1.
関係代数と関係論理からなる演算体系1)。差、射影、選択、直積からなります。関係代数にもとずくデータモデルを関係モデルといい、表の表現によく適合するので、おおかたのデータベースの基本として採用されている論理モデルです2)。ひとことで言えば属性空間における個々の集合の直積の部分集合ということです。たとえば集合「用途」={電解液,活物質,導電助剤,集電体,バインダー}、集合「材料」={酸化マンガン,食塩水,アルミニウム,炭素,テフロン}とするとき、直積「用途」×「材料」={(電解液,酸化マンガン),(電解液、食塩水),…}の部分集合「成分」={(電解液、食塩水),(集電体、アルミニウム),…}を関係といいます。
(1)  > 関係
Seymour Lipschutz、成嶋弘, 離散数学 コンピュータサイエンスの基礎数学, オーム社, (1995).
(2) データの > 代表的なデータモデルと演算
川合慧, 情報, 東京大学出版会, (2006).
Seymour Lipschutz、成嶋弘, 離散数学 コンピュータサイエンスの基礎数学, オーム社, (1995).
(2) データの > 代表的なデータモデルと演算
川合慧, 情報, 東京大学出版会, (2006).