp/company/facilities/history/, (2018-04-29)
仁科先生の工場見学ルポ:株式会社マツバラ@岐阜県. /amenity/Syllabus/@Lecture.asp?nLectureID=2206. (参照2008-05-24).
最先端技術で蘇る美味しい釜炊きごはん. https://a.yamagata-u.ac.jp/amenity/~host/yz/c1/Daily/2015/kahaku_2015.asp, (2018-04-29)
長崎造船所 史料館.http:/
最先端技術で蘇る美味しい釜炊きごはん.https:/