語釈1.
クラス。集合の要素としての集合。集合A={メタン1)、エタン、エチレン、アセチレン、ベンゼン、エタノール、メタノール}とすれば
たとえば、
類А=[{エタン、エタノール、エチレン、アセチレン}、{メタン、メタノール}、{メタノール、エタノール}、{ベンゼン}]
が定義できます。類の要素の列挙には混乱をさけるため{}ではなく[]を使います。
このとき
官能基による分類
類Б=[{アルコール類:メタノール、エタノール}、{芳香族:ベンゼン}]
炭素数による分類
類Б=[{炭素数1:メタン、メタノール}、{炭素数2:エタン、エタノール、エチレン、アセチレン}]
は類Аの部分類となります。
物質は純物質と混合物に分類できるといったとき純物質にもいろいろな物質が含まれており、混合物にもいろいろな物質が含まれています。こういう場合に純物質と混合物を類といいます。
【関連書籍】集合論2)
(1) メタン, , CH4(g), FW = 16.04276 g/mol, (化学種).
(2)  > 集合論
Seymour Lipschutz、成嶋弘, 離散数学 コンピュータサイエンスの基礎数学, オーム社, (1995).
(2)  > 集合論
Seymour Lipschutz、成嶋弘, 離散数学 コンピュータサイエンスの基礎数学, オーム社, (1995).