語釈1.
四フッ化ホウ酸リチウム1)、ホウフッ化テトラエチルアンモニウム2)などのアニオンです。有機電解液中では六フッ化リン酸イオン3)と同様にフッ化物イオン4)を生成し、アルミニウムと反応してフッ化アルミニウムの不働態皮膜を生成します5)6)。テトラフルオロホウ酸テトラ‐n‐ブチルアンモニウム7)
ホウフッ化テトラエチルアンモニウム/PC8)
カチオン性錯体を合成するときの安定な対アニオンとして使われます。
イオン液体のアニオンとしても知られます。このような対アニオンとしては四フッ化ホウ酸イオンのほかに六フッ化リン酸イオン9)や、過塩素酸イオン10)が知られています。
導電性高分子のn型ドーパントとして使います11)
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),電解質12)
> アルミ電解コンデンサとリチウムイオン二次電池,
立花 和宏,非水カソード材料とアルミ, 講義ノート, (2006).
実験方法 > 材料&試 > 電解液 > 有機電解液(リチウム電池、EDLC),電解液
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
実験方法 > 材料&試 > 電解液 > 電解質,電解液
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2009).
(1) 四フッ化ホウ酸リチウム, , LiBF4, FW = 93.7446 g/mol, (化学種).
(2) ホウフッ化テトラエチルアンモニウム, , C8H20NBF4, FW = 217.0571 g/mol, (化学種).
(3) 六フッ化リン酸イオン, , PF6-, FW = 144.9642 g/mol, (化学種).
(4) フッ化物イオン, , F-, FW = 18.9984 g/mol, (化学種).
(5)  > アルミ電解コンデンサとリチウムイオン二次電池,
立花 和宏,非水カソード材料とアルミ, 講義ノート, (2006).
(6) 実験方法 > 材料&試 > 電解液 > 有機電解液(リチウム電池、EDLC),電解液
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(7) テトラフルオロホウ酸テトラ‐n‐ブチルアンモニウム, Tetra-n-butylammonium tetrafluoroborate, [CH3(CH2)3]4NBF4, FW = 329.27214 g/mol, (化学種).
(8) @ > ホウフッ化テトラエチルアンモニウム/PC
ホウフッ化テトラエチルアンモニウム/PC, , (材料).
(9) 六フッ化リン酸イオン, , PF6-, FW = 144.9642 g/mol, (化学種).
(10) 過塩素酸イオン, , ClO4-, FW = 99.4506 g/mol, (化学種).
(11)  > 導電性高分子の電気的工学的性質
吉野勝美, 導電性高分子のはなし, 日刊工業新聞社, (2001).
(12) 実験方法 > 材料&試 > 電解液 > 電解質,電解液
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2009).
(2) ホウフッ化テトラエチルアンモニウム, , C8H20NBF4, FW = 217.0571 g/mol, (化学種).
(3) 六フッ化リン酸イオン, , PF6-, FW = 144.9642 g/mol, (化学種).
(4) フッ化物イオン, , F-, FW = 18.9984 g/mol, (化学種).
(5)  > アルミ電解コンデンサとリチウムイオン二次電池,
立花 和宏,非水カソード材料とアルミ, 講義ノート, (2006).
(6) 実験方法 > 材料&試 > 電解液 > 有機電解液(リチウム電池、EDLC),電解液
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(7) テトラフルオロホウ酸テトラ‐n‐ブチルアンモニウム, Tetra-n-butylammonium tetrafluoroborate, [CH3(CH2)3]4NBF4, FW = 329.27214 g/mol, (化学種).
(8) @ > ホウフッ化テトラエチルアンモニウム/PC
ホウフッ化テトラエチルアンモニウム/PC, , (材料).
(9) 六フッ化リン酸イオン, , PF6-, FW = 144.9642 g/mol, (化学種).
(10) 過塩素酸イオン, , ClO4-, FW = 99.4506 g/mol, (化学種).
(11)  > 導電性高分子の電気的工学的性質
吉野勝美, 導電性高分子のはなし, 日刊工業新聞社, (2001).
(12) 実験方法 > 材料&試 > 電解液 > 電解質,電解液
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2009).