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20180119更新

アルミニウム電解コンデンサのカソード材料のHOMO-LUMO

HOMOはHighest Occupied Molecular Orbitalで、LUMOはLowest Unoccupied Molecular Orbitalである。   英語で読むと、そのまんまで、HOMOは電子が入ってる(≒Occupied)分子軌道(Molecular Obital)の中で、最もエネルギーが高い軌道。   LUMOは電子が入っていない(Unoccupied)分子起動の中で、最もエネルギーが低い軌道。

写真

アルミニウム電解コンデンサ駆動用溶媒

アルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液は実質、陰極の役割を果たしている。駆動用電解液に求められる基本的な性能は次の通りである。

1.陽極、陰極、電解紙などの構成材料に対して科学的に安定であること。

2.電極面をよくぬらす性質を有すること。

3.電気伝導性を有すること。

4.陽極酸化皮膜を保護し、弱点部などを修復する化成能力を有すること。

5.高温においても蒸気圧が低いこと。

6.長期間安定した性質を有し毒性など配慮した物質であること

参考ページ:エルナー株式会社 コンデンサの原理

ガンマブチロラクトン ガンマブチロラクトン Gammabutyrolactone
エチレングリコール エチレングリコール Ethyleneglycol

非水系の電気二重層キャパシタ駆動用溶媒

アセトニトリル アセトニトリル Acetonitrile
エチレンカーボネート エチレンカーボネート Ethylenecarbonate
プロピレンカーボネート プロピレンカーボネート Propylenecarbonate
トリエチルアミン トリエチルアミン Triethylamine
ジエチルカーボネート ジエチルカーボネート Diethylcarbonate