語釈1.
しきりのこと。電気化学セルや電池の正極と負極のしきり。電池ではイオンを通し、電子を通さない膜。セパレータ。合材、集電体などとともに電池や電解コンデンサの構成部品のひとつ。電池の隔膜には多孔膜、ゲル、固体電解質、あるいはその組み合わせなどが使われます。1936年のダニエル電池1)2)で採用されました3)。液体の電解質、すなわち電解液を使う電池では正極と負極の接触を防ぎかつ電解液が充分浸透する多孔膜を使います。電解質に溶解したりと反応したりしない紙やプラスチックの材料で作ります。固体電解質では電解質そのものを隔膜として利用できます。
リチウムイオン二次電池では、容量を向上させるのにフィルムの厚みをぎりぎりまで薄くしており安全性の確保が課題です4)。可燃性の電解液を排除し、安全性を高めるために隔膜をゲル電解質やポリマー電解質で置き換える試みもさかんです5)。
工業電解や食塩製造などでも重要です。
ダニエル電池,一次電池―乾電池など
仁科 辰夫, 卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2008).
ダニエル電池の作成と単極電位の確認,銀/塩化銀電極(基準電極)の作成とエレクトロメータの較正
遠藤 昌敏, 無機・分析化学応用実験, 講義ノート, (2008).
化学史,高校化学
仁科 辰夫, 電気化学の庵, 講義ノート, (2008).
化学エネルギーから電気エネルギー(鉛蓄電池、リチウムイオン二次電池),エネルギー変換化学のアウトライン
立花 和宏, エネルギー変換化学, 講義ノート, (2007).
(1) ダニエル電池,一次電池―乾電池など
仁科 辰夫, 卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2008).
(2) ダニエル電池の作成と単極電位の確認,銀/塩化銀電極(基準電極)の作成とエレクトロメータの較正
遠藤 昌敏, 無機・分析化学応用実験, 講義ノート, (2008).
(3) 化学史,高校化学
仁科 辰夫, 電気化学の庵, 講義ノート, (2008).
(4) 化学エネルギーから電気エネルギー(鉛蓄電池、リチウムイオン二次電池),エネルギー変換化学のアウトライン
立花 和宏, エネルギー変換化学, 講義ノート, (2007).
(5) リチウムイオン二次電池-材料と応用-(目次)
芳尾真幸、小沢昭弥, リチウムイオン二次電池-材料と応用-第二版, 日刊工業新聞社, (1996).
仁科 辰夫, 卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2008).
(2) ダニエル電池の作成と単極電位の確認,銀/塩化銀電極(基準電極)の作成とエレクトロメータの較正
遠藤 昌敏, 無機・分析化学応用実験, 講義ノート, (2008).
(3) 化学史,高校化学
仁科 辰夫, 電気化学の庵, 講義ノート, (2008).
(4) 化学エネルギーから電気エネルギー(鉛蓄電池、リチウムイオン二次電池),エネルギー変換化学のアウトライン
立花 和宏, エネルギー変換化学, 講義ノート, (2007).
(5) リチウムイオン二次電池-材料と応用-(目次)
芳尾真幸、小沢昭弥, リチウムイオン二次電池-材料と応用-第二版, 日刊工業新聞社, (1996).