語釈1.
いろいろなエネルギーを力学エネルギーに変換する装置をアクチュエータといいます。電車の動力として使われるモーターはもっとも代表的なアクチュエータです。磁気アクチュエータ、圧電アクチュエータ、磁歪アクチュエータ、静電アクチュエータ、誘電エラストマー、筋肉、などなどがあります。電気や熱のエネルギーによって物質の体積や長さが大きく変化すればそれはアクチュエータとなります。アクチュエータは動力だけでなくスピーカーやポンプにも応用されます。ハワイの望遠鏡「すばる」はアクチュエータによって鏡を制御します1)。