語釈1.
文字素(記号)の順列1)。言語においてこれ以上分解すると意味がわからなくなる最小の単位。厳密には形態素(morpheme)と呼ばれ、単語には活用などの語形変化があります。これ以上分解すると意味がわからなくなりますが、単語だけでは意味はあいまいです。たとえば「ピンク」と言う単語はそれだけでは「石竹」という花の名前なのか、「石竹」という花の色に似た色の名前なのかがはっきりしません。また複合語になると「ピンク映画」は色の名前を離れた意味を持ちますし、「ピンクレディー」はカクテルの名前なのか特定の芸能人の芸名なのかはあいまいです。
単語には文法上の機能によって名詞(名前)、動詞などの種類があります。また単語と単語の関係によって訳語、同義語、類似語、複合語、外来語などがあります。