硫酸ソーダその他の工業製品製造設備の模型@造幣博物館(本局)

http://www.mint.go.jp/plant/museum.html
お散歩の中にサイエンスを探し求めて♪ の単元です。

小単元

概要

硫酸ソーダその他の工業製品製造設備の模型

創業当時造幣寮では金銀の分離精製や貨幣円形えんぎょうの洗浄に多量の硫酸必要としこれ自給するため1872明治イギリス人の硫酸製造技師フィンチ鉛職工雇い入れ硫酸製造開設し硫酸製造開始しました

最初は鉛室えんしつ硫酸焚焼釜ふんしょうがま12蒸発建て日におよそトンあまり製造していましたその後年々需要量が増加してきた局外の需要にも応じ中国大陸へも輸出していました1876明治蒸発1881年には鉛室増築する同年にはソーダ製造開設し硝酸塩酸アンモニア硫酸ソーダ苛性ソーダなどの化学薬品も製造されるようになりましたところが各地に硫酸製造工場硫酸ソーダなどの化学薬品が国内で調達できるようになってきたため1885明治18製造取り止め全面的に民間に委ねることになりました

模型ソーダ粗製ソーダ硫酸ソーダ製造設備は当時化学大家と仰がれた宇都宮郎の設計監督により制作されたものです当時は図面より設備作る技術が発達していなかったのでまずこのような模型作りこれ基にして建物が建設されました

関連講義

お散歩の中にサイエンス探し求めて♪,1)

お散歩の中にサイエンス探し求めて♪,2)

科学ゼミU,3)

4)

電気化学の庵,宇都宮うつのみやさぶろう5)

無機工業化学,6)

1873年大阪造幣寮で日産トンの鉛室法硫酸が製造された

1881年大阪造幣局でカセイソーダの工業的製造が始まった

取材日

2008年12月

関連講義

無機工業化学,7)

電気化学の庵,8)

関連書籍

9)

10)


関連の展示品

参考文献書籍論文 ・URL)