- アルミニウム接触抵抗の評価法
- アルミニウムの不働態皮膜
- 0003.0001.0008. アルミニウム酸化皮膜に対する活物質表面の静電遮蔽
アルミニウムの表面をエンボス加工やエッチング加工によって、その表面積を増やすことができる。表面積が増えれば静電容量が増えるものの、必ずしも接触抵抗が低減されるとは限らない。なぜなら接触抵抗は電流が通電しているときに意味を持つものであって、表面積ではなく断面積で左右されるからである。しかしながらアルミニウムの拡面処理が全く無意味かというと事実はそうとも限らない。これは接触抵抗の非直線性、あるいは炭素材料と皮膜の半導体特性などに起因すると思われるが詳細は定かではなく、今後の研究に期待される。
【業績】本田千秋…らは、2014年にEvaluation of Contact Registance of Aluminum Current Collector Surfaces for Energy Storage Systemsについて報告し、エネルギーシステムのための接触抵抗を評価するのに低周波法と高周波法を組み合わせた。 【グラフ】図4にThe Cole-Cole-plot of both electrode(a) and…と述べているEvaluation of Contact Resistance of Aluminum Current Collector Surfaces for Energy Storage Systems1)。