語釈1.
1.アルミニウムの不働態化のシミュレーションサイクリックボルタモグラム1)2)を測定することです3)。
クロノポテンショメトリー、クロノアンペロペトリーとともに電気化学測定法の花形ですね4)5)。
電気化学セルを設定して、ポテンショスタットで電位を掃引して、電流を測定する技法です。測定結果は、サイクリックボルタモグラムと言います。ポイントは一定の速さで電位を変化させることです。電位を手で変えながら電流をはかるとわかりますが、同じ電位でも時間とともに電流が変化します。そこでより正確な電流と電位の関係を知るために電位掃引速度を一定にするのです。サイクリックというのは繰り返しという意味で、系の可逆性を評価するときに使います。
溶液に溶けている化学種についての可逆系、非可逆系の議論は、どの教科書にもたいてい書いてあるのですが、腐食系、皮膜生成系、電池系、などについて触れている教科書は少ないですね。
主なパラメータは電位掃引速度、電位掃引範囲など。掃引の開始電位は0ではありません。たいていの平衡系の酸化還元電位は0でないからです。自然電位を測定して、それを開始電位に設定しましょう。いきなり0Vに電位を設定すると予期せぬ電流が流れてせっかくの試料をオジャンにすることがあります。
【物理量】
電位掃引速度6)電流7)
【プロット】サイクリックボルタモグラム8)
EDLCのボルタモグラム(デジタルシミュレーション), グラフ.
実験方法 > 測定と評 > ボルタン > サイクリックボルタンメトリー(CV),ボルタンメトリー
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(1) サイクリックボルタモグラム,電位,電流, (プロット).
(2) EDLCのボルタモグラム(デジタルシミュレーション), グラフ.
(3) 電気化学:測定と解析のてびき:サイクリックボルタンメトリー(2)準可逆波、非可逆波
, ,0,1(2005).
(4) 電流電位 > サイクリックボルタンメトリー
藤嶋昭, 相澤益男, 井上徹著, 電気化学測定法, 技報堂出版, (1984).
(5) 実験方法 > 測定と評 > ボルタン > サイクリックボルタンメトリー(CV),ボルタンメトリー
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(6) 電位掃引速度(potential scan rate) [ボルト毎秒].
(7) 電流(electric current) [アンペア].
(8) サイクリックボルタモグラム,電位,電流, (プロット).
(2) EDLCのボルタモグラム(デジタルシミュレーション), グラフ.
(3) 電気化学:測定と解析のてびき:サイクリックボルタンメトリー(2)準可逆波、非可逆波
, ,0,1(2005).
(4) 電流電位 > サイクリックボルタンメトリー
藤嶋昭, 相澤益男, 井上徹著, 電気化学測定法, 技報堂出版, (1984).
(5) 実験方法 > 測定と評 > ボルタン > サイクリックボルタンメトリー(CV),ボルタンメトリー
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(6) 電位掃引速度(potential scan rate) [ボルト毎秒].
(7) 電流(electric current) [アンペア].
(8) サイクリックボルタモグラム,電位,電流, (プロット).
語釈2.
(1)塩酸中におけるアルミニウムの交流エッチングの分極挙動松木健三,立花和宏,船越明,菅沼栄一,金属表面技術, Vol.38, No.6, pp.246-250,,(1987).
(2)アルミニウム陽極酸化時の高電圧領域における挙動
立花和宏,松木健三,表面技術, Vol.44, No.12, pp.146-147,,(1993).