3-3308 内部資料 鈴木崇広 図の検索 現代の電気化学1章 8章 波動方程式
吾輩は白谷である。名前はまだ無い。どこで生れたか大体察しはついているがあまり言いたくない。 何でも寒くてラブホが乱立したした所でギャーギャー騒いでいた事だけは記憶している。 吾輩はここで始めて研究者というものを見た。 しかもあとで聞くとそれは教授という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。 この教授というのは時々我々を捕つかまえて生き血を吸うという話である。 しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。 ただ彼の研究室に入れられてスーと持ち上げられた時何だかモヤモヤした感じがあったばかりである。 研究室の中で少し落ちついて教授の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始めであろう。 この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。 第一笑顔をもって装飾されべきはずの顔がのっぺりしてまるで機械だ。 その後白谷にもだいぶ逢ったがこんな片輪には一度も出会でくわした事がない。 のみならず人格の真中があまりに鬱屈している。 そうしてその興味の中から時々延々と説教をたれる。 どうもくどくて実に弱った。これが教授の読む論文というものである事はようやくこの頃知った。
以下、研究内容
表面修飾コンデンサの濡れ性と静電容量の観察with後藤君(要認証)
EGとGBLの電気伝導性についてwith鈴木君、メンディ2号(要認証)
導電性高分子固体電解コンデンサの耐電圧と漏れ電流with今井君、阿部さん、鈴木君、後藤君(要認証)
表面修飾Al箔のLiNO3aq中におけるブレークダウン電圧(要認証)
こっから修論みたいにしてーなあ
アルミ固体電解コンデンサの溶媒添加による等価直列抵抗低減現象について
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Al(anode) | アジピン酸アンモニウム水溶液 | SUS304(Cathode)
DC約200V、電流30mA、電極面積約8cm2
アノード酸化被膜に局所的な高い電場がかかると 電子雪崩により絶縁破壊が起こる。 その結果、アノード酸化は火花放電となり、 その火花放電を起こす火花電圧より高い電圧では進行しない。
参考文献
永田伊佐也. 電解液陰極アルミニウム電解コンデンサ. 第2版,日本蓄電器工業,1997,706p(280).
アルミニウムを陽極として電圧を加えた場合は、電流は酸化皮膜を作った時の電圧より低いところではほとんど流れない。 しかし、電圧の方向を逆にした時には、2Vを超えたあたりから急激に大きな電流が流れることがわかる。1サイクル目は -5Vの時、電極面積12cm2のAl箔に45mAもの電流を流している。 アルミニウム表面から激しく気体が生じているのも確認した。この特性は、 明らかに電圧・電流の関係で顕著な方向性を示しており、整流器の特性と同一である。
参考文献
永田伊佐也. 電解液陰極アルミニウム電解コンデンサ. 第2版,日本地区電気興業