二酸化炭素(CO2)は、燃焼熱 x 〔kJ/mol〕も生成熱 x 〔kJ/mol〕も同じです。エンタルピー H 〔J〕は、生成熱 x 〔kJ/mol〕に物質量 n 〔mol〕をかけたものです。
二酸化炭素の分子量が、44 グラム毎モルで、酸素(O2)の分子量が32グラム毎モルですから、体重1キログラムダイエットしようと思ったら、3万kJの排熱をしなければならないと言うことです。
計算が面倒なので、単位の統一も推奨されているで、ジュールオフと言って欲しいところですが、言葉のイメージのせいか、ダイエットや食品の世界ではカロリーオフの方が一般的なので熱の仕事当量を使って換算すると8千kcalです。
1キログラムダイエットするには、8千kcalの排熱が必要なのです。
基礎代謝量 x 〔kcal/day〕はざっくり1,500kcal/day。性別と年齢が同じなら、体表面積にほぼ比例します。
メッツ
自分あるいはダイエットが必要な人の目標値(キログラム)を決めて、排熱量をジュールで計算しなさい。