1.
流体を扱う力学です。流体が固体とちがうところは静止状態の流体内部の応力にはどっちむきでも同じ圧力になっているということです1)。質点の運動を追跡するようなわけにはいかないので、流体の速度ベクトルを考えてこれを位置の関数として流速の場としてとりあつかいます。液体やスラリーの輸送、可塑性を持つ材料の成型加工などに応用されます。チョコレートやバターは粘塑性流体です2)。
流体における浮力の大きさは物体と同体積の流体の重さに等しく、その作用点は流体でお置き換えた流体の重心とおなじ場所です。これをアルキメデスの原理といいます。流量3)や圧力なども取り扱います。
(1) 弾性体と流体
小出昭一郎著, 物理学, 裳華房, (1997).
(2) チョコレートとバレンタイン,四丁目サイエンス劇場
立花 和宏, 四丁目サイエンス劇場, 講義ノート, (2007).
(3) qv, 流量, volume flow rate, 立方メートル毎秒, (物理量).
小出昭一郎著, 物理学, 裳華房, (1997).
(2) チョコレートとバレンタイン,四丁目サイエンス劇場
立花 和宏, 四丁目サイエンス劇場, 講義ノート, (2007).
(3) qv, 流量, volume flow rate, 立方メートル毎秒, (物理量).