外部回路に電流を取り出すため、電池には集電金属部材が必要である。リチウム二次電池には有機電解液が使われる。しかしながら、有機電解液に対する金属部材の耐電解液性と金属部材の腐食挙動についてはあまり知られていない。本セミナーでは金属部材の腐食や不動態化についての基礎的事項を解説し、リチウム二次電池のタブリードへのアプローチについて議論する。
本講義では電気化学の基礎知識とリチウムイオン二次電池の構造、リチウムイオン二次電池電極作成のスラリーの調製・分散・乾燥と電池性能の関係などの電気化学的測定法について平素に解説する。 ■この講座を受講して習得できること: ・材料、構造、性能がそれぞれどのようにつながっているかの理解。 ・基礎知識と応用のつながり。
クロス・カリキュラム。音楽ができれば物理は怖くない。
20170421? インピーダンス 電気力線 抵抗率 静電誘導 など高校物理の復習をおすすめします。
日 時 : 平成29年3月23日(木) 10:00~17:00 会 場 : [東京・五反田] 技術情報協会 セミナールーム
20170323 リチウム二次電池用正極材料の水系化技術
アルミニウムをアノード酸化したときの化成電位とくみ上げられた電解コンデンサの耐電圧はほぼ同じである。 というのは、アルミニウムの酸化皮膜の内部電場強度は、酸化皮膜と電解液の界面に支配され、 水溶液系でアノード酸化された皮膜を水分を含む駆動用電解液で使うからある。
導電性高分子材料をカソード材料に使った場合、事情は少々異なってくる。 水溶液系でアノード酸化された皮膜に接触しているのは、水分をほとんど含まない導電性高分子であるからだ。
アルミニウムの表面酸化皮膜が有機電解液中でのアノード分極によってフッ化皮膜に置換する過程について アルミニウムの表面酸化皮膜が有機電解液中でのアノード酸化に及ぼす効果